4/5(金) 新朝ドラ『虎に翼』第1週「女賢しくて牛売り損なう?」⑤ | てれびざんまい。

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4/9(火)よる6時スタート

 

 

2024年度前期朝ドラ『虎に翼』
 
4/1(月)放送スタート  NHK総合

毎週月曜~土曜  8:00~8:15

(土曜は「1週間ふり返り」)

激動の昭和を生き抜いた五黄の寅年生まれの猪爪寅子(伊藤沙莉)。法という翼を手に入れ、女性初の弁護士、のちに裁判官となった女性とその仲間たちの物語が幕を開ける!(「Gガイド番組表」より)
 
ヒロインのモデルは、日本初の女性弁護士・ 三淵嘉子(みぶちよしこ)さん。
 
 
📝前作と今作のヒロインのモデルは同じ年
 
笠置シヅ子さん
1914年(大正3)8月、香川県生まれ
 
三淵嘉子さん

 

1914年(大正3)11月、シンガポール市生まれ
 
 
連続テレビ小説『虎に翼』
 

 

吉田恵里香

 

 

演出

 

梛川善郎

安藤大佑

橋本万葉  ほか

 

 

制作統括

 

尾崎裕和

 

 

プロデューサー

 

石澤かおる

舟橋哲男

徳田祥子
 

 

『虎に翼』メインビジュアル
 
主題歌
 
米津玄師「さよーならまたいつか!」

 

 

 

音楽

 

森優太

 

 

タイトルバック制作

 

シシヤマザキ

 

 

 

語り

 

尾野真千子

 


副音声解説放送


山崎健太郎


🐯

 

 

 

第1週「女賢しくて牛売り損なう?」⑤
 

演出

 

梛川善郎

 

 

 
4/5(金) 第5回 
 
あらすじ(「Gガイド番組表」より)
 
穂高(小林薫)に出くわしたことで女子部への出願がはる(石田ゆり子)にばれてしまった寅子(伊藤沙莉)。
 
《前回の回想シーン》

 

虎「先生は、私の話を遮らなかった。」
 
《回想》
穂「言いたいことがあれば、言いたまえ。」

 

「君のような優秀な女性が学ぶにふさわしい場所だ。」

 
寅「それだけで、すごくうれしかった。
 
法律のことは、まだまだ全然、分からない。
 
でも、そんな人が勧めてくれる場所でなら、できるかもって思ったの。
 
心の底から自分を誇っで笑えるかも…、
胸を張って一番になれるかもって。
 
もちろん、必死で勉強する。知ってるでしょ、私が女学校でも…。」
 
は「あなたが優秀なことぐらい分かってます!」

 

OP
 
娘に普通の結婚を望むはるは弁護士を目指すなど当然大反対。
 
は「だから、女学校に行かせた。」
自分は行きたくても、行かせてもらえなかった。
 
自分は、5人きょうだいの4人目。
高等小学校までしか行かせてもらえなかった。
 
母は、自分をどこに嫁がせれば、旅館にとって一番うまみがあるか…、それしか考えてなかった。
 
「それが、しゃくだから、父さんと結婚したの。」
 
もちろん、今では、父さんと一緒になって、心から、よかったと思っている。
 
でも、その時は、旅館から遠く逃げられるなら、誰でもよかったのかもしれない。
 
「とにかくね、私は決めたの。
自分の子供の幸せを、一番に考えられる母親になろうって。」
 
きっとあなたは、その女子部とやらでも、優秀な成績を収めるだろう。
法律家にだって、なれるかもしれない。
 
「でも、なれなかった時は?
なれたとしても、うまくいかなくて、やめなくてはいけなくなった時は?」
 
どうせ父さんは「いざとなったら俺が全部何とかするから。」と。
 
《回想》
直言「全部、なんとかするから!」
 
は「夢破れて、親の世話になって、行き遅れて、嫁のもらい手がなくなって、それが、どんなに惨めか、想像したことある?」
 
今、行こうとしている道で、あなたが心から笑えるとは、到底思えない。

 

どう進んだって地獄。
 
頭のいい女が、確実に幸せになるためには、頭の悪い女のふりをするしかない。
👀💥
 
だから、新しい、きれいな振り袖を着て、できるだけ、あなたに見合ったすてきな殿方と、お見合いを。絶対に!
 
「ありがとう。私のこと、心から愛してくれて。」段々、涙目になった寅子は言う。
(伊藤沙莉、ここにあり。敬称略。)
「でも、私には、お母さんが言う幸せも…、地獄にしか思えない。」
(『地獄』嗚呼、吉田恵里香節。敬称略。)
 
やりたいことも、言いたいことも言えず、必死に家の中のことをしても、家族の前以外では、スンッとして。
 
は「スン?」
 
寅「だから、私は、お母さんみたいな生き方じゃなくて…。」
 
は「お母さんみたいに、なりたくないっていうこと?あなた、そんなふうに見てたの?」
 
否定するも、部屋を出ていってしまう母。
 
寅「違うんだって!」
 

 

─翌朝─
 
自室。まんじりともせずむかえる朝。
 
語り「正真正銘の親不孝になってしまったと、寅子は思いました。」
 
台所。
 
何もなかったように、話し出す母。

 

必死に説得しようとする寅子に、はるは現実の厳しさを教え、明日改めて振袖を買いに行こうと提案する。
 
待ち合わせは、女学校近くの御茶ノ水の甘味処『竹もと』で。
 
《女学校》
 
浮かぬ顔の寅子を気にする担任教師。
 
 
《御茶ノ水》
 
(さて、前にも出てきた御茶ノ水のこの通りには、古書店『宗天堂』があるよ。気になる。
 
寅子がすれ違う、浮かぬ顔の女の子。 
(確かに!君は、初回から聖橋を渡っているな。巷の声と土曜のふり返り放送にて。

もう1人、涙を拭う女学生。
 
《竹もと》

 

翌日、母との待ち合わせ場所で寅子は裁判官の桂場(松山ケンイチ)に再会。
 
寅「あっ!」
 
今、まさに食べようとしたあんこの串団子。フリーズ桂場。
 
桂「ああ、君か。」
 
食べるに食べられなくなった団子。

 

母を説得する方法を尋ねると、「私も女子部進学には反対だ」と言われてしまう。

 

何故か?と聞く寅子。

 

桂「君が女だからだ。」

寅「はて?」

 

桂:穂高先生の言葉にはだまされない方が。

進んでいてすばらしい考えだが、あまりにも非現実的。

「君は頭がいいんだろう。」

 

女学校1番いや2番です。からの。

 

桂:とにかく、時期尚早。

「いつかは、女が法律の世界に携わる日がくるかもしれない。だが、今じゃない。」

 

今、君が先陣を切って血を流したとしても、何の報いもない。

 

母親一人、説得できないようでは、話にならない。

 

この先、戦うのは、女だけじゃない。

 

優秀な男と肩を並べて戦わなければならない。

 

寅「私の母は、とても優秀ですが?」

桂「はっ?」

 

寅「恐らく、今、想像してらっしゃるよりも、ずっと頭がよく、記憶力も優れてます。」

「母を説得できないことと、優秀な殿方と肩を並べられないことは、全く別問題かと。」

「心躍る、あの場所に行けるなら、血くらい、いくらでも流します。それに、同じ土俵にさえ立てれば、殿方に負ける気はしませ…。」

 

桂「いいや、負ける!」

 

通うまでもなく分かる。

君のように、甘やかされて育ったお嬢さんは、土俵に上がるまでもなく、血を見るまでもなく、傷つき、泣いて逃げ出すのがオチ。


は「お黙んなさい!」

寅「お母さん!」

桂「お母さん!?」

 

は「何を偉そうに。」 

あなたが、うちの娘の何が分かると?

何が時期尚早。

泣いて逃げ出す。

「そうやって、女の可能性の芽を摘んできたのは、どこの誰?男たちでしょ!」

 

桂「そんな、私に感情的になられても…。」

 

は「自分に、その責任はないと?」

なら、無責任に娘の口を塞ごうとしないで!

 

寅子を促し、店を出る、はる。 

 

最後まで、団子を持ったままの桂場。

 

呉服屋の前を通り過ぎる、はる。

 

呼び止める娘を制し、法学専門書店に入って行く。

 

『有閑堂書店』

「高等試験準備参考六法全書文献」の看板


 

は「六法全書、下さい。」

「ああ、腹が立つ。知ったような口きいて、若造が!」

「私は、私の人生に悔いはない。でも、この新しい昭和の時代に、自分の娘には、スンッとしてほしくないって、そう思っちゃったのよ!」

「そこに来て、あんな若造にあんなことを言われたら、こうならざるをえないでしょ!?」

「寅子、何度でも言う。」

「今、お見合いした方がいい。その方が、間違いなく幸せになれる。」

「それでも、本気で、地獄を見る覚悟はあるの?」

 

寅「ある。」

 

は「そう。」

 

微笑み合う2人。

 

橋の上の女性たち。

 

欄干に寄りかかっている物憂げな女性。

 

先程の女の子も。

 

そして、寅子。

輝く瞳。

六法全書を見て、決意の表情。

 

「こうして、最後の敵を倒した寅子は、無事、地獄行きの切符を手にいれたのでした。」

 

橋の上の女性は、まだいる。

 

先程の2人が、寅子と反対に歩き出す。

 

女学校たちが、こちらに歩いてくる。

 

大きな風呂敷を背負った老婆が、向こうへ。

(そして、お婆さんも、風呂敷の女性も、女学生は春服で、初回から聖橋を渡っているな。スゴイな。)


三味線を抱えた女性はこちらに。

 

そんな聖橋の全景。《つづく》

 

 

 

 
 

次週

 

 

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『あさイチ』


🖊《朝ドラ受け》少し追記したいですね。

 

【プレミアムトーク】林遣都さん