ずいぶん前の話題書ですが、今更ながら読んでみました。
話題になってるときは逆に読む気が起こらず、数年後に読んで、あのとき読めばよかったといつも思う。
でも、急いで読むもんでもないから、まあ、今読んでもいいか、とも思う。
特にビジネス書なんかがベストセラーになってると、これだけ読まれてるのに金持ちとか優秀なビジネスマンが爆発的に増えたっていうニュースは聞かないじゃないか、結局理想論が書かれた本なんだろうなと思ってしまう。
まあ、それはさておき、「金持ち父さん貧乏父さん」読んでみました。

わくわくする本でした。
自分もファイナンシャルインテリジェンスをつけて、投資をしてみたい、と重い腰を上げるきっかけになったと思います。
ただ、読んでる間ずっともやもやした部分があって、よくよく考えてみると、少しマルチ商法と同じにおいがしたからかなと思いました。
人を鼓舞するために、本を売るために、書いた本という印象を絶えず与えられていたからだと思います。
そうだとしても、これだけの文章がかけて、ベストセラーになったのはやはりすごいな、と思います。
特に、タイトルが秀逸ですよね。金持ち父さん貧乏父さん。
とっつきやすいタイトルで、読んでみるとすぐになぜこのタイトルなのか腑に落ちる。
難しい投資本とは違って、とても読みやすくて勇気づけられる本だから売れたのだなと思いました。
新しいお金・投資への概念を持つ事が出来たと思います。
実践するかはさておき。
もっとたくさん本を読んで、考えて考えて、色々しようと思います。
何が大事って考える事ですね。