6/11(火)朝ドラ『虎に翼』第11週「女子と小人は養い難し?」② | てれびざんまい。

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『あさイチ』

 

 

連続テレビ防災『ばんぜん』

 

 
【再放送】ゲゲゲの女房(BS12)無料
次回は6/17(月)

 7/8(月)からは『花子とアン』

 

 

【再放送】なつぞら(BS11)無料

次回は6/11(火)

 

 

 

 

2024年度前期朝ドラ『虎に翼』

 
4/1(月)放送スタート  NHK総合

毎週月曜~土曜  8:00~8:15

(土曜は「1週間ふり返り」)

激動の昭和を生き抜いた五黄の寅年生まれの猪爪寅子(伊藤沙莉)。法という翼を手に入れ、女性初の弁護士、のちに裁判官となった女性とその仲間たちの物語が幕を開ける!(「Gガイド番組表」より)
 
ヒロインのモデルは、三淵嘉子(みぶちよしこ)さん。
 
 
📝前作『ブギウギ』と今作のヒロインのモデルは同じ年
 
笠置シヅ子さん
1914年(大正3)8月、香川県生まれ
 
三淵嘉子さん
1914年(大正3)11月、シンガポール市生まれ
 
 
連続テレビ小説『虎に翼』
 

 

吉田恵里香

 

 

演出

 

梛川善郎

安藤大佑

橋本万葉  ほか

 

 

制作統括

 

尾崎裕和

 

 

プロデューサー

 

石澤かおる

舟橋哲男

 

 

『虎に翼』メインビジュアル
 
主題歌
 
米津玄師「さよーならまたいつか!」

 

 

音楽

 

森優太

 

 

 

タイトルバック制作

 

シシヤマザキ

 

 

語り

 

尾野真千子

 

 

副音声解説

 

山崎健太郎

 

 

第11週「女子と小人は養い難し?」②

 

『女子と小人とは養い難し』

(ジョシ ト ショウジン トハ ヤシナイガタシ)

《「論語」陽貨から》女性と徳のない人間とは、近づけると図に乗るし、遠ざければ怨むので、扱いにくいものである。》

「コトバンク」より

 


演出

 

梛川善郎 チーフ演出

 

 

 

 

6/11(火) 第52回 

 

ドンドコドコドコ、太鼓のいさましい劇伴。

 

昭和二十三年(1948)十月

 

その頃のスズ子(まだまだ『ブギウギ』)

昭和二十三年 一月《34歳》「福来スズ子ワンマンショー」で「東京ブギウギ」を披露。

 

語り「花岡さんが亡くなって1年。

 

新しい憲法にのっとって、改革された司法制度に基づき、最高裁判所が発足してから、1年半の時がたとうとしていました。

 

左に、人事課長・桂場、

センターに、初代最高裁判官・星朋彦(演:平田満氏)

右に、秘書課長・久藤。

 

ドラマチックに廊下を進む3人。

ドラマチックに階段を降りてくる。

 

朋「で、どうだい?例の件は。」

久:問題はありますが、あの人ならやり遂げてくれるはずです。

 

久藤、ガッチャンコの拳。✊✊ex.ガッチャード

 

鳥の声、

民族的な太鼓ドンドコ劇伴、

 

滝の下、

水に打たれるその人は──

 

久「ねえ、桂場君。」

桂「ああ。」スッと、ハットを。

 

白鉢巻・褌姿で滝行をする男(キマシタ。演:滝藤賢一氏。)多岐川幸四郎。


【宝生の滝】(多岐川幸四郎のモデル・宇田川潤四郎が、家裁調査官研修所設立を祈願しながら滝行をしたという小仏峠近くの滝。)『家庭裁判所物語』「虎に翼」解説・清永聡氏 著


廊下で、人事課に顔を出せと桂場さんが、と聞いた寅子。

 

あらすじ(「Gガイド番組表」より)

 

家庭裁判所設立準備室に異動することになった寅子(伊藤沙莉)。

 

GHQからの通達により、桂場(松山ケンイチ)らは家庭裁判所設立に向けて動き出していた。

 

寅子たちの仕事は、従来からある少年審判所と新しくできた家事審判所を合併させ、2カ月後には全国に家庭裁判所を発足させる、というものだった。

 

桂「来年1月1日から、新しい少年法が施工される。待ったなしだ。」

 

昭和24年1月1日から施工される新しい少年法には、既に家庭裁判所の門限が記されていました。

 

《少年法  第三篠》

 

寅「それは、つまり…。」

 

また、デスクに📚

 

桂「勝手に置くな。」

 

寅「今、私の力が必要だと?」

 

桂「どこまで自信過剰なんだ、君は。」

 

寅「(軽やかな)はて?違うんですか?」

 

桂:そう思いたければ、勝手に。

 

寅、ニヤリ。

家庭裁判所設立まで、こぎつけた暁には、今度こそ、私を裁判官に。

 

桂、しょっぱい顔で、絶妙な松ケン。

「君ねえ…。」

 
寅、いつまでも嘱託職員のままでは、家族を支えていくのに不安も。
「いかがでしょう?」
 
寅「分かった、善処しよう。」
 
話が終わると、早々に、法曹会館に行くよう「シッシ!」される。
 

 

桂場のデスクの上には、
≪人気呼ぶ花岡判事未亡人の個展≫
の新聞記事。
≪画面に"いばらの道"≫ 作品は二十数点も。
 
こちらは【朗報】かの噴水見事に復活し、水、豊かに流るる!
 
「徐々に戦後復興が進み、全ての部署が、放送会館から引き揚げたはず。」
 
「それなのに、なぜ?」
 
青い空に、流れる白い雲。
鐘の音。
 
屋上に《家庭裁判所設立準備室》の、小屋。
 
七輪で、スルメを焼く、その人は──
こめかみに人さし指、中指を添えている姿が、これまた。
 
寅「あの…。」
 
多岐川「おお、ちょうどいいところへ来た。今な、焼けたところだ。」
 
「突然、スルメを勧めてくる、このチョビヒゲ…。
 
後に家庭裁判所の父と呼ばれる、多岐川幸四郎です。
 
小屋に誘(いざな)われる寅子。呆気にとられる。
 
中から汐見、
「あまりにも急な話で場所がなくてね。」
 大急ぎで、屋上に準備室を建てさせてもらったという。
 
汐「さあさあ。」
 

上司の多岐川幸四郎(滝藤賢一)はとにかく変わった人物のようで、寅子は不安を覚える。 

 

 

主題歌 

 

そこには小橋。
 
🌱発芽玄米前髪
 
 
寅「ああ…。」ローテンション。
 
もう1人。
稲垣「久しぶり。」
 
寅:👀💥「稲垣さん!お久しぶり。」
 
《明律大学回想》
 
自己紹介稲垣。
轟の制裁を受け、顔に傷がある小橋と稲垣。
 
多岐川に問われて、明律大学の同窓だ、と答える寅子。
汐「偶然だね。」うん。
 
改めて、名乗る寅子。
汐:佐田さんは、確か、ご婦人初の弁護士で。
多:何で、いまここに?
 
話すと長くなる、と言うと、バッサリ切られる。

多「湿っぽい話も、挫折話も、つまらん。」
「名前を言い合ったところで、相手のことを知ることが、できるわけがない。」
「相手を知るには…、これと、これだろ。」

スルメと日本酒。

こんな昼間から駄目です、と汐見にたしなめらる。

飲めば体も温まる、という隙間風の入る準備室。

とにかく、時間がないのだ!

気苦労が絶えなさそうな汐見圭は、家庭裁判所設立準備室室長補佐。

稲垣は、同期と働けて嬉しい、と。
「ほら、花岡のこともあったからさ。」

小橋「・・・。」

寅「そうね。花岡さんの分も頑張らないとね。」

多「何だ、君たち、あのバカたれ判事の同期なのか。」
慌てていさめる汐見。

多「法律を守って餓死だなんて、そんな、くだらん死に方があるか?」👀💥
「大バカたれ野郎だね。」

寅「そんな言い方、あんまりです。撤回してください。」

多「撤回なんてするか。人間、生き残ってこそだ。」

小「佐田は昔、花岡と、何て言うか、ほぼ男女の仲で。」

汐見「えっ。」

否定する寅子。
でも、友人をバカ呼ばわりされて、黙ってはいられない。

多「どう考えてもバカだろ!」
この中にヤミ米を食わなかったやつは?
「いないだろ。」
そうしなければ、生きられなかったということ。

寅「そうです。私も彼の死には納得していない。でも、花岡さんは、人々を裁かねばならない者として、悩み抜いて、あの決断を…。」

多「あ〜、やめだ!やめ!」
この議論は平行線。
「君も正しい、俺も正しい。それでいいだろ。」

寅「よくないです。」

多「ケンカほど時間の無駄はない。」
全くだ。 
スルメを歯で引きちぎる。
「分かり合えないことは、諦める!」
合理的。

何だか汐見が謝ってくれて
「後で、きちんと話しておくから。」
もう汐見さんがいないと、きっと成り立っていかない準備室。

お酒に「あ〜。」とか言ってる室長。

隙間風がガタガタいう準備室。

 

《猪爪家》

花江「お義母さん。」
味見をする、はる。
「うん。」

和やかに時間は流れ、もう甘みのあの字もなく。

帰宅した寅子に、大きくなった優未が抱きつく。

いとこの直人と直治は、良く優未をみてくれている。

さて、直明は。

「大学生の仲間たちと共に、東京少年少女保護連盟というグループを作り、戦争で親を亡くした子供たちと遊んだり、相談に乗ったりするボランティア活動に夢中になっていました。」

これは、寅子の仕事とクロスしますね。

みんなに頭をグリグリされる直治。

優未に絵本を読んであげる直治。サルカニ合戦。
卓袱台で書き物をする直人の傍らに、
林芙美子の『放浪記』と『漱石全集』、『レ・ミゼラブル』文学少年。

縫い物をする花江とはるに『家庭裁判所』の説明をする寅子。

回想で『少年審判所』と『家事裁判所』関係者の対立。板挟まれる汐見。

(時に、寅子はマッチの箱詰め仕事を続けている。)

マッチ箱の外箱と内箱が、ガッチャンコ出来ず「ム゛〜〜〜ッ。」となる寅子。勢い余って潰してしまう。

🖊追記したい、
『少年審判所』『家事裁判所』の抱える問題。その新聞記事。
 

 


【公式X】より。

 

白黒つけられない子どもや家庭の問題に寄り添い、最善策を探すのが家庭裁判所。


設立には、少年審判所と家事審判所の合併が必要ですが…。


両者は全く別の機関。意見が対立している中、多岐川は…。


いびきが聞こえる。

寅子、唖然。


「この人、説得する気ないでしょ。」


安らかに目をつむる多岐川室長で《つづく》


 

 

 

 

 

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職場に平埜さんがいる安心感。ex.条映映画村。

 

 

 

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📖

 

 

 

 

『あさイチ』

 

特集は「ツイQ楽ワザ“雨の日の装い”お悩み解消SP」

 

【ゲスト】

菊地亜美さん

浜島直子さん

 

【生ナレーション】

日髙のり子さん