まだ小学生の低学年だったころ、算数の授業で、「(アナログ)時計の読み方」は、すでに習っていた。それから高学年になると、「今何時?」と聞かれると、「そうね大体ね~♪」と答えるのが流行った。壁の時計を見て、マジで「何時何分」と答えるのは、「わかってない答え」だったのだ。
温泉あんまももひきバンド改め、サザンオールスターズと言う巨星が登場したのは、私が小学生の時だった。あの時、きっちり教えられた時計の読みは、大体で答えて良いんだ。と、目からうろこだった。(^_^;)
あれから十年も~♪(渡辺美里)、いや、四十年も経った。今では、大体ね~♪何時ごろで、ま~だ早い~♪のか、そうでないのかの分別も付く年齢になってしまった。
今は、例の災禍のため、おちおち行楽を楽しんでもいられない。しかしながら、ちょっと出かけたり、読書の傍ら、愛用する腕時計たちを巻いてみて、動かしてみて、刻む時を読みながら、そうね大体ね~♪などと、らしい過ごし方をしている。休日は。
平時は、そうもしていられない。リモートに不向きな仕事の性格上、職場に日々通わなければならない。こう言うときに、大体ね~♪だと大遅刻して、上司に大おこされてしまうため、仕事用と決めた時計を巻いて、電車に揺られ、歩きながらゼンマイのリザーブを稼いでいる。
今日は、時の記念日。腕に絶えず添わせることで、ピリピリしがちな人生に、せめてものささやかな愉悦を味わわせてくれる、そんな素敵な道具を造り出した先人の叡知に感謝しつつ、過ごしたいと思う。翌11日も、12日も、日々同じ事を言ってるんだろうなァ。と、感じるのは、時計変態なんでしょうね(^_^;)