大阪市廃止の住民投票が否決されました。ふと対立構造のことで推進派は大阪維新の会で顔が見えるけれど、反対派の顔が見えないことに気がつきました。強いてあげるなら二重行政を行う、市の職員でしょうか?(実際、中之島一家みたいなフレーズもあるので。なんじゃそら?と思って調べたくらいです)

 投票結果が出るまで、一日ソワソワしてましたが、結果が出てからの方が頭にモヤがかかったようでした。

というのも、私は賛成も反対もないけれど…単純に考えればそこに住む住民とすれば、(行政)サービスがたくさんあって何が困るのかわかりません。コンビニが地域に二個あって、なんか困る?
その損得感情だけです。

税金を払っているのは、住民だ!

いやだから、サービスを対価として受け取っているのでしょう?

 無駄(過剰)なんだ。って、自分が収めた税金の上前をはねられてどこか他所で使われるって…自分で自分の首を絞めるようなもの。その方が変です。

 投票結果後、賛成の人の意見をみていると何か自分の方がおかしいのかと思ってきました。

上前をはねられた金で、カジノができ「大阪府全体は生まれ変わりみんなが豊かになるんだ!」って。「未来への投資だ。」って。

 私も旅行業で起業をしようとしていたこともあり、「カジノがどれだけ儲かるか!プラスの材料だ!」って思っていたのですが、何かのデータで世界の状況を見て強く記憶に残っていますが。

 ほぼオワコンなんですよねぐすんそれにも関わらず、賛成派の想定ではUSJよりも1.5倍もくらいカジノを目当てに日本にやってくる試算でした。そもそも、コロナがいつ収束するの?コロナに代わる感染症は二度と来ないの?と。

カジノの為だけに海外に、そんなに行くか〜?カジノじゃなくてもいいじゃないですか。ギャンブル好きの人に聞きたい。競馬やパチンコ好きだから、それを目的に海外まで行ったことがあるんですか?

それを本気で信じているんです。その圧に飲まれたというか毒されたといかショック

確かに、カジノの施設を作る建設関係や外資にバンバン金は流れるでしょうが。これは投資のような賭けじゃなくて、その中にいる人は100%儲かります。

そこにおこぼれを期待しているんですよね?利益がなければ、こぼれませんから。

 だったら、手厚いサービスを受けて自分の働いて稼いだ余剰金を投資に回したらいい。個人個人が行動するボトムアップの考え方の方がよっぽど建設的です。(きっと、余剰金もなくて苦しいのが今の状況なんだろうけど)

 自分達の所属する中小起業が公的な支援を受けて、成長すれば確実に自分にもおこぼれがあるんです。その公的な支援を怠っていたのが今までです。それを隠すために、

経営者と従業員

を対立させたりして隠されていました。本当に実に巧妙に目を逸させています。そして、国はますます今ですら少ない中小企業の支援を減らそうとしています。ですが、企業数の全体の1%しかない巨大企業にはバンバン株を税金で買って株価を買い支えたり、税制を優遇したり、融資という名の公的資金を投入したりとしています。

話を戻すと、

もし、大阪のIRの投資が上手くいかなかったとき、どうなるかって話です。たぶん賛成者は楽観的で上手くいくことしか考えていません。やってみなきゃわからないと言いますが…二度とやり直しはたぶん利きません。最長の在任記録の安倍総理は『憲法改正』と言ってましたがより変えられなかった事が大きな証拠です。

住民サービスを下げてしんどいところに、財政に借金だけが残る。一部の人間だけ儲かっていて、ますます格差が開く。そうすると地域にますますお金が回らなくなり、企業が潰れ、貧しい人はお金どころか職を失う。行政の劣化した、サービスも満足に受けられなくなれば本当に死ぬしかない。

 これまでは…強そうなリーダーに従って、うまくいったのがこれまでの世界。その世界のやり方で、虐げられたロスジェネ世代は無力感を植え付けられてしまった。政治は変わらない、世間は変わらないと意見を反映されなかった。だから、選挙に行ったって仕方ない。と。私だって思っていた。でも、実際のところはうまいっていたのはリーダーに従ったからではなくて、時代の流れだったんだ。30年も、強そうなリーダーに従って進まなかったのは何故だ?その答えは強そうなリーダーは強そうなだけで本当の〝強さ〟は持っていなかったからではないか!!

強そうなリーダーが強そうに見えたのは、権力を持ち、組織票といものを身に纏いあたかも民主主義的に多数決で勝つようになってしまった。

 今回の大阪都構想は、そんな構造に対しての〝恨み〟や〝怒り〟が歪んだ形で滲み出てきたものである。そして、出てきた強そうな人もそんな弱い民衆のすがりたい心をくすぐるのに十分な人たちだった。

でも、思い出して欲しい。リーダーの政治家は、沢山の民衆の代弁者である。しかし、個人の一人一人の声よりも、組織票をもつ既得損益者の声を一番大きく聞こえる近い距離にいる。そんな人に一蓮托生と命を預けようとしていることの方がよっぽど危険だ。

違うんだよ。確かに投票権を使い、その代弁者たるリーダーを推薦するのはいい。しかし、ただの投票権とは投票の権利でしかない。民意とはあなたがどう思うか。あなた自身の声であり、あなたの権利、それが主権者なんです。

 リーダーが自分の意見を代弁してくれるとは限らないと分かったとき、あなたが自分の主張をするときにすることは投票することではないということに気がつくでしょう。

 藤原直哉先生のYouTubeの動画のタイトルのひとつが〝21世紀はみんながリーダー〟まさにそういう事です。自分たちで考え、自分たちで行動し、結果に責任を持つ。未来に投資することは非常に怖いことだけれど、それこそが変わらないといけないこと。主権を取り戻し、自分の人生を歩むことである。

 賛成派は、一見自分たちは変革者のように感じているかもしれないが…

一番の構造支持者である。一人一人が放棄した主権を取り戻さなければ、自分の人生は取り戻せない。少なくとも、今回の結果は目覚めた人が半数を越えている証明だったのではなかろうか?