5/3(金)朝ドラ『虎に翼』第5週「朝雨は女の腕まくり?」⑤ | てれびざんまい。

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・朝ドラ直後に放送中の『あさイチ』の話題も。時に『土スタ』も。 
 
※更新中(更新前は前回記事で。)
 
 
『あさイチ』

 

 

 

 

『虎に翼』関連番組

 

 

 

 

2025年度前期朝ドラ『あんぱん』

 

 

【再放送】ゲゲゲの女房(BS12)無料

※GW特別編成の為、2週間休止。次回は5/13(月)。

 

 

【再放送】なつぞら(BS11)無料

《次回》5/7(火)よる6時〜

 

 

2024年度前期朝ドラ『虎に翼』

 
4/1(月)放送スタート  NHK総合

毎週月曜~土曜  8:00~8:15

(土曜は「1週間ふり返り」)

激動の昭和を生き抜いた五黄の寅年生まれの猪爪寅子(伊藤沙莉)。法という翼を手に入れ、女性初の弁護士、のちに裁判官となった女性とその仲間たちの物語が幕を開ける!(「Gガイド番組表」より)
 
ヒロインのモデルは、日本初の女性弁護士・ 三淵嘉子(みぶちよしこ)さん。
 
 
📝前作『ブギウギ』と今作のヒロインのモデルは同じ年
 
笠置シヅ子さん
1914年(大正3)8月、香川県生まれ
 
三淵嘉子さん
1914年(大正3)11月、シンガポール市生まれ
 
 
連続テレビ小説『虎に翼』
 

 

吉田恵里香

 

 

演出

 

梛川善郎

安藤大佑

橋本万葉  ほか

 

 

制作統括

 

尾崎裕和

 

 

プロデューサー

 

石澤かおる

舟橋哲男

 

 

『虎に翼』メインビジュアル
 
主題歌
 
米津玄師「さよーならまたいつか!」

 

 

音楽

 

森優太

 

 

タイトルバック制作

 

シシヤマザキ

 

 

語り

 

尾野真千子

 

 

副音声解説

 

山崎健太郎

 

 

❗❗❗

 

第5週「朝雨は女の腕まくり?」⑤

 

演出

 

安藤大佑

 

朝雨は女の腕まくり≫

ことわざ「朝の雨はすぐに晴れるものだから、女の腕まくりと同様に少しもこわくない。」

(コトバンク)

 

 

 

 

 

5/3(金) 第25回 

 

あらすじ(「Gガイド番組表」より)

 

《前回のおはなし》

昭和11年12月。一年半に及んだ直言(岡部たかし)の「共亜事件」がいよいよ結審の日を迎えた。 

 

寅子(伊藤沙莉)とはる(石田ゆり子)は傍聴席から直言を見守り、法廷の外では優三(仲野太賀)やよね(土居志央梨)たちが待っていた。

 

裁判長の武井(平田広明)が言い渡した判決は―。

 

武「判決を言い渡す。」

手を握り合う母子。
 
《今回のおはなし》
 
オープニング

 

 

武「主文、被告人らは、いずれも無罪。」

 

傍聴席のざわめき

 

 
抱き合う母子。

 

武「理由。本件公訴事実、第1の要旨は、株式会社帝都銀行が、共亜紡績株式会社ほか諸会社の整理に助力し…。」

 

振り向き微笑む直言、答える寅子。

 

 

法定の外で待つ人たちにも、伝えられる。

 

「無罪だ!」

「全員、無罪が出たんです!」

 

「被告人16名、全員、無罪です!」

 

歓声がわく。

 

よね「よしっ!よしっ!」

皆の笑顔。

ほっとする優三。

 

武「検察側が提示する証拠は、自白を含め、どれも信ぴょう性に乏しく、本件において、検察側が主張するままに、事件の背景を組み立てんとしたことは、あたかも、水中に月影をすくい上げようとするかのごとし。」

 

検察側の主張は、証拠不十分によるものではなく、犯罪の事実そのものが存在しないと認めるもの。

 

語り「1年半に及ぶ寅子たちの戦いが終わりました。」

 

《猪爪家》

 

お祝いの夜。

直明の手形入り習字「おめでたう お父さん」

 

 

直道「お父さん、乾杯の挨拶。」 

 

直言「いや、俺は。」

 

はる「いいから、早く。」

 

直言「えっと…まず、みんなに、たくさん迷惑をかけて、すまなかった。」

 

花江「いいんですよ、もう。」

 

直言「トラ、ありがとう。」

お前がいたから、みんなとまた、食事を心の底から楽しめる。

「父さんの言うことを信じないでくれて、ありがとう。」

 

寅「フフフフ、何それ。」

 

直言「トラを明律に行かせて、よかった。」

 

優「乾杯しましょうか。」

 

直言「乾杯!」

 

そこへ、笹山。

 

特上寿司を持ってきてくれる。

「おいちゃんからの、お祝い。」

トラちゃんが頑張ってるの、陰ながら見てきたから。

いろいろ傍聴してきたけど、あんなに嬉しくなる裁判はなかった。

 

寅「ありがとうございます。」

 

 

水沼に謝罪する日和田。 

控訴審では、必ず、判決を覆してみせる、と。

 

水「もういい。」

もう、十分、役目を果たしてくれた。

「安心したまえ。悪いようにはしないから

。」

 

日「・・・。ありがとうございます。」

扇子をギリギリと強く握りしめる。

 

「判決から3日後、検察側は控訴を断念して、直言を含む10人全員の無罪が確定しました。」

 

ダンッと机を叩く水沼の後ろ姿。

 

 

《猪爪家》

 

クリスマスのご馳走の話をする、寅子、直道、花江、優三。

寅「はて?おいしいものの話は、いつでもできるでしょ。」

子供たちの寝顔を見た直言は台所へ。

 

直「はるさん。逮捕される前の映画の約束、破ったままだったろ?」

 

映画『春は淑女から』のチケット2枚

 

直「今まで、本当に悪かった。できれば、あの日からやり直したい。いや、やり直すだけじゃなく…。」

 

「うわあ〜!」泣きながら抱きつくはる。

「何にも言ってくれないんだもん。」

 

直「ごめん、ごめんな。」

 

ほ:何にも話してくれないのは、私が小うるさいからなのか、と思っていた。

映画の時だって、ほかに女がいるんじゃないかと。

 

直:いるわけがない。

 

は「私が、どれだけ我慢してきたか…。」

 

直「うん…、うん…。」

泣きじゃくる背中を、優しくポンポンと叩く直言。

 

外には、雪がちらつき。

 

「この瞬間、やっと猪爪家の共亜事件が終わりを告げました。」

 

 

判決後、穂高(小林薫)は桂場(松山ケンイチ)と酒を酌み交わし、判決文に込められた思いを絶賛する。

 

何度目かの乾杯。

 

桂「そう何度もしなくても。」

 

穂「それにしても、名判決文だった。」

 

 

≪あたかも、水中に月影をすくい上げようとするかのごとし。≫

 

「実に君らしい。」

誰が書いたか聞かなくても分かる。

 

「君の中のロマンチシズムが、怒りがよ〜く表れているじゃないか。」

ロマンだけじゃなく、蟻一匹通さぬ、見事なまでに一分の隙もない判決文。

控訴のしようがない。

 

桂「潔癖ですから。」

 

穂「許せなかったんだろう。検察が力を振りかざして、司法に干渉してくるのが。」

 

桂「そんなもんじゃない。あいつらは、私利私欲にまみれた、きったねえ足で、踏み込んできやがったんですよ。」

 

穂「いいぞ、その調子!」

 

桂「司法の独立の意義も分からぬクソバカどもが!」

 

フラリ、と立ち上がり、あの猪爪とかいう小娘のこともそうだと言う。

 

あいつらに、へいこら尻尾など振るわけがない。

 

「へいこら、へいこら、ふざけるな!」 

 

穂「いいねえ!」

 

 

《猪爪家》

 

家の前で、子供たちがはしゃぐお正月。

 

優三は、直明と愉快に福笑い。

 

直言とはるは、映画へ。

 

寅子も出掛けるらしく、留守番優三。

 

 

《竹もと》

 

寅子は、待ち伏せをしていた。

 

桂場に話があったのだ。

 

嫌な顔をされるも、呼びとめる。

 

(念願の!)あんこの団子をしみじみ味わって食べる桂場。ぜんざいも食べちゃう。

 

寅子はお礼を言うが、

桂「勘違いするな。誰のためでもない。」

「法を司る裁判官として、当然のことをした。それだけだ。」

 

寅子は、ずっと考えていた。法律とは何なのか。

法律とは、守るための盾や毛布のようなもの。仲間は、戦う武器だと。

 

でも、今回の件で思った。どちらも違う、と。

 

桂「続けて。」

 

 

寅:法律は道具のように使うものではなく、法律自体が守るもの…、例えるなら、きれいなお水が湧き出ている場所というか…。

 

桂「源泉のことか?」

 

寅「はい。私たちは、きれいなお水に変な色を混ぜられたり、汚されたりしないように、守らなきゃいけない。きれいなお水を、正しい場所に導かなきゃいけない。」

その場合、法律改正をどう捉えるかが、微妙ですが…。

 

今のところ、法律の定義は、それが、しっくり来る。

 

桂「何だ。君は裁判官になりたいのか?」

「君のその考え方は、非常に…。」

「ああ、そうか、ご婦人は裁判官にはなれなかったね。失礼。」

 

寅「はて?」

 

高等試験を受けるか聞き、やめた方がいいと言い、去る桂場。「せいぜい頑張りたまえ。」

 

お礼を言い、深々と頭を下げる寅子。

 

店の外で帽子を被る桂場「・・・。」

 

 

寅「はて?」

 

竹もとの女将さんとご主人から、心尽くしの甘味。

「トラちゃん、おめでとう。」

「遠慮せず、おあがんなさい。」

「ありがとうございます。」

 

「んん〜。」幸せな笑顔。次週につづく。

 

 

 次週

 

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『あさイチ』

 

※祝日なので、お休みです。