受験生の皆さま、センター試験お疲れ様でした。
櫻がセンター試験を受けたのは9年ほど前。もはや「ICレコーダーは使ってないがリスニング受けたっけ……?」てくらい記憶が曖昧なくらい遠い記憶。
問題で憶えているのは、数学で「3×3=6」というアホな計算を途中でやらかしたせいで、選択肢に回答が見つからず、計算ミスに気付いたのが終了30秒前だったという……。
5歳で九九を憶えた櫻がなぜそんなミスをやらかしたのか、今でも謎。魔物の仕業ってことにしときます。
(英才教育とかじゃなくて、当時小2の姉が泣きながら憶えてたのを隣で聞いてて憶えたっぽい)
そんな櫻のセンターの話。
わが母校のセンター受験者は、全員有無を言わさず某国公立大学の会場受験にされてました。
会場までは電車で乗り換え有で1時間強。センター試験の日と言えば「必ず雪が降る」と言われ、『雪が降る=電車ダイヤ乱れる』の図式が少なからず当てはまる地元。
そして、どの市町村にしても、その会場よりも近い範囲に受験できる会場がある母校学区(当時)。
櫻の家に至っては、一番近い会場徒歩30分。
しかも地元の電車は基本1時間1本。会場最寄りは20分に1本でしたが、そう大きくない駅なので受験生が溢れかえる。
「なぜ徒歩30分でいける会場があるのに、わざわざこの悪天候の中電車で1時間かけて会場いかにゃならん!」と憤慨したものです。
先生方は「(会場校の大学)受ける人多いから、予行演習だ~」とかおっしゃってましたが、「そこ受けない人も結構いるんすよ!?」と不満タラタラ。納得できないまま受験は終わったわけです。
あれから、9年。
最寄り会場(徒歩30分)で受けられなかった理由を、とある方から教えていただきました。
学年ほぼ全員(私らのとき約360人)が受験する母校生に対し、最寄り会場の収容人数は400人程度。
母校生が受けるとなると、母校生で埋まってしまい、他高校の生徒が受験できなくなるため、収容人数の多い某国公立大学に指定されていたのだそうな。
十年来……正確には九年越しの謎、氷解。
大学側の都合って言われたらどうしようもないですね……。多分希望取ったら学年半分くらいの人数になるだろうが、ほかの受験生と合わせたら収容人数超えるでしょうねぇ。
いっそ、当時の先生方にはそう説明していただきたかった。そんな不満は残りますが、一応の謎は解けました。
こうして、またひとつ大人の事情を知って、人は成長していくわけですね……(違)
明日、仕事もろくに教えてもらえない職場で、また頑張ってきます。