2月14日にがんを告知された私は2週間後の2月28日に手術が決まったのですが
あまり丁寧な説明が無いまま話の展開が早く、どこまで信頼出来る病院であるか自信が持てない事や手術ではなく選択的動注治療法でなるべく舌を切りたくないといった願望から
がん告知された翌日の2月15日に、手術をキャンセルしたいと病院に電話を入れました。
すぐに桐谷健太似の若手担当医は、電話口で舌を切らないと5年後の生存率が下がる
選択的動注の甘い言葉に騙されてはいけない、といった説得をされました。
彼の口調から舌を切る以外の選択肢は無く、選択的動注という治療法自体を認めていない様子でした。
結局彼の意見が正しいかどうか動注化学療法の病院で聞いてみて私が納得しない事には
どちらにも踏み切れないと判断し、他の病院への紹介状を書いてもらう事にしました。
その後私は3軒の病院を渡り歩く事になり、多くの“病院あるある”を体験するとは
この時点では思ってもみませんでした。
そして病院選びがとても難しい事を身を持って経験しました。
ある舌がん患者の体験談をYouTubeで聞いたところ
病院選びは3軒以上回って話を聞いた方が良いという話を聞きました。
あなたがもし、舌がんになった場合ひとつ目の病院をどこまで信頼出来ますか?
次回 セカンドオピニオンで東北へ向かう編へ つづく