「人は、越えられない障害を与えられたりしないの。だから、ここの子たちは私たちより高次な魂の存在なの。私たちがもし、障害を持った日には精神が保たず耐えられない。」と。
私のように介護経験のある人の他は、多くの方が自分の家庭に障害をもつ子どもがいたりするようなスタッフが多いという障害者向けのグループホーム。そのなかでも異色な存在な…保健のセールスレディで介護師としては定年を迎えてから働き始め、趣味は占いという不思議なおばちゃん
実際、知的障害の利用者さんと接していておばちゃんの言ってたことが最近になってわかるようになりました

「オレ、凄いんだぜ!こんなことできる!!」と延々と話をしてくれます。
この歌が上手く歌える、パソコンが得意、英語も喋れると次々に自慢気に話します。
精神疾患における、誇大妄想といって「私は、徳川家康の末裔で高貴な存在なのだ
」といったのとはちょっと違うように思います。どちらかというと、子どもが「パパ、コレ見て〜できた〜
」とか言ってくるようなそんな感覚です。
」といったのとはちょっと違うように思います。どちらかというと、子どもが「パパ、コレ見て〜できた〜 いつの間にやら、私は大人になる過程で絶対的な評価がしがたくなり、相対的にしか物事を計れなくなってしまっているように思うのです
歌が、上手いって言ってもプロの歌手ほどではない。でも、それを胸を張って言って誰かに迷惑をかけることがあるでしょうか?
それを言っている人がいて、聞いた人が下手くそだなと思ったとしても…
うまいと言ってる人からしたら、他人の評価なんて別問題なんです。
つまり、自己肯定感に満ちているのです。
人の顔色を伺うような同調性や話を合わせることなく、あるがままの自分を通して生きる。
世知辛い世の中で、それができるのです。
世知辛いと思っているのは私たちの頭の中だけで、実際はこうやって生きていけるかもしれませんが…
例えば明日から、マネしていいよ!って言われてもきっと出来ないんだと思うのです
自分たちの絶対的な価値を知っている。そういう点では、すぐに他者の評価に心を乱してしまったり影響を受けないという点で先をいってると思うのです。
そんな強さを私も持てたらなぁ。と思うのでした。
