4/13(土)朝ドラ『虎に翼』第2週「女三人寄ればかしましい?」⑥1週間ダイジェスト | てれびざんまい。

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ドラ【こぼれ噺】

 

🐯『虎に翼』第1・2週一挙再放送

4/13(土) 24:40〜27:10(深夜0時40分〜3時10分)NHK総合

  

 

 

 

 

連続テレビ小説『虎に翼』
 
『虎に翼』メインビジュアル
 
 
第2週女三人寄ればかしましい?」⑥
     
4/13(土)「1週間ダイジェスト」
 
■ナレーション
■山田誠一郎■(声優)
 

■ダイジェストからはこぼれてしまったけれど…。

■『第2週』こんなシーンもありました。 

 

そうです!絶妙な間が。表情が。

 

 

4/8(月) 第6回 

 

語り「お察しと思いますが、優三は、また試験に落ちました。
 
 今で言う司法浪人生活2年目に入ります。」
 
兄のコミカル出社
 
寅子「では、地獄へ行ってまいります。」
 
《今日の聖橋》
 
寅子、口笛吹いて(下手に)登校。
女学生、三味線の女性、上手に。
 
「明律大学は、女子高と同じく、御茶ノ水にあります。
 
「この町は私の庭のようなもの顔」の寅子です。」

 

あらすじ(「Gガイド番組表」より)

晴れて「明律大学女子部法科」に入学した寅子(伊藤沙莉)。

 

《入学式》

 

「女性に弁護士資格が認められる法改正はまもなく」という学長の言葉。

 

「女子部入学者、全60人。この全員が、法の道を志しているせいか、女学校とは、また違う雰囲気です。」

 

新入生代表・桜川涼子お嬢様。
 
記者、立ち上がり、
お付きの玉さんは「お嬢様。」「ありがとう、玉。」
 
「この時代、華族のご令嬢は、雑誌でも特集が組まれるほどの有名人。」
 
《回想》
寅子、スクラップの対象。
 
女子の憧れの的。」
 
涼子、用意していた文章📝をしまう。
 
「Hello,ladies.」
 
英語での語りかけに、
 
梅子「イエス。」
 
生徒たちの笑い声
 
涼「年齢も生い立ちも違う私たちですが、志は、皆、同じでございます。」
 
🏢
 
背広姿の人物に声をかける寅子。
なかなか、振り向かず大きな声で、
「すいません!」
 
振り向いたのは──
 
「えっと、この方は…。」
 
山田よね「何?」
 
「あっ、女の子か。」
 
寅「すてき!水の江瀧子みたい!」
 

新入生で教室に行くらしいので、後をついていく。

 
寅:とってもお似合いですてき、なんで入学式のとき気付かなかったのか。
 よ「出てない。」
寅「はて?」
よ:時間の無駄。
 
《明律大学女子部》
 
久保田先輩から、挨拶。
 
涼「ありがとうございます。」
一同「ありがとうございます。」
よねだけノーリアクション。
 
中山先輩「3組に分かれ校内を案内します。」
 
組分け。
中「笠松まつさん。」後の"白目の君"である。
笠「はい。」
中「…崔香淑さん。」留学生。
注目を浴び慌てる香淑を、気付かう梅子。
 
《図書館》
 
一度の貸し出しは4冊まで。
朝9時から夜9時まで利用可能。
 
一番前で、かがんで話を聞くハリキリガール寅子。
涼子お嬢様は隣りで、スッと立って話を聞いている。

 

さて、1期生の先輩は7人だけ。
何でも、最初は80人いたが、やめてしまったという。
 
そこへ、男子学生たちの心ない言葉。
小橋「出た、魔女部!」
これから黒魔術でも?プークスクス。
 
「もしや、これが母の言う地獄か?」
 
しおしおな中山先輩と、微動だにせずジッと見る涼子お嬢様と、睨みつけるよねさん。
 
「だとしたら、随分幼稚な地獄だな。」
 
 
「この空気、割と地獄。」
 
見かねた寅子は自己紹介を提案。
 
梅「えっ、今?」
 
 

よ「本当に迷惑。」

は「はて?」

梅「ちょっと、何なの急に?」

涼「大丈夫、立てるかしら?」優しい。

顔「ケンカは駄目ですよ。」

 

寅:いやいやいや。

「一方的に因縁つけられてるといいますか。」尻餅つかされて迷惑かけられたのは、私。

よ:勝手に転んだのは、あんた。

寅「それは…!まあ、そうか。」

梅「納得しちゃうんだ、そこは。」ツッコミ役。

 

よ「何で、あんたみたいのが女子部に?」

 

話は『法律』とは?になり、

 

寅:法律とは、守らなきゃいけない規則

よ「法律を校則か何かと思ってんの?」

寅「それは…。」

 

中山先輩もあの程度で泣くなら、今からでもおとなしく結婚した方が、とバッサリ。

 

久「君、少し言動に気を付けたまえ。」

 

よ「失礼します。」立ち去る。

 

「はて?」の劇伴が流れ始める。

 

《歓迎会》

 

先輩たちの法廷劇。

 

頭がグルグルしている寅子を気にする、涼子、香淑、梅子。

 

女性の正当防衛についてのお芝居。

 

よねの言葉が頭をよぎる。

「うっとうしい。」って…!

 

(サラウンド「はて?」)

 

 

優「頑張って。行ってきま〜す。」

 

そそくさと登校する優三、

追う寅子、

帰宅して巻き込まれクルクルする兄。

 

4/9(火) 第7回 

 

直道は花江に言う。

「俺には分かる。トラのやつ、もっと3日だな。」ニヤリ。若干、顔芸。

 

「直道の予想は…、やっぱり外れて、寅子が女子部に入学して、早1週間がたとうとしていました。」

新入生たちは、3クラスに分かれて授業を。

 
涼子お嬢様「Good morning, トラコちゃん。」
寅「ご機嫌よう、涼子様、玉ちゃん。」
玉「おはようございます。」
 

「この4人は、クラスで何とな〜く、扱いにくい一派として、まとまり、何とな〜く一緒にお昼を食べる仲となっていました。

 

 梅子さんお手製のニ重弁当。みんなの分のおにぎりなどが詰めてある。

 

しかし。

 

微妙な距離感で、何をしゃべっていいか分からず…。話題は…。

 

おにぎりの感想とお天気。

「So beautifl.」

 

(絶妙な間と絵作り)

 

📝本編の語りでは、

扱いにく〜い一派からも、扱いにく〜く思われている彼女」

が、ダイジェストだと

「腫れ物に触るように扱われている」

に。仕方ないとはいえ、嗚呼、ニュアンスよ。

 

 

自宅勉強で、眠気に襲われる虎子。

 

学校でも、おじいさん先生の授業は眠気との戦い。

小さな欠伸虎子、

白目になってる生徒(話題の笠松まつさん。)

 

 

眠りこけ、バンっと机につっぷし、

よねに「出てけ!」と怒鳴られるものも。

 

そんなよねが気になる寅子。

 

 

女性用トイレ事情。

2か所しかなくて、休み時間は長蛇の列。

 

《寅子、帰宅》

 

ご近所で噂の寅子。

山根さんに励まされ、

「はて?」

 

世間の風は冷たく、新聞は寅子たち女子部の新入生を面白おかしく取り上げる。

 

娘が新聞に載って嬉しい父のスクラップブック。

 

≪女に法律?全国の変わり者乙女たち一同に会す。≫

≪近くにいた新入生は「意味が理解できているか怪しい」と困り顔。やはり女に法律は無理なのか…。≫寅子、快心の一撃が…。

 

「そこを、そう切り取るかね?」

 

母は気遣い慌てる。

 

《女子部》

 

昼食の話題は新聞記事。

憤慨する寅子。

好き勝手に書かれる事に慣れている涼子お嬢様。

慣れちゃいけないと話つつ、

ある程度は予想できた、と梅・香。

寅「はて?」

 

よねが、コロッケはさみコッペパン片手に書き物中の鉛筆の芯をバキッと折ったところで、泣き声が聞こえる。

 

 

《東京地方裁判所》

 

「裁判所って、圧強めすぎでは?」

 

圧が強い職員さんに注意されながら、困っていると。

 

笹山「お嬢ちゃん。もしかして、傍聴をご希望かい?」

 

「いつの時代にも、心優しい、おせっかいおじさんがいるものです。」

 

《傍聴受付》

 

おじさんは、近くで笹寿司という寿司屋をやっているとの事。

 

弁護士や検事と話を合わせるために、傍聴に行きだしたら楽しくなってしまった。

 

今日は、もう、つまんなそうな民事の裁判しか残っていないけど。

 

 

 

 

≪副音声解説≫

 

廊下の長椅子に、よね。

 

法廷を出た原告が通り過ぎていく。

 

風呂敷包みを片手に持つ男性と、泣いているご夫人。

 

職員「第2号法廷が間もなく開廷する。傍聴人は入廷するように。」

 

笹山に見送られ、よねの後をついていく寅子。

 

「寅子、法廷へ、いざ参らん。…です。」

4/10(水) 第8回 

 

行われていた裁判は、離婚の決着がつかない夫婦の間で、せめて形見の着物を返して欲しいと妻が夫を訴えたものだった。

 

妻の峰子側弁護士・川井(演『シソンヌ』じろうさん):原告の顔には、いまだに傷跡が残り、右膝は満足に曲がらず、右耳はほぼ聞こえない。

 

体中にある、切り傷、やけど、あざの数々を確認してほしいぐらい。

 

全て、前の夫の被告・東田甚太の暴力のせい…。

 

夫の東田側弁護人・横井(演『シソンヌ』長谷川さん)

「前のではありません。」2人は、いまだ婚姻関係に。

 

妻側「離婚裁判は勝訴しており、離縁しているも同然でありま…。」ブツッ。オープニングへ。

 

 

よねと、寅子に話しかけてくる川井弁護士「お嬢さん方なら、原告の無念さがお分かりいただけますよね?」

 

川:亡き母親の形見の品々を取り戻す、ただそれだけが望み。

 

東田「フンッ。」

 

「あいつ、今、笑った?」

 

川:焼却、破棄もあり得る。

 

「今日、初めて会ったけど、あの男ならやりかねない。」

 

寅「(小声で)頑張れ。」

 

横井弁護士、形見の色留袖を持ち出し、くたびれていて価値はなさそう、などと。

峰:この着物は、家族の幸せな思い出そのもの、と母、祖母のエピソードを。

 

寅子、感情移入たっぷりの表情。

 

夫はやり直したいと思っている、と横井。

「結婚中、妻の財産を夫が管理するのは、民法が定めたとおりです。」

 

閉廷後、後をつけてきたとは悪趣味、とよねに咎められる寅子。

方改定のショック後、自分を鼓舞するため裁判所に?

よ「身震いするほど、おめでたい女だな。」

寅「はて?」 

よ:どうすれば、あの裁判で自分を鼓舞出来ると?今の法律では、あの着物は帰ってこない。

「女は常に虐げられて、バカにされている。」その怒りを忘れないために、ここに来ている。

 

圧のある職員たち、

笹寿司のおっちゃん、

 

気付いたら去っているよね。

 

 

最近、寅子と優三は仲良しだと花江。

兄・直道は相変わらず見当違いな事を言う。駆け落ちまでしようとした仲。違うは違う。

 

うたた寝する父をいさめる母。

兄、謎のカメラ目線在り。 

 

転がり込んでくる寅子。

 

 

女性が置かれる理不尽な立場を認識した寅子は「結婚」にますます懐疑的になる。

 

 

寅「罠だよ。結婚て罠。」

「結婚すると、女は全部、男に権利を奪われて、離婚も自由にできないって」

「誰かに教えてもらった?教えてもらってないよね?」予告でピックアップされたのは、この台詞。

 

自室で、鬱憤を枕に叩きつける寅子。

六法全書を手に、第801条をひく。

次に、第802条…。

 

《翌日》

 

穂高先生が、新入生たちをなだめに。

 

「だが、法は変わる。信じてほしい。」

 

よねは言う。先程久保田先輩も同じ事を。

20年後、30年後なら意味がない、

 

穂「どんなに遅くても、君たちが法学部を卒業するまでには、必ず。」自分も協議の場に、参加しているから間違いなく。

 

よ「分かりました。」

 

 

「えっ、ないの、正解。」

 

 

4/11(木) 第9回

 

図書館の申請を、我先に出そうともめている寅子とよね。一緒に考えてもいいか、と涼子、梅子、香淑。

 

 

甘味処《竹もと》
 
梅子のおごり。
しぶしぶ、隣りの机によね。
お嬢様お付きの玉ちゃんもご相伴。
 
香:図書館では、小さい声でしか喋れないし、小腹もすいたし。
 
あんみつに感動している玉ちゃん。

 

涼「参政権もない、家督も基本的には継げない、遺産も相続できない。」

梅「姦通罪も夫だけ。」夫は、何人女を囲おうが、おとがめなし。

 

「またまた醸し出される、諦めスンッモード。」

 

「寅子たちの時代の民法では、家単位の戸籍という制度の下、女性は、戸主という名の、父親や夫の庇護下に置かれ、社会的に不平等な立場だったのです。」

 

お客には、初老の夫婦、女学生、楽しげな女性たち、母娘、そして周りを見ている玉ちゃん。

 

穂高先生の著書『民法読本』などからも。

 

寅「もう本当に「はて?」としか言いようがない。」

よ「でも、これが現実だ。」

 

もう、無言で、あんみつとお汁粉を食べるしかない。


 

部屋を飛び出し、廊下を行ったり来たりして、呆気にとられる家族。母の厳しい目。

 

 
寅「法律や証拠だけでなく、社会、時代、人間を理解して、自由なる心証の下に、判決を下さなければならない。そういうことですよね?」
 
 
賛同した穂高先生は、これを課外授業として認める。
せっかくだし久保田先輩たちも誘って。
 
同行するか悩む生徒たち。
 
涼子の頭を、母と自宅の大邸宅がよぎる。(白黒画面)
 
梅子は、夫と学生服の息子の心無い言葉が。
「おい。」
「鈍くさいな。」 
少年と小さな男の子もいる。
(同)
 
香淑は、手帳に挟んでいる家族写真にそっと触れる。
 
一緒にいく事を申し出る皆。
寅子、とびっきりの笑顔。
 

 

《東京地方裁判所》

 

駆けつけた女子部の皆に、驚く笹山のおっちゃんや職員たち。

 

団子の包を片手にした桂場も通りかかり、呆気にとられる。

 

控室では、苦悩の表情の田中裁判長が、水を一口飲んでため息。

 

傍聴席には、20人以上の女子部の生徒。後ろには、玉ちゃんと遅れてきた笹山のおっちゃん。

 

開廷。

 

川井弁護士:被告は、半年以上前から別の女のもとに。生活費は渡さず、原告はご近所からの裁縫の仕事で、なんとか生活を。

 

「ひどすぎる。」と、ざわめく生徒たち。

 

川:原告は、嫁入り道具や、形見の着物の返還、ただそれだけを求めている。熱弁。

 

横井弁護士は、とにかく『民法 第801条』

妻に返還する筋合い無し。論理的矛盾。

 

裁判長「休憩後、判決に移ります。」

 

控室。目頭を抑える田中裁判長。

 

小窓から覗く桂場。

 

裁判長が、入廷する。

 

着席して「主文。」

 

 

4/12(金) 第10回 
 

怒り出す東田。いさめる横井。

 

穂高先生に、傍聴席にいるのは、明律大学女子部法科の学生と訪ね聞いた裁判長。

 

「それでは特別に。」と判決の主旨を聞かせてくれる。

 

 

覗き見ていた桂場が、ピシャリと小窓の戸を閉じる。

皆に礼を言い、退室する笹山。

 

穂:新しい視点に立った、見事な判決。

こういった小さな積み重ねが、ゆくゆくは、世の中を変えていくのでは。

 

大喜びする女子部の面々だったが、よね(土居志央梨)だけは「甘い」と怒りを隠さない。

 

よ「甘すぎます。」

 
穂「法とは、規則なのか武器なのか…。これもまた、正解はなし。」
それじゃ、知り合いと待ち合わせてるので。
 
語り「えっ…、この状況で?」
 
 

東「お前だけ幸せになるなんて絶対許さない!」

 

 

着物を返還された峰子は「離婚裁判は続くが、最後まで戦う」という。

 

 

だから、もっと、あなたのことが知りたい。
 
よ:嫌いなやつの事をしる時間なんて無駄。
寅「私、よねさんのこと割と好きよ。」
よね、びっくりまなこ。
好きなところをあげられて。
よ「・・・。あほか!」
早足で、去っていく。
 
久保田先輩「君、猪爪君、だったかな…?」
とびっきりの笑顔で「はい!」と答える寅子。
皆の笑い声。
 
それを離れて見ている桂場。
穂高の待ち合わせ相手は桂場だった。
 
お酒を飲みながら、寅子の話題。
そして、裁判に関して。
穂「あの光景、すばらしかったと思わないかい?」
ご機嫌な穂高に、「やれやれ」の桂場。
 
 
ご機嫌な寅子に、優三も笑顔、
変わらず呑気な父と、可愛い弟。
 

 

《副音声解説》より。
 
夕暮れの歓楽街。
ハンチング帽に背広姿のよねが歩いている。
そして、カフェーへ。
 
《カフェー灯台》

 

「寅子は、まだ分かっていませんでした。」

 

女給と戯れながら、酒を呑む男達。

 

「自分が、いかに恵まれた場所で生まれ育ったのか。」

 

ボーイ姿で、グラスを磨くよね。

 

 

《桜川家の豪邸》

 

母・寿子「涼子さん。少し日に焼けたんじゃなくて?」自分の値打ちを下げては駄目。

涼「・・・はい、お母様。」

 

洋酒のグラスを手にフラフラとソファに座る寿子。

次週!そんなクラスメートたちの事情。
 

 

 

 

 

次週

 

 

 

 

 

 

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