映画の仕事
実は「音楽を作ったり、映画を作ったり出来たらいいな。」なんて、
若い頃思っていなかった。若いエネルギーを一心にそういった夢にぶつけなければいけない、
そんな時期、高校生活をうまく過ごせなくて、ほぼ鬱の状態になってしまったため、大学でも
その時のトラウマと戦う日々が長い間続いた。
親類の温情によりたまたま海外で生活がスタートすることができたことが唯一の救いで、
今でもそれを実現させてくれた、親含め多くの人間に感謝の念が止まない。
なにかクリエイティブな事をしたい、そういった仕事でお金を稼ぐのはどういう事だろうか、
そういうことに関わりたいと思ったのは2008年ぐらい、アメリカに移った時だったと思う。
学生時代の友人が渋谷の高層ビル大画面に出るような有名芸能人になって、彼が作った音楽を
CDショップで買って楽しんだ。彼と再会を果たすこととなったのは2012年、ロンドンである。