愛犬ちゃい「リンパ腫」と診断 | 大塚しほのブログ【流々、しほ暦】

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なるべく自然なもので安心して楽しく子育てしたい2児の母。

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2人の子どもとの暮らしを中心に、思ったことやアレコレ綴っていきます♪

愛犬ちゃいの病状について、温かいメッセージやコメント、メールの数々、ありがとうございます。
そしてブログを読んでくださっている方、最近明るい話題を届けられなくてごめんなさい。
ここ数日はちゃいの現実と向き合う日々でした。

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数ヶ月前のちゃい


結果的に、ちゃいはリンパ腫という病気でした。
いわゆる、ガンです。
血液のガンの一種だそうです。


前回のブログにも書きましたが、一昨日の夜中に救急病院に連れて行きました。

その時の記事はこちら↓

そこでレントゲンやエコーを撮った結果、今までのかかりつけのA先生から言われていた

「大腸ガン」ではない

ということが判明。


では、なんなのか?


レントゲンでは背中からお尻にかけて、大きな腫瘍が見える。
そしてその腫瘍が大腸や膀胱を上から圧迫して、排泄が出来なくなっている状態でした。
大腸や膀胱、他の臓器は無事でした。
腎臓が少し怪しいと言われたかな…


救急病院の先生のアドバイスに従い、他の病院で精密検査を受けることに。

翌朝、近所で評判の良い獣医さんに連れて行ったら「腫瘍に強い良い先生が近くにいる」と教えて頂き、そちらに向かいました。
そこで血液検査、細胞検査をして、これまでのデータを見て、ようやく「リンパ腫」という診断がつきました。

わたしも知識がなかったので、犬のリンパ腫について色々調べました。


そして先生とリスクも含めて相談した結果、抗がん剤治療を行うことにしました。
昨日から入院しています。
一週間くらい様子を見て、自力で排泄出来るまで回復したら、家に帰ってきます。

もし、回復すれば…ですが。


ちゃいが癌であることに変わりはありません。
でも「~かもしれない」という憶測の状態で、合っているかどうかわからない治療を続けるよりは、ハッキリと病名が分かり、的確な対処をしてあげられることに安心しました。


気付けば、ここまで憶測の状態でしか治療してあげてこなかったんですよね。
A先生は町の獣医さんという感じで、今までお世話になっていたし信頼していました。
なので、A先生の診断に全てを委ねてしまっていた。
ですが、ちゃいの状態をこちらから説明して、触診をして、レントゲンなども撮らずに憶測の治療だけでした。
A先生がなぜそのような対応をしたかは分かりませんが、今までの経験でその選択をされたのでしょう。
結果、はじめは小さかったしこりが段々大きくなり、食べなくなり、歩けなくなり、排泄が出来なくなり、今の状態となりました。
もちろんその間も事あるごとにA先生のところへは連れて行っていました。

今回、血液検査と細胞検査、レントゲンで診断がつきました。
A先生も血液検査や細胞検査はしてくれていました。
その結果が反映されなかったのは非常に残念ですが…

A先生には
「大腸ガンの疑いがある。手術して大腸をとっても、後のケアがとても大変」
と言われ、腫れた肛門に塗る軟膏と抗生物質、痛み止めが処方されました。
そう言われて、みるみる弱っていくちゃいを見てわたしたち家族は、ただ見守ることしか出来なかった。
為す術もないのだと信じていた。


でも、大腸ガンではなかった。
だから対処法もあったんです。

A先生を恨む気持ちはありません。
ただ、「為す術がない」という降伏宣言を早々と受け入れてしまった自分に腹が立つ。
本当、そこ。そこなんです。
何もしないまま、負けを認めてしまった。

ちゃいは戦っていたのに。
奇跡だって起こるかもしれないのに。

だいぶ前から喉にあるしこりに気付いていて、それをA先生にも相談していたけど、脂肪の塊ではないかと言われ、検査までいかなかった。
肛門が腫れた時もそう。

あの段階で気付いてあげられていたら、せめて痛みや苦しみは減らしてあげられたかもしれない。
もしかしたら、昨年亡くなったナツも、もっと良い対処法があったのかもしれない。
ナツは最期、苦しんで死んでいきました。

考えの及ばなかった自分が悔やまれる。
もっと自分で調べたり、可能性を追求するべきだった。
犬たちは話せないのだから、わたしたちに委ねるしかないのに。

でも、もう過ぎてしまった事は仕方のないこと。
ここから出来る限りの事をしていきます。


リンパ腫は治らない不治の病と分かっています。
だから、どうにかしてちゃいの延命を…とは考えていません。
もちろん元気な状態で長生きしてくれたら最高です!
でも苦しい状態での延命は望みません。

望むのは、ただ苦しまないこと。
痛みをやわらげること。

それだけです。


ちゃいは今12歳。
小さい頃は今ほどペット保険がメジャーではなく、比較的若い頃から病気がちだったので気付いた時にはもう保険には入れませんでした。
保険がきかない抗がん剤治療にはお金がかかります。
でもそんな理由であの子を苦しませたくない。
家族で協力して仕事も増やして節約して頑張りたいと思います。


動物が嫌いな人や飼っていない人は、なんで犬にそこまで…と思われるでしょうね。
でも、愛犬家ってそんなものです(笑)

わたしは一人っ子で両親共働きだから小さい頃から鍵っ子で、引越ししてから友達も出来ず、一人が多かったんです。
だから、兄弟代わりに…と犬を飼ってくれたのが始まり。
ドッグフードも犬のオヤツも一緒に食べたし、本気で喧嘩してわたしが噛み付いた事もあったし、舐め合うし、一つのものを交互に食べたり…と、どちらかというとわたしが犬化してしまったのだけど(笑)

そんな感じで犬と暮らして約30年。
その愛犬5代目がちゃい。6代目がぽん。

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優しくておっとりしていて食いしん坊のちゃい。

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気が強くてビビりで愛嬌あって甘えん坊のぽん。

大切な家族です。

そして、ちゃいの為に色々とアドバイスや優しい言葉を送ってくれる心優しい友人たちに改めて感謝です。
幸せです。きっと、ちゃいも。


長くなりましたー。いっぱい書いたー。
でもスッキリしたー。
自分の考えをまとめたかったのと、記録としておきたかったので。
これで、もう前しか向かずに進めます。

もう少ししたらちゃいの面会に行ってきます。
鶏肉の差し入れを持って。
食べてくれるといいなぁ。
というか、病院でも食べたり寝たりしてくれているといいなぁ。

明日は心魂ワークショップなので明るい記事をお届けできると思いますが、引き続きちゃいの経過報告もしていきたいと思いますわんわん

愛犬(猫)が病気になってしまった方も、一緒に頑張りましょー!!

ではでは、最後まで読んでくれてありがとうございましたm(__)m

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Shihoクローバー