前回の続きです。
11.16(木) 〜Day4〜
【 台北馬偕記念病院 小児病棟3フロアにてデリパフォ 】
こちらも台湾に訪れる度にデリパフォを行わせて頂いています。すっかり馴染みのある場所となり、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
今回は小児病棟の3フロアでそれぞれ1回ずつ行わせて頂きました。
廊下の両側で観てくれる子どもたちとご家族のみなさん。
やはりここでも日本のデリパフォの時と同じく『親の愛』を感じました。
子どもたちがどんな反応するか、親御さんたちは一生懸命子どもたちの顔を見ています。
そんな姿に心がほっこり温まりました。そして一緒に楽しんでもらえるように私も全力で楽しみました。
『言葉が通じなくても曲を知らなくても、そんなの関係ない!一緒に楽しみたい!』
初回に比べて、良い意味でそんな図々しさが私にも備わってきたのを自分で感じました。
恥ずかしくて近づくと顔を背けてしまっていた男の子(でも気になるから隠れてこちらを見ている。笑)。何度もめげずに近づいてアピールしていたら最後に手を振ってくれたり、手を繋ぎながら一緒に踊ってくれる女の子がいたり、終わるのが寂しくて泣きだしてしまった子がいたり、今年も宝物のような素敵な思い出が増えました(*^^*)
嬉しかったです。一緒に楽しんでくれたみんな、謝謝❤︎また会えたらいいな。
いつもこの病院に来て思うのは、初めてここでデリパフォした時に出会った小さな小さな赤ちゃんとお母さんは今どうしているかな、という事です。
チラシなどでもよく使ってもらっているこちらの写真は、3年前の1月に初めて心魂台湾ツアーでデリパフォを行なった時のものです。
赤ちゃん、もう大きくなっているんだろうな(*^^*)
どんな子に成長しているんだろう。
この子との再会は奇跡でも起こらない限り難しいと思うのですが、私はこの写真のこの赤ちゃんとお母さんの笑顔に何度も救われました。
再び会う事が出来たらこの写真を見せてお礼が言いたい、と密かに思い続けています。
今回も私に力を与えてくれた子どもたち。
でも次に訪れる時にはいない子の方が多いだろうし、そうであって欲しいとも願います。
正に一期一会。
この日も、少しでも気を緩めたら涙腺が崩壊してしまいそうな気持ちを楽しさに変えて過ごしました。
いつも温かく迎えてくださる馬偕記念病院の皆さん、本当にありがとうございます。
そういえば嬉しい再会が!
台北から少し離れたところにある新竹という場所の馬偕記念病院の院長先生が、今年台北の副院長先生として異動されて病院にいらっしゃり再会する事が出来ました!
パフォーマンス中に先生のお姿を発見し一瞬「あれれ??」となりましたが、その後お話する事ができて謎が解けました。
こんな素敵な再会もあるのですね♪
Facebookでも繋がってくださる気さくな副院長先生、今年もお会い出来て嬉しかったです!
夜はお世話になっている台北の元副院長先生と再会&お食事。
こちらも嬉しい再会です(*^^*)
英語が話せるコニタンがお隣に座り、お話も盛り上がっていました。
この日の活動レポートは心魂デリパフォデビューのコニタンです↓
11.17(金) 〜Day5〜
【 新竹馬偕記念病院の小児病棟&ロビーでデリパフォ 】
早朝にホテルを出発し、新幹線で新竹に移動。
着いたらすぐに本番でした。
毎年お会いする底抜けに明るい職員さんが今年も歓迎してくださり、子どもたちやご家族もどんどん集まってくれて嬉しかったです(*^^*)
素敵なポスターも作ってくれました♪
終わるとひと息つく間もなくロビーへ移動。
大注目の中、軽くリハーサルを行ってから本番となりました。
新竹馬偕記念病院のロビーでパフォーマンスをするのは初めてでした。
通り過ぎようとしていた方も足を止めて観てくださり、二階から手を振ってくださる方もいて、子どもたちは無邪気に楽しんでくれて幸せいっぱいのデリパフォでした。
この日の活動レポートは大塚たかしです↓
コニタンとまなちゃんはこれにて活動終了。
前に台東で頂いた釈迦頭が美味しかったので、ぜひ2人にも食べてもらいたい!と果物屋さんで購入した釈迦頭をみんなで食べました。
台北のランドマークである101を見学して、寺田夫妻は一足先にホテルに戻り、私たちは夜市へ。
地元の方たちが多く、ローカル感溢れていて楽しかったです♪
11.18(土) 〜Day6〜
この日は休日でしたので、雨でしたが夫と猫空に出かけました。
11.19(日) 〜Day7〜
小さな国内線の飛行機で台東に移動しました。
到着してから少し台東の町を散策し、夜は台東馬偕記念病院でお世話になっている方とお食事へ行きました。
11.20(月) 〜Day8〜
【 台東馬偕記念病院と老人ホームでデリパフォ 】
最後の活動日。
まずは台東馬偕記念病院の病棟でデリパフォ。
昨年同様、T字の細い廊下を使って行いました。
小さな子どもたちが多く、時に目をキラキラさせたり、時に口をポカーンと開けて見入ったり(笑)真っ直ぐな心で観てくれました。
最初からハイタッチをしてくれる子も多く、昨年よりシャイな子が少ないような印象も受けました。
とても可愛らしい子どもたち。
なぜここにいるのか私たちには知る由もありませんが、少しでも入院生活の中で心動く瞬間だったらいいなと願います。
ロビーでのパフォーマンスは、出来る限り集まってくれた一人一人の元へ行き、話しかけ、手を振り、ハイタッチをして交流をしました。
目を見て笑いかけるとみんな笑顔で返してくださり、中には片言の日本語で話しかけてくださる方や近くに行く度に拍手してくださる方もいて、とても温かな空気を私は感じました。
ロビーという広い場所ではありましたが、全体的にというよりは一人一人との心の交流が出来たようなアットホームなデリパフォだったように感じます。それはそれで、私にとってとても素敵な時間でした。
台東馬偕記念病院の皆さん、ありがとうございました。
お昼休憩の間に入念な話し合いをして、午後の老人ホームでの演目をがらっと変えました。
今の私たちに出来る最大限で人生の先輩方にお届け出来るように、と何度もみんなで考え込み、アイデアが出ては沈黙になり…を繰り返しながらの話し合いでした。
明るく笑顔の活動報告の裏で時にはこんな時間もありますが、それは想いの強さからくるものであり、必要な時間でもあると思います。
Facebookの活動報告は代表寺田さんです↓
老人ホームでのパフォーマンス風景
日本語で話しかけてくださる方も何人かいらっしゃいました。
辛い時代を乗り越え、支えてきてくださった方々に敬意をはらいながら何度も胸が熱くなり込み上げてくるものを飲み込みながらパフォーマンスしました。
最後の『故郷』では涙ぐむ方もいらっしゃいました。
素晴らしい時間をありがとうございました。
以上で台湾の活動は終了となりました。
この後、台北に戻り、無事に帰国しました。
自分の記録として、行った場所やお店などプライベート編はまたぼちぼち残していこうと思います(^^)
お世話になった皆様、応援してくださった皆様、日本で仕事を代わってくださった皆様、本当にありがとうございました。
この経験を無駄にせず、これからも精進してまいります。感謝を忘れず進みます!
では皆様、良い週末をお過ごしください♪
志穂
