中村 中 | は~もに~ヒトコト日記

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「ミュージックパブは~もに~」
たまにスタッフが皆さんにヒトコト日記かいてマス。
のぞいて見て下さい~

皆さん、「中村中」という人をご存知ですか?

「なかむらあたる」と読みます。


昨年のNHK紅白歌合戦を見た方はわかるでしょうか


紅組で司会をしていた中居君が、

「時間が押しているので紹介せずにすぐに歌にしてくれ」と

ディレクターからの指示があったにもかかわらず

「この人の紹介だけは絶対に省いてはいけないんです」と

強く主張したそうです。



彼女の戸籍上の性別は男性。

性同一性障害であることをカミングアウトしています。


シンガーライターで、強いメッセージのこもった歌を歌います。


私は最近

彼女の「友達の唄」という曲を歌っています。


この曲は、岩崎宏美さんもカバーして

アルバムで歌っています。



「手をつなぐくらいでいい 並んで歩くくらいでいい

それすら あやういから 大切な人は 友達くらいでいい」


彼女の恋愛をそのまま歌にしたような曲です。


本当の私を知れば あなたは離れていってしまうかもしれない

それなら 自分の気持ちを閉じ込めて

このまま友達のままのほうがいい


切ないですね。本当に。

でもこういう気持ちって恋をしていたら

みんな一度は経験したことがあるのではないでしょうか

男性、女性、関係なく。

微妙な距離だけど、大切にしたい二人の関係。


歌うたびにせつなくなってしまいます。


いつも歌う前にこういう事を皆さんに伝えたいのですが

ゆっくりと、うまく話す事ができないので

この場を借りて、説明させていただきました。


1曲1曲、いろんなエピソードや物語が隠れているものですね。

ここではこれからも曲の紹介などもしていきたいです。


みほ