2/17(土) 朝ドラ『ブギウギ』第20週「ワテかて必死や」⑥1週間ダイジェスト | てれびざんまい。

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ドラ【こぼれ噺】

 

『ブギウギ』


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連続テレビ小説「ブギウギ」メインビジュアル
 

 📢⚡⚡⚡

 

第20週「ワテかて必死や」⑥
 

《ナレーション》北郷三穂子 アナ

 
 ダイジェストからはこぼれてしまったけれど…
『第20週』こんなシーンもありました。
 
2/12(月) 第93回
 
※青字=あらすじ(「Gガイド番組表」より)
山下(近藤芳正)は、「ブギの女王」の次の一手が大切だと考えるが、羽鳥は忙しくなかなか新曲に取りかかることができないでいた。
 
『東京ブギウギ』の大ヒット以降、レコード、舞台、映画音楽などの作曲で、大忙し。
 
さながら手塚治虫先生の原稿を待つ編集者たちのような様相を呈する羽鳥邸・善一の作曲部屋。
 
青春群像劇の映画音楽、
『ビーナスレコード』の新人へ書き下ろす新曲(担当「草津ブギウギ」なんてどうです?)
『劇団モダンタイム』の新作舞台音楽。
 
山下さんも駆けつけるが、皆への返事と同じく、
羽「信じて、お待ち下さい。」ニコリ。

 

《三鷹》
 
夜。
スズ子、愛子を見つめ。
とにかく四六時中(舞台中でも)愛子の事を考えている。迸る愛情。
 
 
芸能記者・鮫島が目を付けたのは、パンパンと呼ばれる夜の女たち。
 
この頃、有楽町界隈では、夜の女、闇の蝶と呼ばれる街娼たちパンパンガールが多数。それは、社会問題に。
 
 
再び、ずる賢くもたくましく生きる達彦少年との邂逅。
何と、少年の母は──
 
タイ子ちゃん!?
 

激しく咳き込み布団から息子に詫びる母。

生活費は、達彦の靴磨きのあがりのみ。

入院費も貯めてみせる、と言うが。

 

『東京ブギウギ』は聞きたくない母。

「ごめん…、その歌、嫌いなの。」

 

2/13(火) 第94回
 
おミネは取り合わずに去ってしまう。
 
最後に、泣きじゃくる愛子に「邪魔したね。」
 
《三鷹》
 
「秋山、来(きた)る!」は『NHKプラス』で。

 

秋山「どなり込み…。」スターも大変ですね。謙遜、スズ子。
 
愛子の可愛らしさに、うっとり秋山。
スズ子が産んだという事実にしみじみ。
お腹の中に、血の繋がった別人が、とスズ子独特の言い回し。
 
リリーから託されたのは、綺麗な赤いワンピース。
酒造会社の御曹司と結婚したリリー。
ス:玉の輿どころか、大玉。
そして、USKは退団。
 
《秋山のリリー物真似》「着飾ることも減るしぃ、代わりに着て欲しい〜。」
回想のリリー、ウインクきらり✨

 

ママになっても、福来スズ子なんやから、きれいにしとかなあかん。
 
あの頃の仲間で残っているのは、秋山だけ…。しかしスズ子の『真相婦人』の記事「コブ付きの歌姫!乳飲み子を抱えたブギの女王」を見て、俄然またやる気に。

 

皆、大切な人を亡くしたスズ子の事を心配していた。
歌えないようになるんじゃないかと。
それが、赤ちゃん抱えて『東京ブギウギ』
日本中、元気にさせてしまうなんて。
 
何かお手伝いできれば、と慌てながらも、『桜咲く國』を口ずさみ、愛子をあやしてくれる。
 

有楽町でおミネに会うために、物凄い熱意で山下を説得し、愛子を預かって貰う。
 
 
おミネに会いに来た福来スズ子だ、と名乗ると「アタシ、大ファンなの!」
いや、偽モンじゃね?
歌ってみせてよ『東京ブギウギ』
 
震える声で歌って、やっぱ偽物!


2/14(水) 第95回
 
スズ子は、誤解を解くために腹を割って話をしたいと伝える。詳細
 
(とりあえず、天気の話から入ってみて、取り巻きのラン・マキ・タマからピシャリ。)
 
ス:あんたさんらを見下しているわけでわない。よく分かってもいないのに。

一方、おミネは、立場が違うので理解し合えると思えないと反論する。
 
ス:立場なんて関係ない。
 
ミネ「じゃあ、あんた、好きでもない男に抱かれたことあんのかい?」
 
戦争で家族を亡くし、亭主を亡くし、金もない、食いもんもない中で、そうまで死なき生きられなかった。
 
誰かが、勝手に始めて、勝手に負けた戦争。自分たちは巻き込まれただけ。
 
「こんな女にしたのは、誰だい!?」
 
なのに、街に出れば、銀バエ見るような目で見られ、口汚くののしられるなんて、日常茶飯事。石を投げるやつまでいる。
 
「そんな汚い世界に持ち上げられて、お気楽に歌ってるあんたとは、立場が違うっつってんだよ!」怒号。
「分かったら、帰んな。」
 
3人からも、口々に「帰れ!」と怒鳴られたスズ子は。
 
「お気楽なんかやない!」怒鳴り返す。
 
「そちらさんこそ、ワテの気持ちなんか、何も分かってへんやないか。」
 
ミ:何を急に、ナマな口を。ナマイキ。
 
ス「ワテかて、死に物狂いや!」
 
病気で母が死に、戦争で弟が死んで、一番大切な人まで結核で死んでしまった。
「愛助いうねん。」
 
祈っても拝んでも、もう会えない。
溢れる涙。
「いまだに、あの人の丹前、抱いて寝てるわ。」
 
だけど、愛助さんが残してくれた赤ん坊がいる。何があっても、育てなければ。
 
お気楽に見えるか知らないが、娘を守ろうと思ったら、寂しい、悲しい、言ってられない。涙をグイッと拭い、
 
つらくても、へこたれそうになっても、笑って歌うのだ。
 
あんたさんらとは、立場が違うかもしれない。
 
せやけど…ワテかて、必死や!」
 
ミ「そうかい。あの楽屋にいた赤ちゃん…女の子かい。」優しい声音。
ス「愛子いいます。」
 
皆もそれぞれ大切な人の事を語る。
そして、怒鳴ったことを謝る。
 
スズ子も急に押しかけた事を詫び、話をしようと引き止めらるが、愛子のため帰る、と。


《三鷹》
 
愛子の安らかな寝顔。
山下に、大感謝。


【タイ子との再会】詳細

一瞬、2人の周りから、音が消える。
大阪の焼き鳥屋の屋台で。タイ子ちゃんの、あの日の笑顔。
 
ス「タイ子ちゃん!」 
「タイ子ちゃんやないの!何で!?」
母の葬式以来。こんな近くにいるなんて…。
 
が。
 
タ「どなたさんでしょう?」
「すいませんけど、帰っていただけますか?」
 ス:一体、何が…。
 
フラフラと立ち上がり、スズ子に掴みかかる。
ス:無理したら…。
タ「帰って!」
 「お願いやから、ほっといてください。」
スズ子を外へ突き飛ばす。
「スターさんには関係あらへん。施しを受ける義理はありません。」
 ス「・・・。」

《回想》
タ「ウチも、スズちゃんとこみたいな、にぎやかな家庭をつくりたいわ。」
ス「タイ子ちゃんやったら、きっと楽しい家庭になるわ。」
タイ子のお腹の子に話しかける。
「はよ出てきいな。」
 

今。スズ子は、1人立ち尽くす。

何があったのか、分からないまま。

 

2/15(木) 第96回

スズ子(趣里)は靴磨きの少年・達彦(蒼昴)に会いに行く。
 
どうやら、タイ子から関わるなと言われているらしい達彦に、靴磨きを頼む。
 
母は『東京ブギウギ』が嫌いだと言う。
でも、自分は好きだ、と。
 
達彦にタイ子(藤間爽子)との思い出話をし、達彦からは、タイ子の近況やこれまでのいきさつを聞く。
 
父は戦死。
父が死んだ時も、母が病気の今だって、誰も助けてくれない。親戚も皆、亡くなり。
 
これからは、自分を頼って欲しいとスズ子。自分とタイ子は、心の友なのだから。
 
《回想》
幼い頃の思い出。
天神さんのお祭りの日に、タイ子が言った「鈴ちゃんみたいに、歌がうまかったら、花咲、行きたかったわ。」
鈴「花咲?…って、何。」
 

 

ス「それが全ての始まりや。」
タイ子がいなかったら、今の福来スズ子はいない。
そう、タイ子は、福来スズ子の生みの親!
達「そりゃ、すげえや。」


おミネ、この間、達彦から金を巻き上げた悪ガキたちにもピシャリ。


【スズ子とタイ子】詳細

思い出走馬灯。
タ「やめて!」
ス「やめへん!」
 
ス「片思いしてた、あいつ…。あいつ、誰やった?」『あいつ、誰』が巷で話題でした。
 
泣きじゃくる自分を抱きしめているスズ子の背中を、ギュッとするタイ子。
 
ス「タイ子ちゃんは、優しい優しい子やった。」
 
タ「何やの、あんた…。ホンマ…、ホンマ、ひどいわ…。」
そんな事言われたら、ますます惨め。
「ウチ、もう、ボロボロや…。」
 
母は空襲で死に、
旦那さんは戦死。
 
ほかに最寄りもなく、
一人息子を働かせて、
生きていくのに精いっぱい。
 
それなのに、
こんな不幸のどん底にいるのに、
聞こえてくる。
 
「どこにいたかて、あんたの「ブギウギ」いう歌が。」
 
「地べた、はいつくばってなんとか生きてんのに、夢かなえたスズちゃんとウチとでは、天と地や…。」
 
泣き崩れるタイ子。


2/16(金) 第97回

【心を通わせる2人】

タ「相変わらず、おせっかいやな。」
子供の頃から、何も変わらない。
 
ス「おせっかいでええ。あんたが言うたんやろ。」
ワテのおせっかいが、人を助けることがあると。
タ「・・・。ホンマやなあ。分かった。」
このお金で、ちゃんとお医者さんに診てもらう。
 
タ「おおきに、達彦。」
「おおきに、鈴ちゃん。」
 
涙ながらに、抱き合う2人。
 
ス「こちらこそ、おおきにや。タイ子ちゃん…。」
 
《回想》
天神さんのお祭りの日。
頭に狐のお面をつけて、微笑みあう鈴子とタイ子。
 

 

数日後、医者の診察を受ける事が出来たタイ子。

 

診断は、脚気(かっけ)。

時世的に難しいが、栄養をとるしかない。

そうすれば、手足のしびれも取れる。

体も動かせるように。

 

前のめりなスズ子に、焦りは禁物と、医者。

 

スズ子は、おすそ分けと、持ってきた食材で、達彦と料理。

 

タ「スズちゃん、おおきに。」

 


《羽鳥邸・1》

 

一方、羽鳥善一(草彅剛)は、作曲が思うように進まずに悩んでいた。


《羽鳥邸・2》

手塚治虫先生ばりに、曲が出来るのを待っている担当者が3人。ブギの女王でも抜け駆けは許せない!と詰め寄られるのを、追い払うスズ子。


新曲オリテキターー。
 
君の新境地になる!
1時間、いや30分、座って待ってて。
 
羽「来た、来た!来た〜!」
 
別室では、麻里に抱かれた愛子の泣き声。
戦々恐々の担当者達。


《日帝劇場・客席》
 
最前列。各々赤いバラの花束を持った、おミネ、ラン・マキ・タマら、パンパンガールの面々が続々と座る。
 
タエ子と少し緊張気味の達郎。
 

《同・楽屋》
 
スズ子、山下に「ウワオ!」野獣ポーズ。
戸惑う山下。

愛子にも、小さく「ウワオ!」