宇宙の片隅で雨中の出会い | moyism

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ジャンクアートと古道具ときどきベルカントたまに黒猫

「moyism」

今月は

店の営業日は

ありません。

大変申し訳ありません。

来月は

通常通り

第3土曜日から一週間の

営業予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「from West」二日目。

雨の中

私のブースに

静かに現れた青年。

黙って

作品の一つ一つを

見ていく。

特に

錆びた針金の林檎は

手に取り

いろんな角度から

眺めている。

作品を見る

真剣な眼差しが

私に

声を掛けることを

躊躇させる。

私は

こんなに熱心に作品を

見てくれることに

感激し

どこかのタイミングで

それを伝えたいと

思っていたが

声を掛けるタイミングが

なかなかつかめず

時間が過ぎていく。

かなりの時間をかけて

作品を見た後

青年の方から

私に話しかけてくれた。

「インスタを見て

気になっていて

来たんですが

実物を見たら

どれも良くて

何か一つは

買って帰りたいんですけど

なかなか決められないので

会場を一回りして

また来ます。」

正確に覚えてはいないが

こんなふうなことを言って

彼は

いったん

私のブースを後にした。

優しい笑顔が印象的な

爽やかな青年だった。

しばらくして

戻ってきた青年と

彼がイベントに行き始めた

経緯や

私のモノヅクリについて

しばしの間

話をした。

そして

せっかくの縁なので

一緒に写真を

撮らせてもらってもいいですか?

という

彼からの要望で

写真を撮り

青年は

帰って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼が帰った後

私は

自分の作品を

こんなにも

強い思い入れを持って

見てくれる人に

出会えた

感動に

しばらくの間

包まれていたのだった。

 

あの青年に

出会えただけでも

ここに来て良かった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は

自分なりに

伝えたいことや

表現したいことがあって

モノヅクリをしていますが

それだけでは

モノヅクリを続けていくことは

できない

と思っています。

 

今年の

「from West」は

私の作品を愛してくれたり

私の思いに

共感してくれたりする

人たちのおかげで

私のモノヅクリは

成り立っているのだと

つくづく

感じさせられました。

 

雨の中

私のブースに

立ち寄ってくださった

お客様

心から感謝しています。

主催者及び関係者の皆様

大変お世話になりました。

本当に本当に

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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