昨日サボったので、今日は二本立て。
普通…他の言い方では標準的、一般的など、さまざまな表現する言葉があると思います。
今、コロナウイルスで〝非常事態宣言〟が出るくらいに異常な状況に世間があります。新型のこのウイルスが存在する以前の暮らしこそが〝平穏な日常〟だったのだろうか?
私が精神科に勤めるようになり、今の障害者向けのグループホームに勤めるようになり「発達(障害)」という言葉をちょくちょく使うようになりました。
嫁からすれば、ひと昔前のキチ○イのように差別的な言葉だと感じると言います
でも、私はそんな風にこれっぽっちも思っていません。
まず疾患があり、私は看護師である以上治したい、少しでも症状を良くしたいと思うのですが…
そもそも、〝病識〟といって患者さん自身が自分を病気とは思っていないのです。
風邪や、腹痛なら身体がしんどくなったりしますが…
心の病って見えません。それを説明するのって難しいし、医療者側を信じない人もいます。
アスペルガーやADHDって言葉は近年良く聞く言葉ですが、空気を読めないことが特徴にあげられますが…協調性がなかったり、人を見下したり。自己と他者が同じではないとして認められないような特徴があります。だから一般的な人とは違うとなるのです。これも発達障害に含まれます。
その他にも、適応障害だってそうです。
例えば腕が先天的な異常でない人に「腕を生やせ」と言う人はいないでしょう?
それと同じように
精神疾患や発達障害の人に
「ふつうになれ!」って言ったところで出来ないし、なかなか難しいのです。
幻聴が聞こえる人など特に、顕著です。
私が先輩に教えてもらった患者さんは
「自分の子どもを殺せという幻聴が聞こえ続けて最後に自分の耳を引きちぎった」といいます。
想像すると、真横でそんなことされたらめちゃくちゃ怖いですよね
でも、子どもを守ろうとした優しい人でもあります。
ただ、このように自傷(自分を傷つけてしまう)他害(他人に害を与えてしまう人)の恐れがある人の多くが精神科で入院しています。病識がないので幻聴も当人にはリアルに聞こえてるんです。
町で見掛ける、ブツブツ独り言を言っている人や奇声を上げるくらいの人くらいはちょっと喧しいくらいなものです
その域で収まらない人は投獄されるように病院に閉じ込めているのです。閉鎖病棟ってそういうことです。治療しようにも、コントロールが難しく、ストレスへの耐性の低さや問題解決能力が乏しく、社会的な受け皿もなく入退院を結構な頻度でしてしまいます
臭いものに蓋をする
そのように見て見ぬフリをすることや無知の知のように、知らなかった…から私には関係ない。といったことの方が
心のバリアフリーが無いように思います。氷山の一角のようにこのような問題はたくさんあるのです。水面下にあってただ知らないだけで確実に存在していたのです。
今回のコロナウイルスだってそのようなもの。だから新型なんです。
これまでの普通が、テクノロジーの発展や人の移動が簡単になってふつうじゃなくなる。病気になって初めて健康の大切さを知るように…普通が当たり前じゃなかったんだって思えたら、もっと毎日を大切に、もっと周りの人を大切にできるんじゃないだろうか。