すくすくと健康に、くしゃっとした笑顔でまわりに幸せをくれる子に育ってくれています。
その前の月、9月16日に、ラクを見送りました。

今もまだ寂しくて寂しくて、毎日会いたいなぁと思っています。
2月に慢性腎不全ステージ3と診断され、
3月には尿毒症まで悪化。
そこから皮下注射治療で回復してくれて、老いた小さな体で半年間も頑張ってくれました。
3月、父を亡くして
6月、息子の保育園とわたしの仕事がはじまって。
きっと精神的にぎりぎりだったわたしを見守ってやろうという思いだったんだろうな。
結局、彼とのお別れがやってきたのは
育児や夫婦関係、仕事の悩みや経済的な不安でいっぱいいっぱいになって
夫の1週間の出張とハルの体調不良が重なって体力的にも限界が来そうな時でした。
寝たきりになって2週間、水分しか口にできなくなって3日間経っていたラクを抱き上げて
「もう頑張んなくていいよ。無理しないでいいんだよ。」
と話しかけた時
目も耳も鼻もほとんど効いていないはずなのに
ふんふんとわたしの顔に鼻を近づけて
返事をしたような、そんな仕草をしたことを覚えています。
息子を寝かしつけたあと
つらかったのか少し手足をばたつかせはじめた彼を
いつも通り、ベッドの私の隣に寝かせました。
しばらく腕枕をしながら、もう朝まで持たないかもな、と思いながらも
眠くて眠くて、そのまま寝てしまって、
約二時間後に目が覚めて、咄嗟に顔に触れたら
まだ暖かいながらも、目を開けたまま動かなくなっていました。
そのときは本当に精神状態がおかしかったと、今では思うんですが
最後の最後で、後悔を残してしまいました。
なぜ、前日に仕事を休まなかったのか。
朝まで持たない可能性に気づいていて、なぜ寝てしまったのか。
最期の瞬間まで撫でていてやりたかった。
もっとゆったりした気持ちでお別れしてやりかった。
それでも、あの子は間違いなくわたしのことを世界で1番愛してくれていたと思えるし
ほとんど苦しまず、眠るように旅立ってくれたこと
仕事と保育園の送迎で1日の半分家にいない中で、傍にいる間にお別れしてくれたこと
彼には、感謝しかありません。
初めて、自分の手で愛護センターから引き出した子でした。
目も白くなり始めていて、歯もボロボロで
後の検査では細々とした疾患もわかって
分離不安も無駄吠えもひどくて
どうしていいかわからなくて、里親に出すことも考えて。
東日本大震災のときに、この子くらいはわたしが守ろうと決意してから迷いはなくなりました。
それからは抜歯と去勢手術を経て、とにかく愛おしい存在になりました。
もちろんハルも可愛いけど、ハルは誰とでもうまくやれる性格だったこともあり
とにかく母ちゃん!なラクにすっかりメロメロでした。
また、こんなかわい子に出会えるんだろうか。
そう思ってしまうくらい、かけがえのない存在です。

出会ってから5年半
たくさんの思い出と、愛情と、信頼をありがとう。
私だけじゃなく、息子のことまで大事にしてくれてありがとう。
夢でもいいから、たまには姿を見せてね。
もし生まれ変わったら、絶対にまた母ちゃんのところにおいでね。
母ちゃんが会いに行く方が早かったら、またくるくるまわって喜んでね。
またね。