今日から新入社員の指導を引き継いだ。
僕は自分が若かった頃、徹底的に考え方から叩き込まれたので、どちらかというと実務よりそういった仕事への姿勢にウエイトを置いて指導する。
仕事への姿勢や意識がしっかりとした水準に達すれば、ほっといても自分でレベルを上げるようになる。
そういえば最近、去年一年間指導した社員の成長が著しく感じて嬉しい。
彼には指導中に・・・・
「他の社員に興味を持ち、コミュニケーションをはかるように」
と言ってきた。
ここで言うコミュニケーションとは、単なる雑談ではなく、先輩なら先輩らしく、前向きなコミュニケーションを指す。
後輩にも言うべき事を言えず、雑談しか言えないのはナンセンス。
彼にはそこを課題にしてきたからこそ、最近の変化が嬉しかった。
課題にしている部分を変えるのは難しい。
課題は今までそのやり方で生きてきている訳だから、短時間ではなかなか変わらない。
だからこそ、その部分を変えようという意識を持って仕事しないと、変わるはずがない。
他の社員にも課題を与えている。
ある社員には「僕と話しているとき以外でも覇気を持つように」
ある社員には「年齢に見合った基本的能力の向上」
他にも色々と言っているが、一番根本的な部分はこの辺りかな?
昨晩、新入社員に言いました。
「これから、厳しい事も言うだろう。でも、自分が成長することは僕も君も良い事になり、利害関係が一致しているんだよ。」
若い間は厳しいことを言われ続けると、本当に成長をさせる為に言われているのか、疑心暗鬼になってくる。
僕自身は気が短かったので、若い間は先輩とお互いに襟首をつかみ合うような衝突をよくしました。
だからこそ、その部分はしっかりと伝えておきたかった。
今日から、住民税も上がり、原油高で色々な生活商品の物価が上がることを報道番組でも何度も流れている。
ネガな発想でも、仕事を頑張らなければ、今後は生きていけない。
税率、年金問題、本当に生きるのに厳しい時代です。
当社に入ったからには、当社のシステムを利用して、早く新入社員にもやりがい・ポジション・給与を上げてもらいたい。
彼のこの3つが上がれば、会社も利益を享受しているでしょう。
この3つを上げるには、とにかく若い社員らしく「元気に!!」
頑張っていこう!
夜は当社が所属している八尾市製造業の異業種交流会MATECの懇親会に参加。
同じテーブルに座られていた㈱近畿ナルサの社長ともそういった話をしたが・・・
「大袈裟かも知れんけど、仕事は本当に生きるか死ぬかの戦いやもんね」と言われていた。
本当にそうだと思う。
少なくとも、会社にいる間は若い世代はそのくらいの気持ちで仕事に向かうべき。
そうでないと、40代、50代になっても今のポジションと大きくは変わらず、仕事内容もそう変わらない。
懇親会では、初対面の人も多かったが、楽しい時間を過ごせました。