以前、堀江氏がメディア論をしていた。

江川紹子さんのサイト で一部を読んだ。

「勝ち」とか「負け」を意識している以上、新しい何かを変える、もしくは何かを生み出すなんてできないと思う。実際、彼は新しい何かを生み出すつもりも社会を良くしようという気も毛頭ないと言っている。

何故「時代の寵児」ともてはやされているのだろう。

アタシには彼が自分の受けた屈辱に対して復讐をしたい(勝ちたい)だけにしか見えない。

さて、図らずも自ら既存メディアとネットの競争をさせる形になってしまったライブドア事件。
既存メディアの報道とネットでの報道、どちらが信憑性があっただろうか?

情報を発信するのが「人」である以上、主観や推論が入るのは仕方ないと思う。後は、受け取る側が「どこまでが主観(推論)」「どこまでが事実」かを見分けるしかない。


「ネットの意見だから信頼できる」「テレビの意見だから信頼できる」
といった具合に他人の価値観を頼りにしている限り、報道の公平性なんてどこにも見出せないんじゃないかと思った。


まさに、堀江氏がインタビューに答えていたこと。彼は現状分析には非常に優れてるんだと思う。

でもそれだけだ。それを「変えよう」という意思はまるでない。

何故彼は「時代の寵児」といわれてたのか、ずっと考えてたけどアタシには未だにわからん。


追記)
ライブドア本体が提供している法人向けのサービス って、ウチの会社(配属元、配属先)がやってる事と内容があまり変わらないんです。
でもライブドアと競合になったこともないし、協業になったこともないし、下請けになった会社も耳にしない。
業界狭いですから、一緒に仕事する機会に恵まれずとも、あれだけの規模の会社であれば何らかの形で名前を見たりするもんです。

でも、残念ながら仕事では一度もお目にかかったことがありません。(データホテルは配属先と一緒のビルに入っていたので業務をしていたことは知っているのですが...)

そういう意味では「何で大きくなった会社なの?」という疑問は常に残ります。