妹が子供を産んで、仕事に出かける頃に毎晩夜から朝までの子守りをする。
辛かったのが、相棒を見てて(多分ミッチー)右京さんの謎解きシーンで泣きだす。
こっちは泣きながら、オムツを変えたりミルクを作ったり。
ライブハウスにも行けない、音楽はアンパンマンという。
子供産んでないのに、育児ノイローゼ。
二人面倒を見たから、十年は子守りしていたような。
当然、TVも子供寄りの選択に、ニュース全く見られない、ドラマなんて全く分からない。
こうして時代に、置いてけぼりになるのか。
強烈に覚えているのが、2013年映画「クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル‼︎」がTVで放送された時。
最初はバカにしていました、たかがアニメと。
しかし、クレヨンしんちゃんは違う。
子供寄りと見せかけて、大人へのメッセージもある、なんじゃこれ!
更に翌年公開「クレヨンしんちゃんガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」
TV放送で、感動でボロ泣き。
悔しいから、DVDに保管してあるハズだ。
アニメにこんなに心が響くとは、予想外。
リメイクされた「ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜」も、懐かしくて泣いたよ。
やっぱり、ドラえもんは原作の方が教訓があっていい!と再確認。
クレヨンしんちゃんは、風刺の側面もある。
それをいかに、親父と一緒に受け入れられるか?
作家の視点で見ると、これって凄く高度な事なんです。
子供寄りにするか、しかし子供寄りにし過ぎると大人が飽きる。
逆も同じで、バランスをとっていかに作品として最後まで破綻せず成立させるか。
柔軟なアイデアと、子供と大人が共通する共感。制作者に頭が上がらない!
原作者はこの世にいないけど、作品を通じてちゃんと意思は繋がっている。
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