医療と坊主は人の生き死にに関わる因果な仕事だと、私が教わった先生は仰っていましたが…
こればっかりは、何度立ち会っても慣れる事はない。
詳しくは書かないですが、「もしかしたら、あのとき何かできたのでは?」なんて言葉が脳裏を何度もよぎります。
「最善(best)では無かったかもしれないけれも、でき得る限りの最良の処置は行った。」と自分に言い聞かせるばかりです。
何も出来ない自分がいやで、そんな状況でも何か出来る知識はもっているつもりですが…
最高の結果が出るとは限りません。
家族の気持ちを思うと悼たまれません。あのとき、あんな事をしなければ…とか。自分を責めても責めても、失われた命は戻りません。
私も同じような経験があるからわかります。
飼っていた鳥のこと、犬のこと、ばあちゃんのこと。
後悔先に立たずと言いますが、言葉の通り。
だからこそ、自分のでき得る事を〝今〟やるんだと思うんです。私も親にはかなり迷惑をかけましたが…
「親孝行 したいときには、親はいず。」
みたいなことにならないように今までかけたぶんの苦労を少しでも恩が返せるように意識しています。
死ぬことに比べたら、色んなことに挑戦して苦労するのなんて屁でもない気がします。だって、何度でもやり直せばいいのだから。
色んな事を教えてくれてありがとう。
そして、自分は子どもたちをみて元気に育ってくれてありがとうと思うのでした。それは当たり前のことじゃなくって、幸せなことなんだ。