立て続けに、本を二冊読み終えました。時間が無いと言いながらもそれなりに情報収集に時間を費やしています。
森岡 毅氏の『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』に続いて『ファクトフルネス』。こちらはTEDでも、有名なスピーカーだった方のようですが…日本のテレビではやらなくなって(知らないだけかも?)久しいので知らない方です。ハンス・ロスリングという、医師で公衆衛生の研究者の方です。
ファクトフルネスで、ハンス氏のこんな自身の体験談がありました。
友人と意見が一致しなかった話です。それは、目の前で苦しむ子どもに対しての治療方法の見解の違いです。友人は、薬品も器材も十分にない環境下においてもそのいち患者に対しても最大限の努力をすべきだと言ったものです
もちろん、ハンス氏も感情としては理解を示してはいるが。しかし、その医療現場で普段から働くハンス氏としては時間効率の話です。こういう風に書くと語弊が生まれそうですが…欧米諸国や日本とは状況が違いふつうがふつうでなくこの地域一帯でハンス氏がたった1人で患者を診ていたときの話です。たしかに、十分な薬品や器材のある病院まで行くために時間を費やしていてはひとりの患者に対して時間を使いすぎて、他の何十人という患者が診られないというのだから。
命はたしかに尊い。けれど、1人を救うのと数十人救うのもちろん比べるべきではないかもしれないが…
最悪の状況。1人死んでしまう可能性と、何十人も死んでしまう可能性を比較したらどちらを救いますか?という話がありました。
まるで、今朝書いた…
どれだけ大きな視野を持てているか否かをデータから考えるを代表した話がファクトフルネスには書かれている。
データや数字。の情報って本当に大事。
でも大きな視点を持てたとしても、それだけでは不十分というのが先の森岡氏の言。
「戦略は、目的を達するための的であると表現しています」が、自分はクリエイティブではないので戦術レベルのことは現場任せにしていて結果が出せずにいたということが振り返られていました。
私は、今現在〝商品〟としてツアーを作っていますが作り方を知らないけど誰か「作っといてー」ではダメなんです
だって、効率的な作り方や商品の良し悪しとか現場を知らずしてどうやって指示を出すのか?戦略が良くても、最前線の現場で戦術を元に戦えていなければ戦略も〝ただの絵に描いた餅〟になってしまうというのです。
先日、娘に「ツアーのここの移動時間に良さそうなプランを立てといて!」と指示しました。
名所の写真と、ツイッターの評判みたいなものをプリントアウトしたものを持ってきましたが…なんじゃこりゃ?みたいな気持ちになりました
ぶっちゃけ、やっつけ仕事感しかない。たった2枚の写真にノートに1行の工程。まじめに1時間潰せるか?と聞いてみたい。
クリエイティブな仕事かと言われたら…ほんっと、地味な作業です。キーワードから、スポットを洗い出して、時間配分を考えて〜。それは私は何度もやってるから言葉でも表せるし、検索エンジンや書籍やら、他にも駐車場の場所やら指示されたこと以外にも必要情報が必要になってくる事もわかりますがそれが自然に出来るようになるまでは漢字の書き取りのように繰り返しやっています。注意を受けた事は二度としないようにと心掛けながら、try and errorの繰り返し。それなりのskillになるまではやはり少なからず時間を要します。
だったら、好きなものでもないとやっぱり地道にその努力を積み上げられないと思うんです。大きな志があっても、実践して積み上げた実務が無ければ結果は何も残らないみたいな。
そして、自分自身もその商品のファンとして〜まずは自分を通して消費者理解を。それから同じ要領で他者の場合も想像していくのではないかと考えます。そう思うと、好きでもなく興味も湧かないものに自分が価値観を見出せないのに消費者がなぜこれを求めているかもどわぬ違いを求めているかもわからないだろう。