月1以上は放課後登校をしようということで、その日はスクールカウンセラーさんとの面談が入っていたため、予約時間のすこし前に学校行き、担任と話してぴっぴは車で待つことにしていた。
スクールカウンセラーさんから、せっかくなので、自己紹介させてください、という事で、担任と話をしたあと、スクールカウンセラーさんと少し話をすることになった。
ここまでのスケジュールが決まるまでに、一切私と担任と話をしておらず、学年主任、2年の担任、学校の電話番の先生、夫、スクールカウンセラー、留守番電話による、伝言ゲームが開催されており、とにかく
「は?どういうこと?」
を連発していた。
伝言ゲームだから仕方がないんだけど、重要なところが伝わってなかったり、ホントにそういうニュアンスだった?みたいな事もあり
夫は
「担任は、一緒に仕事できないタイプだな」
というのが第一印象のようだ。
そして、当日。
まぁ、仕方のない予定だったとは思うけど、担任、約束の時間に現れず。
仕方なく、スクールカウンセラーさんと、ぴっぴと、私で、少し話をして待つことになった。
おかげで、スクールカウンセラーさんと雑談をする時間ができたので、少しぴっぴの様子を見てもらえたかもしれない。
これは嬉しい誤算
そして、担任、現る。
カウンセリング室に現れた担任、カウンセラーさんと待ってた間の話をしたり、担任がぴっぴの最近の様子を聞くも、どこか上の空。
そして一言。
「その髪型、気になるんだけど。前髪、長くない?」
凍りつく場の空気。
不登校の子が、気軽に美容院行けないことくらい、わからないかしら?
「なかなか、外に出られないんですよ」
にこやかに返しておく。
「そういえば、進路、2年の担任から聞いたんだけどうするの?」
またもや凍りつく空気。
いや、カウンセラーさんいるし。
聞いてるならここで聞かなくても良くね?
まずは、引き継ぎしっかりやってくれよ。
「通信制高校の予定です。姉が行っているところが一番イメージしやすいので、そこかな、って思ってますが、他も見てみたいので早々に見学に行きますね」
見かねたカウンセラーさんが、
「お母さん、これからカウンセリングの時間ですので、もうよろしいですか?」
(終わりの時間は変わらない。)
担任。
「あ。まだ終わってないんですね!」
「母ちゃん、もう少し話をしてから行くから、車で待っててね。」
と、ぴっぴに鍵を渡すと、担任と部屋を出ていった。
カウンセラーの先生。
「今の対応はちょっと。。。担任が変わって、心配になるのも無理ないですね。落ち込んだりしていませんか?」
と、心配された。
まぁ、担任が変わって色々心配は増えたけど、文句言ってても仕方ないしね。
「今は、担任の先生と信頼関係を作ることが最優先課題ですね。」
ある意味、担任のファインプレーにより、カウンセラーの先生と私との間で、最優先課題を共有することができた。
時間になり、玄関に歩いていくと、ぴっぴの姿が。
2年の担任と、2年の学年主任と、今の担任とで楽しく話をしている。
とても楽しかったようで、夜までぴっぴはハイテンションだった。
「何話してたの?」
「とーちゃんとかーちゃんの話」
「えー?母ちゃんがおバカって話してたんでしょ?」
「ううん?担任の先生に、お母さん、褒めてくれないでしょ、って言われたから、2年の担任と、そうかー?って。とーちゃんのほうが褒めてくれないよって話してたそっからはとーちゃんの話が多かったよ。」
↑ぴっぴは全くもって何も考えてなくて、とーちゃんがウルトラマラソン走ったり、多趣味だったりすることを話していたらしい。
とーちゃんがすごすぎて、なかなか追い越せない、ってことが伝えたかったようだ。
てか、おい、担任!
そういう目で私を見てるんかい!
確かに、職場では見た目が怖いって言われるけどな。
ある意味、担任のファインプレー連発の日でした。