昨日は、お習字の日でした。
嫁と2人で、
なんだこの〝と〟の字は(笑)
と言いながらワイワイと先生に教えてもらっています。
字の上手い、下手って究極は筆の力加減。強弱なんですって…。一本の線にもメリハリや適性な角度があって、その総和が文字になるんです
難しい…。
ヘタクソな〝と〟の文字なんて、横向いたの顔のように見えてきます
さて、
以前もブログに書きましたが、私のお習字の先生は経営者だった方です。
そんなこともあってか、昨日、商工会議所であったことを嫁が「(先生に)言いなさいよ!」というので
頃合いを見て話すことにならました。
カクカクシカジカで…。
先生「そうでしたか…。まぁ、でもそういう事務屋さんが言うのは事務屋の意見で、じゃああなたが成功法則を知っているというのならそれを実践したらいいじゃないか?って言ってもしないでしょう。」と。
もちろん、私は落ち込んでいた訳でもないのですが…
私「他人の意見でどうこうなるものでも無いのもわかっていますが…
まぁ、正直なところ自己資金が足りないのも準備不足なところあるのは否めません。」
先生「準備じゃないんです。」
私「❓❓」
先生「準備をしているんじゃなくて、ご主人はもう走り出しているんですよ」
私「っ」
ハッとしました。
開業しようと決めてお金を貯め始めて、資格を取って、経験を積んでたこと…
もうその過程自体がチャレンジでありアクションを起こしていたと言うのです。
確かに。
言われてみれば、別に創業することが目的ではありません。
創業そのもの自体は、ただの通過点です。
事業を運営、継続していくことこそが私の役目であり仕事です。
だから、
準備じゃなくて、
今、現在も必要な行程を踏んでいる最中なだけなのだと。
だから、
私がプランBの話をしても、
先生「人との繋がりだけはいくあっても無駄にはなりません。いいんじゃないですか?」と。
こうして、教えてくれている先生自体は60歳半ばの方ですが…
ぜんっぜん40後半から〜50台前半にしか見えない方です。その先生が習字を私たち家族に無償で教えて下さるのはそういう思いがあってのことだと思います。ずっと、チャレンジされてこられたんでしょう。生き方がストイックです
今は、枝葉を伸ばすよりも地に深く根を伸ばす時期なのかもしれません。
こんな話を相談できる方がいるだけでも、本当に感謝です。