こんにちは
心理カウンセラーの松尾直子です(^^)
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「子供に勉強を教えるのがしんどい
どうしてもイライラしてしまいます」
実践プログラム受講生の
Aさんからいただいた質問です。
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直子さん、こんにちは
モヤモヤしていますので
教えてください。
先程、息子(2年)の
勉強を見ていましたが
息子は いつも勉強する前から
「わからない」「出来ない」
と言っているのに
ムカっとしていまして
今日、ついに怒ってしまいました。
わからないなら一緒にやろうと提案し
私に教わりながら宿題をしているのですが
息子は宿題する前から
何度も「わからない」と
ため息をついたり苛立っていて
「わからなくて当たり前だよ」
「だから勉強しているんだよ」
と、伝えながら教えていても
ため息ばかりで、やる気がなくて…
「わからないと諦めてたら
何も覚えられないし学べない」
「わかりたいなら、ちゃんと考えなさい」
と怒鳴ってしまいました。
息子は泣いてしまったのですが
私は悪いことをしたと思えません
ただ、怒ってしまったことに
また 息子の自尊心が下がってしまうのでは
と、心配しています。
息子の態度が悪いことに
むかつきます
どのような対応をしたら
よかったのでしょうか。
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勉強や宿題に関する悩みは
とても多いです。
特に今回のAさんのように
「自分で頑張ろうとしない子供」に
イライラしてしまう人は
とても多いですね。
子供の頃から
「頑張ってきたお母さん」に
多い悩みです。
勉強を教える時
息子さんが泣き言を言ったり
頑張ってないように見えて
そこでイライラして怒ってしまう、、、
私も何度も経験あります。
私なんて最初からキレてました(^_^;)
心理学の概念で
「シャドー」というものがあります。
シャドーとは影のことですが
心理学でシャドーというと
自分の「無意識」の中にいる
「もう一人の自分」というイメージです。
あなたの中で
こんな自分で在りたいという
「理想」があると思います
仮に、その理想の自分が
・人前で弱みを見せない
・強い自分
だったとします
その理想の自分に反する感情は
無意識に抑圧するようになります。
例えば、、、
弱さ、悲しみ、恐れ、嘆き…など
理想の自分には必要のない感情を
無くそうとしちゃうんですね。
すると、
抑圧された
もう一人の自分(シャドー)は
どんどん肥大化し
家族の中の誰かが
肩代わりをすることが起きるんです。
不思議ですが良くある話なんです。
あなたが
子育てにしても何にしても
弱音をはかず
いつも完璧な自分を
求めていたとしたら
無意識下で
抑圧している感情が
どんどん膨らんで
子供さんが代わりに
その感情を出すようになるんですね。
実践プログラムでは
自分と深く向き合い
自己受容ができるようになるために
日々、取り組んでいきます。
自己受容できるようになれば
自然と子供に表れているシャドーも
見えなくなってきます。
今回の悩み相談を受けたあと
Aさん自身が子供の頃から
抑圧してきた感情を
一緒に見つけていく中で
「私、ずっと一人で
頑張ってきたんだな…」
と、気づきました。
きづいたとき
Aさんの目には涙が溢れました。
涙が出た…ってことは
本当の自分と繋がった証拠
なんですよね
自分と繋がれた瞬間って
何とも言えない温かい気持ちになります。
頑張ることを、すぐには
緩められないかもしれませんが
そんな自分も
自分なんだと受け入れて
一歩一歩認めていけたらいいですね。
ちゃんと出来たときも
出来なかったときも
あなたという人間の
存在価値は変わらない
お子さんにとっても
あなたは、唯一無二の存在です。
自分で自分を
大切にすることは
自分のどんな感情も
感じてあげること
自分のどんな感情も
受け入れていくうちに
自分軸ができ
心の土台が形成されていきます。
Aさんにとって今回の気づきは
大きなターニングポイントに
なりそうです^ ^
頑張っているのに
一向に解決しない悩みの根本原因は
あなたの中にあります
今回の「シャドー」の話
参考にしていただけたら嬉しいです。
本日も読んでいただき
ありがとうございました(^^)
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