「こんにちはー
」

「こんにちはー…はぁ…」
「どうしましたー?」
「いやー…何でまだ生きてるんだろ?って…
」

「外来に来て僕に会う為ですよー
」

「ハハハ
まぁ先生には会いたいですけどね笑」

「ハハハ
ありがとうございます
おでこ切ってませんね?」


「切ってません
」

「腕はどうですか?
…治ってきました?」

「いや、たぶん今日まだ切ってないからかも?」
「すごいじゃないですかー
抜いてませんか?」

「抜いてません
」

「おぉー
」


「そろそろお腹切ろうと思ってるんですけど…」
「お腹は確認できないし、手術痕になるからやめましょ
」

「右腕もダメなんですよね?
」

「ダメです
」

「どこ切ろうかなー…
」

「左腕だけにしましょ?

ご飯は食べてますか?」
「食べてますよ
」

「おにぎりですか?」
「違いますよ。おでんとかお鍋です
」

「おぉー
おでんは何が好きですか?」

「こんにゃくです!先生は?」
「僕はあまりメジャーなやつじゃないです
」

「んーちくわぶ?とか?」
「
当たりです
」



「美味しいよねぇ…
」

「ですよねぇ…
夜は眠れてますか?」

「それが眠れなくって
」

「ロドピンやめます?」
「お守りで持っておきます
今日3時に起きて…そこから頓服は飲まない方がいいですよね?」

「丹内さんは飲んでもいいですよ
ご本人の場合、次の日(昼)まで残るとは思えませんから
大丈夫です!」


「じゃあこれからは飲みますね
」

「外来来るの大変じゃないですか?大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ
」

「週2回来る患者さんは丹内さんくらいです笑
もし僕が週3回外来あったら、3回来るようですね笑」
「ハハハ
喜んで
」


「次は火曜日です。お薬処方しなくちゃいけないから、絶対絶対来てくださいね?15:30ですよね?」
「そうですね!11時じゃないですよ
」

「オッケーです!ドキドキしないでおきます笑
それじゃあ12月3日、お待ちしています
」

「ありがとうございました。失礼します。」
本当に何で生きてるのかわからない毎日。