早速ですが、人間にとって一番大事な部分ってどこでしょうか?
と、質問をすると二通りの答えが多いそうです。心臓。そして、脳だそうです
私も、この質問を聞いたときにすぐに後者だと考えました。
私も、この質問を聞いたときにすぐに後者だと考えました。もっと厳密に言えば、マンガ『攻殻機動隊』の中に出てくるゴーストだと思います。マンガの中では、霊魂や魂といった注釈になってますが…科学が発展した未来、脳ですら電気信号で情報を伝達するのだからサイボーグ化する電脳化というシステムがこのマンガの核にあります。その脳の電子的な情報は、コピーや複製が出来るけれどゴーストが劣化しオリジナルが廃人になるという設定です。
つまり、携帯やPCのようにバックアップや、同期が出来たとしても…人間の脳の情報は同じでもその人にはなり得ないのです。そこに『魂』が無いから。遺伝子上、DNAの塩基配列がほぼ合致している一卵性の双生児で同じ様な環境で生きても同じようには育たないように。
同作者が、『アップルシード』と攻殻の中で人間(生命)を情報の高効率パッケージと表現しているのにはなるほどなぁ〜と思わされます。
では、その魂とはどこから生まれてくるのでしょう?
前回、ゲームをしている〜なんて話を書きましたがペルソナという作品です。5作目ですが…テーマやテーマカラーがあり、それであってそのときの社会的な問題を取り入れつつも、主人公は高2くらいの多感な時期で…どこか懐かしくも最新でファッショナブルなRPG。(ベタ惚れ過ぎ)
今回のテーマは、怪盗。人の心の奥底に潜む歪んだ欲望(お宝)を盗み改心させるのが目的。怪盗である前に主人公は、冤罪とはいえ、保護観察を受けるようなレッテルを貼られた札付きの人物。ペルソナという特殊な能力とともに更生という名の心の成長が求められる。(※ペルソナとは心理用語で他者に見せる自分を隠す仮面)
RPGというと、ダンジョンを攻略してお宝ゲットして、魔王を倒して〜みたいなのを想像されやすいですが…このゲームにおいて強くなる為には、モンスターを倒すだけではなく、日常生活をどう過ごすかが重要になってくる。どんな人と出会い、何を感じ、何を学ぶか、どう行動するか。前作はコミュという人間関係だったが、今作はコープという事で政治家や町医者など、学外の広い範囲の人間関係にも目を向けられている。人と接するには、相手に相応しい知識や、魅力、優しさなどの人としての人間パラメータが必要だったりする為にそれを磨く必要がある。ゲームをしながら、自分の実生活置き換えて考えてしまうのがこのゲームの面白さだったりします
人生はリアルRPGなんだから、ゲームなんてしてる暇があるなら自分磨きをすればいいと思う方もおられるかもしれないけれど…忙しい日々の中、それすらも忘れている場合もあるのかもしれません。忙しいという字は「心を亡くす」と書くように。無駄の中にこそ数値には表せない人間をつくる何かがあるのではないでしょうか。
このゲームのように、様々な人と出会う事や、色々な出来事が自分の魂を作るものであり、心の在り方で魂が磨かれていくのではないかと思う今日この頃です