今や上場して全国規模になり、電車でも街でも広告を見ますが、その頃はまだベンチャー。
その時の同期として出会ったのが、さくらでした

さくらはカナダ在住の経験があり、明るくて楽しくて、わたしたちはすぐに仲良しになりました。
仕事の話をしながら飲んだり食べたり遊んだり。
2人でハワイ旅行にも行きました

それからわたしは仕事を辞め、職を渡り歩き(笑)、さくらは数年前まで会社に留まり、別々の道へ。
何年も会えない時期もあったけど、ずっと親友であることに変わりはありませんでした。
今も仲良し

今、彼女は可愛い2人の女の子のお母さん。
長女が「ゆとり」ちゃん、次女が「真心
まこ)」ちゃん





そして次女のまこちゃんは、生まれて半年の時に「福山型先天性筋ジストロフィー」という難病であることが告げられました。
人の身体は全て筋肉でできている。その筋肉が段々と弱ってきてしまう難病。
一生歩くことも出来ず、育った筋肉もやがて衰えていってしまう。
やがて、笑顔さえも作れなくなる。
寿命は10代と言われ、治療法は…まだ、ない。
一般的に考えて、とても辛い現実。
だけど、さくらたちはそれを乗り越え、難病を受け入れ、家族みんなで明るく前を向いて生きる道を選びました。
本当に、強いと思う。尊敬します。
さくらは今、家庭を守りながら親業と言われる親の為のインストラクター業を始めています。
そして子供がいないわたしだけど、不思議なご縁で心魂と出逢い、メンバーとして難病の子供たちの元へと活動するわたし。
以前から、
何か一緒にやりたいね!絶対やろうね!!
って、ずっと話してました。
それが今回、心魂パフォーマンスのゲストスピーカーとしてさくらを呼べることになり、叶いました。
本当に不思議です。
ここにきて、こんな形でまた繋がるなんて。
夢のようです。
舞台上でわたしがさくらを紹介して、さくらがお客様に向かってお話をする。
お昼の回はまこちゃん本人と旦那さまが来てくれていました。
まこちゃんも舞台上に来てくれて最初はちょっと泣き顔だったのですが、歌が大好きなようで、心魂メンバーに囲まれながら歌が聴けた時はピタッと泣き止んで笑顔になってくれました

夜まで時間が長いので先に旦那さまと帰ってもらったので、夜の回はさくら単独で話してもらいました。
さくら一家のドキュメンタリー映画「えがおのローソク」のチラシを持ちながら、まこちゃんのこと、家族のことを話すさくら。
まこちゃんはもうすぐ5歳。
はっきりと言葉を話せないながらも、身体や表情でしっかりと意思を伝えてきます。
そして、笑顔がとても可愛い

そんなまこちゃんの笑顔を思い出しながら話すさくらの目に涙が溢れ、想いが伝わったお客さまやメンバーも…

そしてさくらのお話が終わり、心魂テーマソングのプレゼント

ブロードウェイミュージカル「メンフィス」が終わってから駆けつけて飛び入り出演してくれたトップバッター大塚俊、すっかり心魂では泣きキャラ定着してますが(笑)
涙声になりながらもさくらの手を取り、歌ってくれました。
わたしはその光景を少し離れたところで見守りながら、必死に涙をこらえて手話。
お客さまとメンバーが暖かくて、本当に嬉しかった。
最後はもちろん…
もう一部終わったからいいや、って(笑)
休憩中に立て直して、二部の本編へ臨みました

というか、これ書いてる今、泣いてしまいそう

本当に嬉しくて幸せでした。
今回、この機会をくれた寺田さん、暖かく迎え入れてくれたお客さまと心魂メンバーたち、さくらが不在の間サポートしてくれてるご家族。
そしてさくらとまこちゃん。
たくさんの感謝が溢れました。
ありがとう。
これからも手を取り合って、活動していきたいと思います!
わたしもダッシュ型だけど、さくらもそのはず(笑)
きっとまた近い未来、一緒に何か出来ると信じているし、そうなるように動いていきます

長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました!
これからも、わたしとさくら一家をどうぞよろしくお願いします

Shiho
