6/10(月)朝ドラ『虎に翼』第11週「女子と小人は養い難し?」① | てれびざんまい。

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【再放送】ゲゲゲの女房(BS12)無料
次回は6/10(月)

7/8(月)からは『花子とアン』

 

 

 【図書館本】

 

 第四章「妖怪漫画家 水木しげる」父とスランプ

 

 

 

【再放送】なつぞら(BS11)無料

次回は6/11(火)

 

 

2024年度前期朝ドラ『虎に翼』

 
4/1(月)放送スタート  NHK総合

毎週月曜~土曜  8:00~8:15

(土曜は「1週間ふり返り」)

激動の昭和を生き抜いた五黄の寅年生まれの猪爪寅子(伊藤沙莉)。法という翼を手に入れ、女性初の弁護士、のちに裁判官となった女性とその仲間たちの物語が幕を開ける!(「Gガイド番組表」より)
 
ヒロインのモデルは、三淵嘉子(みぶちよしこ)さん。
 
 
📝前作『ブギウギ』と今作のヒロインのモデルは同じ年
 
笠置シヅ子さん
1914年(大正3)8月、香川県生まれ
 
三淵嘉子さん
1914年(大正3)11月、シンガポール市生まれ
 
 
連続テレビ小説『虎に翼』
 

 

吉田恵里香

 

 

演出

 

梛川善郎

安藤大佑

橋本万葉  ほか

 

 

制作統括

 

尾崎裕和

 

 

プロデューサー

 

石澤かおる

舟橋哲男

 

 

『虎に翼』メインビジュアル
 
主題歌
 
米津玄師「さよーならまたいつか!」

 

 

音楽

 

森優太

 

 

 

タイトルバック制作

 

シシヤマザキ

 

 

語り

 

尾野真千子

 

 

副音声解説

 

山崎健太郎

 

 

第11週「女子と小人は養い難し?」①

 

『女子と小人とは養い難し』

(ジョシ ト ショウジン トハ ヤシナイガタシ)

《「論語」陽貨から》女性と徳のない人間とは、近づけると図に乗るし、遠ざければ怨むので、扱いにくいものである。》

「コトバンク」より

 

 

演出

 

梛川善郎 チーフ演出

 

 

 

 

 

6/10(月) 第51回 

 

《前回のラストシーン》から

 

小橋「花岡が死んだ。」

寅「えっ。」

 

《今回のおはなし》

 

あらすじ(「Gガイド番組表」より)

 

花岡(岩田剛典)が違法である闇市の食べものを一切拒否して栄養失調で亡くなったと聞き、衝撃を受ける寅子(伊藤沙莉)。

 

語り「食糧管理法を担当していた判事が、法を守って餓死したニュースに、法曹界の人間だけでなく、世間の人々も大きな衝撃を受けました。」

 

同じ頃、戦地から戻ったばかりの轟(戸塚純貴)も絶望していた。

 

 

 

主題歌

 

気落ちする寅子。

 

案じる、はる、花江に見送られる朝。

 

 《副音声解説》

 

夜の盛り場。

 

地べたに座り、酒をラッパ飲みする復員兵。

薄汚れた無精髭のその顔は─轟。

 

うとうとする轟を、通行人が蹴飛ばす。

 

轟「ん〜。」

 

もう一発。

 

轟「んん…。」

 

さらに、もう一発。

 

轟「んん…おい、やめろ!」

 

通行人を睨む。

 

轟を見下しているのは、よね。

 

焼け残ったカフェー『燈台』

 

コップに入れた水を、轟に差し出すよね。

その右腕には、火傷の跡。

 

轟「空襲か。」

 

マスターは焼け死んだ、という。

 

写真立てのマスターの笑顔。

 

よ「知った顔が、随分いなくなった。

 

今は、法律相談のまね事をして、なんとか食いつないでいる。」

 

壁に大きく書いた日本国憲法第14条。

 

よ「読んだか?新憲法。」

 

轟「ああ。」

 

よ「ずっと、これが欲しかったんだ、私たちは。」

 

《回想》

あの日の浜辺。

楽しげな6人。 

香淑(ヒャンスク)の笑顔。

 

よ「男も女も、人種も、家柄も─」

 

別れ際の涼子の涙。 

告白した梅子の泣き笑い。

ここであった最後の寅子。「じゃあどうすればよかったの?」

 

(落涙。この回想にどうにも弱い。しかも、寅子が加わっている。

 

(何度も繰り返されるこの回想。今までは、寅子が道半ばでこの道を諦めざるをえなかった3人を思ってしていた回想。よねの消息が分からなくなってからは、よねが加わり、よねは今、寅子が何をしているのか分からないので、寅子が加わる。)

 

よ「貧乏人も金持ちも、上も下もなくて横並びである。

 

それが大前提で、当たり前の世の中が。

 

 

轟「欲しかったという割にうれしくなさそうだな。」

 

よ「これは自分たちの手で、手に入れたかったものだ。

 

戦争なんかのおかげじゃなく。」

 

そして話題は。

 

よ「残念だったな、花岡。

 

静かな夜に虫の音。

 

轟は再会したよね(土居志央梨)に苦しい胸の内を打ち明ける。

 

よ「死んだ相手に強がって何になる。

ほれてたんだろ、花岡に。

最後に会った時、そう思った。」

 

轟「何をバカなこと言ってんだ!」

 

よ「ほれた腫れたは、カフェで死ぬほど見てきたからな。

 

白黒つけさせたいわけでも、白状させたいわけでもない。

 

腹が立ったなら謝る。」

 

ただ、私の前では強がる意味がない、と言いたかった。

 

轟「俺にも、よく分からない。

 

でも…、もし、あいつがいなかったら、俺は弁護士を目指していなかった。

 

花岡が帝大を諦めて、明律大で共に学べると知った時は、うれしかった。

 

佐田と添い遂げることに、おじけづいて、別の女と結婚した時は腹が立った。

 

あの戦争のさなか、あいつが判事になって、兵隊に取られずに済むと思うとうれしかった。

 

あいつのいる日本へ、生きて帰りたいと思えた…。」

 

涙。

 

轟「でも、俺が、ずっと前から知ってる、真面目で優しくて不器用がすぎる花岡ならば、やりかねんと、あいつらしいと…。」

 

轟の泣き声が響く。

 

 

 (戸塚純貴氏に涙する朝。)

 

 

桂場(松山ケンイチ)は、寅子に「我々にできることは泣くことではない」と声をかける。

  

 

傷痍軍人さんの吹くハーモニカの音。

 

いつものベンチの公園に、よねと轟。

 

よねに問われ、佐賀に墓参りには帰らない、と轟。

 

どこで祈ろうと届く。

骨がある場所でなくては届かないなんて、死んでいった仲間たちが浮かばれない。

 

思い出す夏の日。

ここで、

花岡と寅子と3人で昼食を。

花岡「轟も頑張れよ。早く法廷で会おう。」

 

今、その場所によねと2人。

 

これからどうするか、あてはない轟。

 

よ「腹が立つが、私は、まだ何者でもない。」

 

今の自分では、助けを求められても、できることに限りが。だから。

 

 

【公式X】より

 

よ「一緒にやらないか、弁護士事務所。どうせやることもないなら、人助けでもしろよ」。 

 

弁護士資格の持ち腐れになるくらいなら…。

 

よねが差し伸べた手を、力強く握る轟。

 

轟 「誘い方が回りくどいぞ。」

 

よ「黙れ。」

 

スッと先に手を離すよねさん。宙に残る轟の手。

 

よ「さっさと帰るぞ。私はいそがしいんだ。」

轟「その口のきき方、なんとかならないのか!」前にもここで言ってたね。

 

憎まれ口をたたきながらも、うれしそうな二人。 

 

新たな道をともに歩み始めます。

 

よねが立ち去って。

ふと、花岡と寅子が座っていたベンチを振り返る轟。

 

轟と入れ違いに寅子。

 

ドラマチックにすれ違う3人。

 

傷痍軍人さんの前の空き缶にお金を入れ、

1人、ベンチに腰掛ける。

 

定位置の左。

 

 
隣を見て、花岡と最後に会った日を思い出す。
花「どうなりたいかは、自分が選ぶしかない。本当の自分を忘れないうちに。」
 
今、1人、弁当を広げ、
「頂きます。」
弁当は、涙の味。《つづく》貰い泣き。
 

 

 

 

 

 

 

 

そうです!青木先生!

 

🐯

 

 

📖

 

 

 

『あさイチ』

 

特集は「世界はブラボー in インド」

 

【ゲスト】

鈴木浩介さん

橋本愛さん

 

主人公の奥さんとは、どんな人物なのか?今朝知らされるというサプライズ。「本屋さんの娘さんみたいです。」