午前中に、昨日一昨日と発生している取引先との問題について取引先の専務が来社された。



そこで問題点を2、3点ご指摘する。



同じ専務職と言えど、僕より30年以上長く生きてこられた方。



クレームと言えど、敬意をもってお話する。



こういうときほど、紳士的に話をしなければならない。



「クレームが発生したから、値下げしてくれ」などとは言語道断だ。



ただ、「紳士的」と「指摘」は相反する面もある為、経験を要する。



僕自身、まだまだ勉強中だが、サラリーマン時代にクレームを言われ、上司と謝罪しに行った経験も生きている。



この上司のこのクレーム対処は覚えておこう、この上司のクレーム対処は相手を余計に刺激してしまう、などなど本当に勉強になった。



お客様のご指導で僕自身が社員のクレームに同行しての謝罪というのはまだ無いが、そういう機会があれば、背中で示していかなければならない。



今となって、昔の上司、先輩が言っていたことが分かることが多い。



これからもまだまだ気付くことがあるだろうが、怒って頂いた上司、先輩に感謝です。



話は戻り、その専務との話は穏やかに終わり、当然ながら昨日来社した前の担当者の気遣いに応える意味でも改善案を示してもらったうえでえの取引再開となった。



ここまでクレームをつけたことも初めてで、MTでも社内で話したが、本当に自分自身も考えさせられる一件だった。