入院までの間にこれまで私が経験した“病院あるある”をまとめてみました。
※あくまで個人の感想です。
 
大学病院で始めに応対するのは若い研修医の割合が高く、採血の量が足りなくて注射のやり直しなどイージーミスが起きるといった練習台にされる場合がある。
 
規模の大きい大学病院ほど、今後の研究の為に検査データを2次使用する許可を求められる事が多く使用許可のサインを頻繁に求められ煩わしい事がある。
治療の為の検査か研究に使用する為の検査か分からない時がある。
 
病院の規模の大小で待ち時間自体はさほど変わらないが、大きい病院ほど順番待ちの人の多さによる騒音に疲れる。
 
他の病院への紹介状を書いてもらう場合、紹介先でデータが足りないと言われる場合が出てくる。紹介状と一緒に検査データは全て揃えてもられると安易に信用してはいけない。
例えば高額な造影剤入りのMRIデータがない事によって、紹介先の病院で検査をし直す事になる事があるので必ず紹介状に付属するデータを確認しておいた方が良い。
 
がん検査で必須となるPETCT検査が出来る機材のある病院を選んだ方が良い。機材がない病院は別の施設で検査してくる必要が出るので遠方の施設へ向かう手間や時間が余計に掛かる。
 
舌がんの場合選択的動注化学療法を実施している病院でも、外科手術を勧められる事がある。
よほどステージが高く亜全摘出などの場合でないと、年齢が若い場合は外科手術以外の治療に消極的な場合が多い。
 
舌がんの場合最短で外科手術出来るまでにどの病院も最低2週間は掛かる。
動注治療の方が準備に掛かる時間は短い。
 
舌の痛み止めは強い物を処方してもらうと麻薬レベルになるらしく、処方箋薬局で薬を貰うにもいちいち“麻薬麻薬”と言われる。
 
あくまで病院初心者の私が経験した場合ですが、入院までの病院あるあるはこんな感じでした。
私の感想では規模の大き過ぎる大学病院よりがんセンターの方が病院選びとしては良いのではないかと思いました。