7/10(水)朝ドラ『虎に翼』第15週「女房は山の神百石の位?」③ | てれびざんまい。

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■連続テレビ防災『ばんぜん』

 

 

 

 

 

【再放送】花子とアン(BS12)無料
次回は7/15(月)

 

 

【再放送】なつぞら(BS11)無料

次回は7/16(火)

 

 

2024年度前期朝ドラ『虎に翼』

 
4/1(月)放送スタート  NHK総合

毎週月曜~土曜  8:00~8:15

(土曜は「1週間ふり返り」)

激動の昭和を生き抜いた五黄の寅年生まれの猪爪寅子(伊藤沙莉)。法という翼を手に入れ、女性初の弁護士、のちに裁判官となった女性とその仲間たちの物語が幕を開ける!(「Gガイド番組表」より)
 
ヒロインのモデルは、三淵嘉子(みぶちよしこ)さん。
 
 
📝前作『ブギウギ』と今作のヒロインのモデルは同じ年
 
笠置シヅ子さん
1914年(大正3)8月、香川県生まれ
 
三淵嘉子さん
1914年(大正3)11月、シンガポール市生まれ
 
 
連続テレビ小説『虎に翼』
 

 

吉田恵里香

 

 

演出

 

梛川善郎

安藤大佑

橋本万葉

伊集院悠

ほか

 

 

制作統括

 

尾崎裕和

 

 

プロデューサー

 

石澤かおる

舟橋哲男

 

 

『虎に翼』メインビジュアル
 
 
主題歌
 
米津玄師「さよーならまたいつか!」

 

 

音楽

 

森優太

 

 

タイトルバック制作

 

シシヤマザキ

 

 

語り

 

尾野真千子

 

 

副音声解説

 

山崎健太郎

 

 

第15週

女房は山の神百石の位?」③

 

演出

 

NEW伊集院悠

(『虎に翼』制作演出)

 

 

【女房は山の神百石の位】

(にょうぼうはやまのかみひゃっこくのくらい)

「女房はきわめて大切なものであるというたとえ。」「ことわざ辞典 ONLINE」 より

 

 

 

 

7/10(水) 第73回 

 

あらすじ(「Gガイド番組表」より)

新潟への異動を命じられた寅子(伊藤沙莉)。

 

《前回のラストシーン》から。

 

花江「優未は、あなたに甘えたくても、必死に我慢して、いい子を頑張ってる。あなたに喜んでもらおうといい子のふりをしてる。分かる?」

 

直明「花江さん…。」

 

花「トラちゃんが見てるのはね、本当の優未じゃないの。」予告の印象的なセリフ。

 

寅子「えっ…?」

 

泣き出す花江。

寅「・・・。」

 

 
主題歌

 

寅子は初めて家族との間に溝が出来ていることを自覚する。

 

直明に、私の何が駄目だったのか?と問う寅子。

 

ささいなズレの積み重ね、

それが気付いたら、とんでもない、おかしなことに。

 

寅子は弟・直明(三山凌輝)から優未(竹澤咲子)がこれまで寅子に見せていた姿が本当の姿ではなかったことを知らされる。

 

1年くらい前の、優未が算数で31点。事件。

 

従兄弟たちに勧められるまま、84点に偽装。寅子に見せると「間違えた部分を復習して、次は100点を。」

 

ちょっと解答用紙を見れば、すぐ偽装だと分かるのに。

 

優未は、寅子の顔色をうかがって、ズルしてでも、いい子のふりをしている。

それを寅子も求めてきた。

 

そんなつもりはなかった、と寅子。

 

直:本当に?

手のかからないお利口さんを求めてなかった?

 

新潟には寅子だけが行くべきだという直明の言葉に、寅子は言い返すことができない。

 

 

《翌朝》

 

語り「一瞬にして目に見えていた景色が、がらりと変わってしまっても。

いつもどおり、朝がやって来ます。」

 

何事もなかったように、寅子を送り出す花江だが、見送った後には「・・・。」

 

 

「今日は、寅子が担当する福田夫妻の離婚調停の日です。」

 

瞳、無断欠席。

慶太の意思も固く、調停不成立、地裁に任せる事に。

 

「この時代、離婚が不成立になると、案件は家裁を離れて、地方裁判所で争われる決まりでした。」

 

 

《竹もと》珍しく木の看板。いつも暖簾から、のイメージ。

 

梅子に、だんごを包んでもらうよう頼む寅子。

 

「だんごを買っても、何も解決しないと分かっていても、買わずにいられない寅子です。」

 

 
そこにやってきたのは、先日対談した女性司法修習生たち。
 
吉永:裁判官志望だと言うと、次の佐田寅子になれとばかり言われる。
佐田さんには悪いけど、家裁には行きたくない。
玉木:当然。誰だって出世したい。現状、家裁に行ったら出世の道は絶たれる。
 
梅子が気を利かせて、障子を閉めるが…。
 
玉:佐田さんの言動は短絡的。
吉:ただほえれば、いいってものじゃない。
 
梅子が、先日の対談の時の2人が、微妙な表情をしていた事を教えてくれる。

 

 

驚く寅子。
梅:これから改めれば問題ない、悪気はないのは伝わっているから。
 
職場へ戻り。
花江と直明の言葉が頭をよぎる。
 
と、廊下に、瞳が座っている。
 
心配していた、と寅子が言うと、
 
瞳:あの日は、とても具合が悪かった。
だから調停に行けなかっただけ。
 
寅:電話を頂ければ…。
 
瞳:夫に追い出され、今いる所に電話などない。
「ねえ、どうしたらいいの?」
あんたのせいで、夫と裁判しなくちゃいけなくなった、
いつも女の味方みたいな顔をして。逆恨み。
 
寅「私は、女性の味方ではありません。」
 
瞳「・・・。」
 
寅「もちろん、男性の味方でもない。私は法律の下、全ての人を平等に見ます。」
正論だが。
「そして、困ってる人に手を差し伸べたい…。」
 
瞳「だから私は困ってる!困ってるの!」
怒鳴り始める。
 
通りがかった小橋たち。
立ち止まる人に、 
小「どうかしたんですか?」
 
瞳「どうして、いくら言っても信じてもらえないの?」
握りしめたハンカチの中に銀色の…。
 
瞳「そうやって、恵まれた場所から偉そうに…。」
 
それは、カミソリ。※理容用。柄が有る。
 
瞳「あんたみたいなやつが、一番腹立つのよ!」
 
切りかかる瞳を、周りの男性職員達が取り押さえ、羽交い締めにする。
「佐田さん、早く離れて!」 
「君、やめないか!」
 
瞳「離して!離せ〜っ!」
 
引きづられていく瞳。
 
座り込む寅子。
小「おい、何があった!?ケガは!?取りあえず、医務室に。」
 
寅:私は平気だから、騒ぎにしないで。お願い。
 
へたり込む小橋。
 
 
《猪爪・佐田家》
 
楽しげにカルタに興じる子供たち。
 
従兄弟たちに贔屓されまくりの優未。
 
遊びに来ていた道男:相変わらず、優未に甘いな〜。
直人「そりゃあ、猪爪家の姫様だからね。」
 
外から覗きこんでいる寅子。

 

 

直明が読むカルタの札が。
「塵も積もれば山となる。」
 
寅子は思い出す。
赤ちゃんの優未を抱いて、優三と笑いあっていた、あの日を。
 
優「優未の、いいお母さんでいてもいい。」
 
今、涙を流し、家族を見ている寅子。
 
優三の声が聞こえる。
「僕の大好きな、あの、何かに無我夢中になってる時のトラちゃんの顔をして、何かを頑張ってくれること。」
 
今、楽しげな優未の笑顔。
寅子の知らない笑顔。
 
嗚咽。止まらない涙。
 
直明「知らぬが仏。」
 
(辻占ですな。©『岸辺露伴は動かない』)
 
涙を拭い。
意を決して、寅子、家の中へ。
 
驚く皆。
寅「・・・。」《つづく》
 
 

🐯

 

 

🐅

 

 

 史実。

 

📖

 

 

 

 

 

『あさイチ』

 

【ゲスト】

河合美智子さん

古坂大魔王さん

 

《朝ドラ受け》では。

・嗚呼、伏線とは。偽造答案用紙。

(ネットでは、気づいている方もチラホラ。)

・カルタの札のセレクト。

・古坂大魔王さんは思う、朝ドラから地続きだと。河合美智子さん、号泣。止まらない朝ドラ受け。

 

特集は「経験者が伝える40代・50代の脳卒中」