ビリーキングが昔から歌っているうたで
「The Impossible Dream」という曲があります。
この曲は「ラ・マンチャの男」というミュージカルで歌われている曲で
日本では松本幸四郎さんがロングランで演じたことでも知られ、
邦題では「見果てぬ夢」といいます。
劇中、そしてラストでも歌われる感動の美曲です。
リクエストが多く、
迫力ある素晴らしいステージに、いつも拍手喝采![]()
ビリー本人も、この曲については特別な想いをもっているようです。
お客様に「この曲の歌詞の意味を教えて欲しい」との要望がありました。
私なりの解釈でよければ、と思い、和訳してみました。
意味を理解して、もう一度ビリーの歌を聞いていただいて
今までよりも、この曲に深い感動を持っていただけるとうれしいです。
「The impossible dream」
(見果てぬ夢)
to dream the impossible dream
叶わぬ夢でも想い続けよう
to fight the unbeatable foe
敵わぬ相手だとしても戦おう
to bear with unbearable sorrow
耐えがたい悲しみも乗り越えよう
to run where the brave dare not go
踏み出す勇気がなくても走り出そう
to right the unrightable wrong
正すのが困難でも立て直そう
to love pure and chaste from a far
けがれがあっても愛をもって接しよう
to try when your arms are too weary
もう腕が上がらなくても立ち向かおう
to reach the unreachable star
届くはずのない星に 手をのばそう
this is my quest to follow the star
これが私の宿命の旅なのだ
no matter how hopeless
勝ち目がないとわかっていても
no matter how far
どんなに遠い道のりでも
to fight for the right
正義のために戦う
without qusetion or pause
疑問やためらいを捨てて
to be willing to march
前進することに意義はない
into hell for a heavenly cause
たとえ地獄でも 神の導き
and I know if I'll only be true to this glorious quest
私は輝かしき旅のために歩み続ける
that my heart will lie peaceful and calm when I'm laid to my rest
安らかな永遠の眠りにつく日が訪れるまで
and the world will be better for this
明るい未来が待っているのだ
that one man scorned and coverd with scars
軽蔑されぼろぼろになり 傷だらけでも
still strove with his last ounce of courage
最後の力をふりしぼり 立ち上がろう
to reach the unreachable stars
あの遥か遠くの星を この手につかむのだ