6月5日
久しぶりに マエストロ インバル
東京都交響楽団定期演奏会1000回記念シリーズ
という事で
こんな可愛らしいバルーンがお出迎え
 

今回は苦手なブルックナーだったのでちょっと心配してたんですが、迫力満点の演奏でなんとか克服しました。

 
♪ブルックナーの9番のみのプログラム♪
   (それでも1時間半くらいかかるんじゃ💦)
 
ブルックナーは人生最後の18ヶ月を最終楽章(4楽章)の作曲に没頭したそうですが、残念ながら完成する事あたわず。
従って従来一般的に演奏されるのは3楽章まで。
今回は4楽章(2021-22年SPCM版)が付いたもの(日本初演)
4楽章のスコアも実際はかなりの残されていた様ですが、作曲家の死後、散逸してしまった物も多く、研究者SPCMはそれら研究者のお名前の頭文字の地道な活動によって4楽章を付けた形での演奏が各国で行われる様になってきているそうです。それも幾度か手を加えながらのもので、まだ完成形ではないようですね。
 
今回は終演後、その研究者のお一人 
ジョン・A・フィリップス氏
マエストロ エリアフ・インバル 
のお二人にてアフタートークが開催される幸運に恵まれました。
 
聴くだけでも相当体力使う😁大曲なので、演奏者はもっとお疲れ・・そりゃそうですね。
マエストロもぐったり疲れた~って感じで腰掛けてらして、申し訳ないくらいでした。
この4楽章の研究に人生を捧げている様な感じの方、まさに人生いろいろですね。
 
聴く前に 私が苦手なのは5番だと思い込んでいたら、まさにこの9番が(特に2楽章ダサいなあとずっと思っていて)苦手だったと気付いてぞっとしながら聴きました。
申し訳ない話です。
改めて聴いてみると美しいメロディーもあるし、たまにはいいかな?
 
左がマエストロ インバル 右がジョン・A・フィリップス氏