デビット・ボウイが地球から去って三年…ショックが大きかった、もうライブに行くチャンスを失ったから。


専門学校生だった当時、池袋のボウリング場で流れていたPVの記憶と、当時購入してシングルCDを聴いていた。

『Jump They Sey』のデビット・ボウイが、問いかける。


「ここで、人生を降りる気かい?」


冗談じゃない、続行だ。

これから、新しい世界へ飛び込むんだ。

覚えたての煙草を吸いながら、正気を保っていた。


今みたいに情報はネットで調べる、それが当たり前になるのは二十一世紀から。


洋楽が詳しく知人なんていない、友人でも数名いるかいないかの環境では、自力で調べるにも限度があった。


それから、就職して何度も死にかけて、記憶を失って、やっと再びデビットボウイに辿り着いた!


次はライブ、新譜とに訃報はショックのあまりに去年の年末まで、音源が聴くことができなかった。


その間にも、知らなかった音楽やYou Tubeで音楽を聴きまくって情報と感覚を養われる。

暇さえあれば、検索ワードとYou Tubeを駆使して新しい音楽に触れる日常。


今年は、グラムロック五十周年。

生きていれば七十五歳、日本ではこんな本が出版された。


デビット・ボウイ完全版 責任編集和久井光司 河出書房新社 



日本語では、ベスト版からデジタルマスタリング・出演映画に日本では輸入版のみの扱いのデータまでを網羅している。


ただでさえ、多才で様々な顔を持つ彼の足跡。

おまけに環境音楽(アンビエント音楽)の先駆者ブライアン・イーノにブラックミュージックの融合。


特に、ブライアン・イーノは二〇二〇年の自粛期間中に知った音楽家の一人。

リズムをあえて作らない音楽を探していたから、よくYou Tubeで聴きまくっていた。

ここから、テクノの別の音楽界があると知った。


ブラックミュージックは、無性に七十〜八十年代のユーロロックが聴きたくて、偶然黒人の女性ベーシストがベース一本で弾き語りの映像に遭遇する。


心地いいベース、リズム感覚と声が良くて、調べたらウィキペディアの経歴に『デビット・ボウイ』!


たまたま、デビット・ボウイのツアーでベーシストとして活動していたとは!!


過去を紐解けば紐解くほど、この先の音楽を知るに当たって「これは絶対聴きたい!」って音楽が増えていく。


これは最近知ったが、京都で暮らしていたとは。

京都って、いい意味で特別扱いしない空気が心地いいらしい。


禅の静寂と、世界を駆け巡る音楽。


人間には、動くために休む。

しっかり休むことで、新しいことに挑戦する。

日本は、デビット・ボウイにとっては心身をリフレッシュする最適な環境だったようだ。


アーティストは、常に『新しい』を求められる。


あえて概念を壊して、取り除いて、誰もが見たことない、聴いたことがないモノを創る。

たとえ、世の中が受け入れるには感性が追いつかない。

周囲に拒絶されても、突き進む強さ、元々ある弱さや無いものを取り入れる勇気。


当時の世界では、黒人音楽が持つリズム感を取り入れることは拒絶された。

無い感性を取り入れる、受け入れるって、すごく勇気がいる。


それも一九八十年代から…それだけでも、スゴイことって分かる。


私も作家だから、新しいジャンルで、全く違う視点で書くとなると、自分を最後まで信じるしかない。

誰も相談なんて、できなかっただろうな、なんとなく思う。


私には、まだまだ学ぶところがあるようだ。

人種差別?それより、お互いを認めて笑いあいたい。

同じ人間だろ?

君たちは、地球で産まれたんだから。


デビット・ボウイが、笑っている。

地球の、馬鹿馬鹿しい茶番を見ながら。


記憶を失う前に知って、失ったあとに初めて出会う。

あの時覚えた煙草は、記憶喪失と共に辞めた。

私も、かなりクレイジーな部類。


最後に、最高の本を執筆した、犬伏功氏、梅村ノボル史氏、サエキけんぞう氏、立川芳雄氏、真壁緑郎氏森次郎士山田順一氏吉村栄一氏和久井光司氏へ。


最高に素敵な本でした、ありがとうございます!






〜Kindle読み放題もあるよ〜

RE;RE;
325円
Amazon

さらっと読める群像青春劇。




人気ブログランキング
問い合わせは、こちらにどうぞ!