5/9(木)朝ドラ『虎に翼』第6週「女の一念、岩をも通す?」④ | てれびざんまい。

てれびざんまい。

オススメの『ドラマ』『アニメ』『バラエティー』などをご紹介。

 

ドラ【こぼれ噺】

 

・心にとめておきたいシーン、新作・再放送情報など。 

 

・なので、お話の内容にふれています。バレています。
 

・朝ドラ直後に放送中の『あさイチ』の話題も。時に『土スタ』も。 
 
 
『あさイチ』

 

 

 

『虎に翼』関連番組

 

 

2025年度前期朝ドラ『あんぱん』

 

 

 

【再放送】ゲゲゲの女房(BS12)無料

※GW特別編成の為、2週間休止。次回は5/13(月)。

 

 

【再放送】なつぞら(BS11)無料

次回は5/14(火)

 

 

2024年度前期朝ドラ『虎に翼』

 
4/1(月)放送スタート  NHK総合

毎週月曜~土曜  8:00~8:15

(土曜は「1週間ふり返り」)

激動の昭和を生き抜いた五黄の寅年生まれの猪爪寅子(伊藤沙莉)。法という翼を手に入れ、女性初の弁護士、のちに裁判官となった女性とその仲間たちの物語が幕を開ける!(「Gガイド番組表」より)
 
ヒロインのモデルは、日本初の女性弁護士・ 三淵嘉子(みぶちよしこ)さん。
 
 
📝前作『ブギウギ』と今作のヒロインのモデルは同じ年
 
笠置シヅ子さん
1914年(大正3)8月、香川県生まれ
 
三淵嘉子さん
1914年(大正3)11月、シンガポール市生まれ
 
 
連続テレビ小説『虎に翼』
 

 

吉田恵里香

 

 

演出

 

梛川善郎

安藤大佑

橋本万葉  ほか

 

 

制作統括

 

尾崎裕和

 

 

プロデューサー

 

石澤かおる

舟橋哲男

 

 

『虎に翼』メインビジュアル
 
主題歌
 
米津玄師「さよーならまたいつか!」

 

 

音楽

 

森優太

 

 

タイトルバック制作

 

シシヤマザキ

 

 

語り

 

尾野真千子

 

 

副音声解説

 

山崎健太郎

 

 

❗❗❗

 

第6週女の一念、岩をも通す?」④

 

演出

 

安藤大佑

 

 

  

 

5/9(木) 第29回 

 

語り「昭和13年度、高等試験、筆記試験当日となりました。」

 

《前回シーンの回想》

寅子「緊張したら、今の私の顔、思い出してください。」変顔。

優三「ハハハハ…。」

 

《今回のお話》

 

案用紙に向かう寅子、優三、よね、轟、山下。

 

あらすじ(「Gガイド番組表」より)

 

涼子(桜井ユキ)と香淑(ハ・ヨンス)の思いを背負って、寅子(伊藤沙莉)たちは再び高等試験に挑む。

 

「去っていった仲間と女子部の未来のため、今年こそ、必ず合格してみせる。」

 

オープニング

 

が、今度は梅子(平岩紙)の姿が会場にない。梅子を気にしながらも筆記試験を終えた寅子が帰宅すると、そこには梅子からの手紙が届いていた。

 

梅子 ≪トラちゃん、心配かけて、ごめんなさい。

 

試験会場に行けなくて、ごめんなさい。≫

 

夫から離婚を言い渡され、三男の光三郎(石塚陸翔)を連れて家を出たという。

 

≪若い女と再婚するそうです。≫

 

《回想》

梅「長男は、もう無理かもしれない。でも、せめて、次男とこの子は、絶対に夫のような人間にしたくないの。」

 

そして、今。

海岸。寒々しい岩場。

母に貝らしきものを見せる光三郎。

 

≪もっと早く、こうすべきだった。そうすれば、長男や次男も助けられたかもしれない。自業自得です。≫

 

手紙を握りつぶし、嗚咽する寅子。

 

梅子は寅子たちに想いを託す。

 

≪トラちゃんたちならば、立派な弁護士になれると信じています。どうか私のような立場の女性たちを守ってあげて下さい。≫

 

心配して覗きこむはる。

 

≪みんなに、よろしくお伝え下さい。ごめんなさい。さようなら。≫

 

泣きながら、風呂敷から荷物を取り出す寅子。

 

 

■暗転■

 

昭和十三年(1938)九月

 

郵便受けに官報。

 

 
「あった…?」
「あった…、あった。」
「あった!あった!あった!あった!」
 
寅子と優三、「あった」の嵐。
 
家族で大喜び。予告のシーン。
 
「寅子と優三、そして、よね、轟、中山は筆記試験を通過しました。」
 
 
猪爪家、万歳三唱。
 
「おめでとう、万歳!」
 
《竹もと》
 
「口述試験までは1か月。昨年、筆記試験を通過した久保田も、一緒に試験に臨みます。」

 

 

試験対策中。


久保田先輩は、前回「今後、結婚の予定はあるのか。」と尋ねられたという。


寅「はて?」


「その質問は試験に関係ないのでは?」と答えてしまい…。結果不合格。


「何か解せない。去年の筆記試験の時も…。」


笹山のおっちゃんに「受けた5人全員がかなりの手応えを感じて、自信があったのに」と話していたら、通りがかった桂場から指摘される。


桂:まだ、そんな甘っちょろいことを。

同じ成績の男と女がいれば、男を取る。

それは至極まっとう。

かなりの手応えなんて言っているうちは、受かりはしない。誰をも凌駕する成績を残さねば。


 

そして、寅子の口述試験の日がやってくる。


前日。

優三の部屋で、明日の士気を高め合い、笑顔で部屋に帰ろうとする寅子。


「うそ…、何で?」


「いつもより、6日も早く月経がやって来てしまいました。」


家族、優三に心配され、何とか試験へ。


試験場前の廊下に、よねと並んで座る寅子。前によねから教えてもらったツボを押す。


《回想》

よ「三陰交。月のものの痛みに効くツボらしい。」


寅子は、あの日を思い出す。


《回想》

梅子「よねさん、もう一度、教えて。」

香淑「私にも。」


涼子の笑顔。

クラスメート、みんなの笑顔。


今、ここにいるのは、よねと自分だけ。


ゆっくりと歩を進め、口述試験が始まる。


 


《猪爪家》


帰宅した寅子。無言で部屋に行ってしまう。

心配していたはると花江「・・・。」


部屋で机に伏せり、泣きじゃくる寅子。


しばらくして、台所へ。

は「何か食べる?」

寅「うん。」 


具合は悪かったけど、やりきった。悔いはない。「ありがとうございました。」


頭を下げる娘に、


は「うそおっしゃい。」

きちんと家にお金を入れて、自分の働いたお金で何をしようといい。

「また頑張りなさい。」


寅「うん。」


とぼとぼと、食卓の椅子に座ると、また涙が溢れてくる。


■暗転■


昭和十三年(1938)十一月


「そして、1か月後。」


官報に寅子の名前。

そして、轟の名も。タ行。


「猪爪寅子、合格。轟、中山、久保田も見事合格。」

「日本初の女性弁護士が誕生したのです。」


が──

寅子と優三の笑顔が消える。



《カフェー燈台》


官報を見るよね。

名前はない。



《猪爪家》


優「おめでとう、トラちゃん。」


 

 

優「もう…、これで終わりにします。」


必死に引き止める直言。


今年は寅子がいたので、勉強も頑張れて、全力を出し切れた。でも…。


優「ここが潮時です。」


は「長い間、ご苦労さまでした。よくここまで頑張りましたね。」


優「・・・ありがとうございました!」


涙ぐむ3人。


寅子のお祝いは盛大に、と笑顔の優三。

そんな顔しないで、もっと喜んで、と言われても。


やはり、涙目でうなずくが…。


「働きながら、1年間、死ぬ気で勉強して、友と別れ、月桂の痛みも乗り越えて、やっと勝ち取った景色は…。思っていたものと全然違っていました。」


《つづく》

 

🐅

 

 

 

 

 

『あさイチ』

 

《朝ドラ受け》から少々。


優三さん、よねさんを案じるMC陣。

大吉さん:このドラマが始まってまだひと月半。これからどうなるのか。

鈴木アナ:スゴイ展開が早い。


特集は「愛でたいnippon  大分」

 

【ゲスト】

島崎和歌子さん

山根良顕さん(アンガールズ)