3/2(土) 朝ドラ『ブギウギ』第22週「あ〜しんど♪」⑥ 1週間ダイジェスト | てれびざんまい。

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ドラ【こぼれ噺】

 
『ブギウギ

 

 

 

 

 

連続テレビ小説「ブギウギ」メインビジュアル
 
 

3/2(土)「1週間ダイジェスト」

 

《ナレーション》北郷三穂子 アナ

 
 ダイジェストからはこぼれてしまったけれど…
『第22週』こんなシーンもありました。
 

2/26(月)第102回
 
青字=あらすじ(「Gガイド番組表」より)
 
昭和25年(1950)春
 
大野(木野花)が家政婦としてスズ子(趣里)の家に来て半年、愛子(小野美音)はニンジンを食べられずにスズ子を困らしていた。
 
大野はスズ子が仕事に出ている間に愛子にニンジンのとっておきの食べ方を教える。

 

すり鉢でニンジンをすり潰し、ご飯と混ぜて焼く『がっぱら餅』
 
まだためらう愛子。
大「お嬢さん、ニンジンを食うど、美人さなりますよ~。」
愛「頂きまちゅ。」「おいちい!」
大:これは特別なおやつなので、マミーには内緒。
 
りつ子さんが語る"大野さんの過去"は「NHKプラス」で!

 

コロンコロンレコードの帰りに、大野を紹介してくれたお礼をしに茨田りつ子(菊地凛子)のもとを訪ねる。
 
《日帝劇場・楽屋》
 
マネージャーが、ドーナツを出してくれて感激スズ子。
 
そこでスズ子は、大野とりつ子の過去の話を聞くことになる。
 

りつ子の実家の呉服屋で女中を。

子供の頃、よく叱られた。

 

わがままし放題のお嬢様だったりつ子。

親もほかの女中も、持て余していたが、大野だけは叱ってくれた。

そんな事をしていれば、誰にも相手にされなくなる。その通り。

 

あんな、いい人は他にいない。

 

 

縁側で、絵を描く愛子を、少し離れて見ている大野。

 

 

15で実家を出たので、大野とはそれっきりだったりつ子。

 

旦那さんと死別して、息子さんのいる東京へ出て来たのだが。

 

息子さんは戦死。残されたお嫁さん、お孫さんも空襲で。

 

 

豪火に包まれる東京。

逃げ惑う人たちの叫び声。

孫と繋いでいた手が、一瞬の間に。

 

 

ぼんやりしていた大野に、愛子が描きあげた絵を見せる。

 

 

ス「ほんなら、独りぼっち。」

り:久しぶりに会った大野は、誰だか分からなかった、昔の面影はなく。打ちひしがれてしまっていて。

 

だから、昔みたいに元気になって欲しいのもあって、あなたに紹介した。

 

あなたなら、彼女の気持ちが分かるのでは。

 

それに、そんな大野だからこそ、きっと力になってくれる。

 

ス「ええ、ホンマ、おおきに。」

 

 

《三鷹》

 

帰宅したスズ子は、3人で買い物に行こうと提案。

 

すれ違った人から、祖母と母と孫に間違われる。

 

それでいい、とスズ子。

 

 

 

3人で和やかな食卓。

 

そこへ、山下が雑誌『真相婦人』を。

《タナケン 足に激痛!公演中止!再開未定》

 

2/27(火) 第103回

"タナケンの思いに感化されるスズ子"も「NHKプラス」で。

タナケン(生瀬勝久)が入院したと聞き、山下(近藤芳正)とスズ子(趣里)は、タナケンの見舞いに行くことにする。
 
廊下にまで聞こえる、タナケンがマネージャーをとがめる声。全公演中止の撤回を。
 
マ:担当医は、向こう半年療養を、と。
2〜3日の休養で復帰は無理。
 
訪ねてきたスズ子に対して、タナケンは右足の古傷が悪化して立つのも辛い、と。
 
昔、舞台セットの下敷きにしてしまった右足。
 
これまでは、だましだましやってきたが、今は立っているのも辛い。痛みでセリフどころではないほど。
 
でも、少し休んで良くなったすぐ復帰するつもり。
 
ス:今は、しっかり治した方が。
 
しかし、
自分が客から忘れ去られてしまうのではないかと不安だと話し出す。
 
自分の代わりなんて、いくらでもいる。
「喜劇王」なんて言われても席が空いたら、ほかの誰かが奪いに来る。これが、業界の常。
 
まだまだお客さんを笑わせたい。
 
寂寥感のあるトランペットの劇伴が始まる。
 
僕たちは、お客さんを楽しませなくちゃいけない。
 
次の台本もある。寝ている場合じゃない。
 
これまでのような動きは出来ない、と医者から。
「ちくしょう!やぶ医者め!僕を誰だと思ってんだ。見てろよ。見事に復活してみせる!」
 
スズ子のお見舞いのリンゴにかじりつく。
「うまい。」
 
退室。
あっけに取られ、感じ入るスズ子と山下。
山:舞台人の性というのか業というのか…。
スズ子は思う「負けてられへん。」


《羽鳥邸》閃き詳細

羽鳥はブギのモチーフもネタ切れになってしまったという。
 
スズ子の提案。
ス「ムーンライトブギ」ロマンチック。
善:福来君はもっとパッと明るいイメージ。
ス「ほなら、サンシャインブギ。」
善:却下。安易すぎる。
 
新曲のモチーフは、考えておく事となり、スズ子を見送る善一と麻里。
 
さて、帰りに買い物を忘れないように。
ス「おネギと、ニンジンと、ゴボウと…。」
ス・麻「ジャガイモとお砂糖。」
ス「そやそや!」
 
ニコニコと見送る善一が閃く。
「おネギと、ニンジン…。」
指をパチン!「なるほどねえ。」
 
部屋に帰って、楽譜の裏に何かを書き始める。

《三鷹》
 
伝えられる突然の訃報。詳細。
 
昨夜、トミ社長が亡くなったという。
 
肺結核だった。
葬儀は、あさって。
愛子と一緒に出席すると、スズ子。
また記者に騒がれる事を心配する山下。
ス「かましまへん。ちゃんと、お別れを言わな。」
 
遺影の愛助の笑顔。
 
 
《大阪》
 
記者たちに詰め寄られる喪服のスズ子。
怯える愛子。
 

2/28(水) 第104回

焼香の時。
スズコは愛子に、手を合わせてトミに挨拶をするように言う。
「愛子です。」
スズコも最後の挨拶を。
愛子の成長と感謝、最近は顔を見せられなかった事を詫びる。

 

そして、久しぶりに坂口(黒田有)や矢崎(三浦誠己)とも再会する。
 
坂「せやけど、大きなった…」
(矢崎にお茶出しを取られる。)
坂「なあ。」
矢:社長も愛子ちゃんの事は気にかけて。
ス:顔を見せに来なければいけなかったのに。こんなに早く会えなくなるなんて。
 
病気は、愛助が亡くなって、割りとすぐに分かっていたという。
 
山「なんで教えてくれへんねん。水くさい。」
坂:社外に漏らすな、ときつく。
矢:せめて福来さんには、と説得したのだが…。「余計な気を使わせたくなかったんだと思います。」
坂:生真面目、融通がきかない…。社長らしい。
ス「愛助さんも、そうやった。」
自分が一番辛い時も、ワテにも周りにも心配かけないように、大丈夫なふりをして。
山「親子やなあ…。」
 
ス「もっとしゃべりたかった。」
母親として、女として、聞きたいことがいっぱいあった。
スズコの活躍を楽しみにしていたという。
矢「コソコソ~っとレコードあつめて聴いたり、タナケンとやった映画、あれ、見に行ったり。」
坂:全部バレてるのに。
ス「そんなん聞かされたら、余計会いたなるわ。」

《回想》
三鷹の家に来てくれた時。
あれが最後の会話だった。
トミ「また、歌うてくださいね。」
 
スズコ達を見送る坂口と矢崎。
矢:帰りも長旅になるので気を付けて。
坂「ますますのご活躍、楽しみにしています。」
 
山下は、1人広間に。
 
長年トミと仕事をともにしてきた山下(近藤芳正)は、遺影の前にたたずみ、ある重大な決断をしようと心に秘めていた。
 
《三鷹》
 
帰宅して、愛助の遺影に報告。
お別れを言ってきました。
もしかしたら、そっちでもう会っているかも。
山「恐らくは。」
ス「愛子をしっかり育てるて、約束してきました。」
二人に、天国から見守っていて欲しい。
愛子も、じっと手を合わせる。
 
山「何や、気が抜けてしもたな…。」
 
山下を見送るスズコ。
無言で帰る後ろ姿。


汗をハンカチで拭う青年の後ろ姿。
山「緊張してんのか?」
青年「いやいやいや…大丈夫、大丈夫。」
山:最初が肝心。くれぐれも失礼のないように。細かい事は、ワシに任せて。
 
 
2/29(木) 第105回 

《三鷹》
 
愛「あっ、おにいちゃん!」
タ「お嬢ちゃん、おはよう。」
こっそり愛子の苦手なニンジンを食べてくれたりして、すっかり仲良し。ニンジンは鼻をつまんで飲み込んてしまえばよろし。
 

《羽鳥邸》

先生の代役を劇場に確認するようにスズ子に言われ、ポカン、としつつも「了解しました。」とタケシ。


《三鷹》
 
スズ子の留守に来た山下。大野との語らい。

庭では、愛子がしゃぼん玉。
 
山:年も取ってきて、スズさんに迷惑をかける前に辞めなければ、と。
スズさんには、若い人を引っ張っていってほしい。
 
スズさんの支えになることは、ボンとの約束。だからなかなか踏み切れなかったけれど。
 
愛助は生きがいだった。
 
亡くなった時は本当に…。
よりどころがなくなって。
一気にへこたれて。
 
大野も身内を亡くした。
いまだに、考えてしまう。
どうして生き残ったのが、自分なのか。
 
山「大丈夫。大丈夫や。」
ボンが亡くなって、
お嬢が生まれて、
スズさんのそばで必死だった。
 
つらい思いなんて、どこかに行って行ってしまうほど必死に。
 
スズさんのおかげ。
 
ハラハラすることもあるけれど、一緒にいたら、何でか元気になる。
 
大「ええ。」
 
山:何か、不思議な力がある人。
 
大「分がる気ぃがします。」
 
そして、スズ子には会わないまま去る。
マネージャーを辞める決心が揺らがないように。
 

2/30(金) 第106回

《日帝劇場・楽屋》

 

スズ子、衣装を着て、一人。

 

羽鳥、棚橋、山下の言葉を思い出す。

羽「君はもう、一人前だ。今回は君に任せるよ。」 

棚「僕たちは、お客さまを楽しませなくちゃいけない。」

山「スズさんは、もう、ワシなんかがおらんでも、立派にやれます。」


 

 


《三鷹》
 
タケシ、二度と、寝坊・居眠りしない宣言。
愛子、ニンジン嫌い克服?
 
語り「ますますにぎやかになるスズ子たちでした。」《つづく》
 
 

 

 

 
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