今回の読了本はこちら。

よしながふみ著『愛すべき娘たち』 白泉社出版






作中に


「あんたの周囲が全て 

あんたに対して 

フェアでいてくれると

思ったら 

大間違いです」


という台詞があるのだが、


妙に納得してしまった。



例えばある程度客観的に物事を見ようと努力した姿勢で、フェアな行動を取ったつもりであるのだが、非常に不合理なレスポンスを受け取った場合、私は、憤りを感じてしまうと共に、自己が崩壊せんばかりの衝撃を受けてしまう。例え周囲が、「あなたは悪くない」と言ったとしても、自己疑心に陥る。

自分が間違っていたのだろうか、と。







世の中、不合理だ。
皆自分の価値観、正義、偏見で物の尺度を測る。

厳密に言えば、一人ひとりの家庭環境、社会環境などの絶対的バックボーンや、一過性の感情や状況などの流動的な用件に左右される。


自分がフェアな姿勢で臨んだからと言って、フェアが返ってくる訳ではない。だから自分をしっかり持て、ということなのか。不合理を突きつけられても、柔軟性で受け止め、それでも揺らぐ事のない自己が必要なのか。


それが出来るのって、自己愛の強い、『ナルシスト』だけじゃないか?そんな気がした。



でも、何てこたない、人生一回っきり。

些事に心煩わされる位なら、笑い飛ばして、もう一歩先へ、進みたい。
ものですね。(それでも落ち込む小心者)(_ _,)ウウジウジ