昨日の話。
夢の中に祖母が出てきて、結婚式の話をあれこれしたんだけど、その中で「嬉しいでしょ?」みたいなことを訊いたとき。

祖母が一言
「送り出すのは、せつねぇて」

ひどく切なくなって、祖母に抱きついて泣きわめいて


そこで目が覚めた。


夢にしては感触もはっきりしていて、でも祖母は結婚式に当り前のように参加することになってたのですわその中では。
現実には、祖母は8年前に亡くなっている。
起きた時は涙も流してないし、たぶん叫んでもいないと思うんだけど。


ただ、目を覚ました時間が


丑三つ時。


あれは、祖母の本心なんだろうか。何か伝えたいことがあったんだろうか。
ただの夢ならいいんだけども、なんかひっかかる夢であった。

それとは別に、うちの祖父母は存命なら99歳と98歳で、おそらく生きてたら式への出席も、式場の決定も、自由にはならなかったのではないかということも時々考える。
祖父は小学生の時に亡くなってるし、体調不良で認知症っぽくなってた節もあるので、あまり嫁に行くときに云々って考えたことはないのだけど、祖母に至っては90歳の時突然の発症(というか発覚)から4カ月ほどで急にいなくなってしまって、しかも直前までしっかり歩いたり言葉を交わしたりしてたものだから、もし今も生きていたらどうだったのか、出席してくれたか、今も動けたかと考えたことはある。
亡くなってしまった今、考えようによっては自由に動けるんじゃないかなと思って、それはそれでありなのかな、と都合よく解釈する方が大きいけども。
やっぱり生きてるうちに花嫁姿を見せてやりたかったな、というわがままに近い後悔もないわけではなく。
そもそも、まだ「祖母が亡くなった」ことを、整理できていないんだろうか、とか考えたり。
なんとなく、もやもやした未明のおはなし。

その夢の中で私、「花嫁の手紙なんか書けてねぇよ!」って逆ギレしてたので、はよ書こうな、て教訓は間違いなくあったと思われます。
その後の祖母の登場の方がインパクト強かったんだけど。
式まであと3週間ほどです。