ここ数年で、珍しく買い集めたマンガが終わりました。ちなみに『東京喰人』なのですが…この出版業界が悲鳴をあげる中400万部近く売り上げてるのは、良い方だと思いますが…
あとがきを、自分は読むのですが
面白いですね。ギャグ的な要素で面白いというよりは、興味深いなぁと
締め切りに追われて追われて、駆け抜けていった六年間?だったかな。
どうしてマンガを描くのだろう?
マンガを描く事が楽しいと思ったことはなくって…と。
不思議ですよね
なりたくてもなれない人たちがいる職種のうちの一つにマンガだったり、ミュージシャンだったり、小説家だったりが挙げられると思うのです
見てわかる職種というか、誰が聞いてもイメージが湧くわかりやすい仕事。
しんどくて、辛いけど
じゃあ、なぜ続けるの?ということ自体を本人自身も自問自答していて…
(ちなみに作風にも出ている。)
自分を主役にした物語があるとしたら、それは悲劇である。と主人公が回想するように、作者とリンクしてしまう。
自分が頑張った事で誰かが喜んでくれるから。
とそんな思いで続けているようです
身体に異常をきたしながら、それすらも自分自身に「こういうものだ」と騙しながら。
そんな作者の根底にあるのは、進路や就職における挫折のように思う。その失敗が、大きな糧になってこのマンガ業界においても大きな成果を出せたのではないかと思う
今の情報社会、大きな傷を避けてチャレンジすらしない人たちが少なくない。このマンガの最後と、作者のあとがきにもありますが振り返ってみて、その失敗した経験があったから。何かであったり、誰かであったりに出会ってしんどい思いもいっぱいしたけれど昔よりちょっとはマシになってると自己を肯定出来たらそれらの経験は無駄ではないのだと思えるのかなって。
現在の自分の状況を受け入れられず、ほかの刺激で誤魔化しても…ほかの誰よりも自分自身が心のどっかで気づいていて別の辛さがある。