うつ病なので午前中は動けません。



少しでも元気になるように光にあたりながら、

ひたすら横になっています。

うつ光合成です。



調子の悪いときは午後になっても動けません。



治療開始前の貴重な時間を、浪費しているのではないかというあせりは常にありますが、

うつ病もまた、動けない病いに変わりはありません。



仕事はできない。

本も読めない。

ドラマも映画も観られない。

(なのでネトフリは解約しました)

ゲームすらできない。



何もできない私が、たった2つだけできることがありました。





寝転がって、闘病記を読むこと。


スマホで日記を書くこと。



これだけです。


乳がんがわかるまでは、うつ病九段コミックス版を繰り返し読んでいました。



Kindleじゃなかったらすり切れていたと思います。


同居人の大腸がんが判明してからは、手塚賞を受賞した断腸亭にちじょうを読みました。





自分がステージ4とわかってからは、このマンガを繰り返し繰り返し読んでいます。



断腸亭にちじょうは、安易に希望という言葉を使うことを拒絶する作品です。



しかし私にとっては、


作者がステージ4で3年めを迎え、

マンガを描けるまで回復したということそれ自体が、希望に映るのです。


そしてアメブロで見つけた、

たくさんの方々の

それぞれの病いとの向き合いかた。



それだけが、うつでステージ4の私に届く、数少ない文字なのでした。


担当医からは、あまり読みすぎるなと言われてるのですが…