今日も県立の初任者研修。今日はレファレンス研修。
講師をされたのがうちの職員さんお2人。
とてもわかりやすかったです~! ありがとうございます!


んでもって、実際の研修がグループワークだったんだけど。
なんていうかね。
発言、ひどかった……。

「じゃあ参考図書当たってみましょう。次はOPACね」に対し、「インターネットいきましょう。まずインターネットだよね」

って待て。

確かにレファレンスにインターネットは結構重要なツールです。
でも、それは、「まったく手がかりがない」「蔵書ない」「情報が新しすぎる」といった、行き詰まった時のツールなんです。

でもまぁ、止められてないならいいや、と思って一応職員さんに訊いてみたら、インターネット禁止令が出ましたけどね。当然。
平然と「普段はまずインターネットですよねー」と語りあう会話が信じられなかった。

せめてOPACあたれや。


ちなみに今回でた課題、OPACで蔵書検索して十分解決に至りました。補足はブラウジングで十分。

んで、このインターネットからまず当たると言い放った人たちの共通点は、司書資格ナシ。
司書課程なり司書講習なり受けた人は、少なからずインターネットからまず入る、ということはしないと思う。
情報が正確かわからない、出典が不明確ってことも大きいけど、私が勤めて感じたのは、インターネットの情報はプリントアウトして提供できないから
。図書ならコピーしてお渡しできるけど、インターネットは情報をもって帰ろうと思ったら、手書きで写してもらうことになる。著作権者の許可がはっきりしていないから。

とはいっても、インターネットは使いますけどね。

質問→OPACの検索で出てこない→検索語を変えても出てこない→インターネットGO!
て感じで。
あと、「先週出た@@の統計が見たい」とかは、行政のページ飛ぶしか手段ないからね。本になるのは待ってられん。
何でもかんでもまずネットじゃない。


3月の中堅者レファレンス研修の前に、きちんとしておかないと、まずいんじゃないかなぁと思ったり。
基本、蔵書だけで解決できることっていっぱいあるからさ。


とりあえずくたびれた。
でもその後ちょっと会って愚痴ってきたら楽になった。ありがとう~