いつまで経っても、精神的に幼い、我が家のアホアホ長男。
（永久に、渋谷幕張の国語で点が取れる日は来ないであろう。
高１とかになっても
）
不安は耐えませんが、精神的な成長ばかりは、
その子その子のタイミングがあるので、いかんともし難い。
家族はただ、
小学校８年生の彼を、温かく見守るばかりです。
ただ小８でも良いところがあり、
それは、未だに家族とよくおしゃべりをする、
学校での出来事も、良い事も悪い事も、
割と素直に色々話してくれる、という点です。
そんな長男が先日、帰宅後、うれしそうに、
「うちの学校は、いざとなると、団結力がすごくてさー」
としてくれた話があります。
しょうもない話なのですが、
本人的には、その日、すごく楽しかった事のようです。
その日の朝、クラスのA君は遅刻しそうだった。
と授業が始まる前からみんなが知っているのは、
一応学校についたらスマホ利用禁止になっているのですが、
ある程度自由な学校は大体そうだと思いますが、
みんな、何だかんだとこっそりスマホを使っていて、
A君が、ある友達グループLINEに、
「やば、今日は寝坊して、多分遅刻」
と送ったから。
「あいつ、ばかだな～」と話していた、うちの長男＋友達数人。
A君からの「今、乗り換え駅」「ダッシュで、ぎり乗り換え早くできた」
「間に合うかな？先生、来そう？」
とLINE連投による実況中継に、
なんか、みんなで、
「あいつ、間に合うんじゃないか？」
「協力してやろうぜ！」みたいに盛り上がってきたそうです。
（あほ・・・
）
「最寄り駅到着」とA君よりLINE。
「●先生、まだ来てない。走れ！」と学校組が返信。
（※走ってはいけません）
●先生が、下の階から向かってくるのを、学校組が目視。
「●先生が、向かってきた。まだ下の階。
足止めしてやるから、走れ！」と学校組がLINE。
（※走ってはいけません）
既読がついたのを確認し、学校組２人が教室を出る。
走って階下に行き、●先生にからむ。
「●先生、今日の授業って〇〇（用具）必要ですか？
必要なら、今すぐ取りに行くんで、教えて下さい」
「え、先週は必要って言ってませんでしたっけ？」
先生を引き留める、２人。
別の１人が、遠くにA君の姿を確認。
「先生は今、こっち側廊下で引き留めてるから、
別ルートで来い！」とA君にLINE。
ほぼ同時に、
「俺 、加勢してくるわ！もうちょっと時間を稼ぐ！」
と新たにB君が出動。
階下で先生を足止めする前の２人に加わり、B君が先生に、
「レポートの提出って今日でしたか？
俺、部室に置いてきちゃったんで、今すぐ取りに行ってもいいですか？
お願いします！」みたいな適当な話をする・・・
そうこうする内に、引き留め組に会わない別ルートから、
A君、無事に教室に現れる。
拍手
で迎え、盛り上がる教室。
今までLINEで指示を出していた子が、引き留め組のところに行き、
Mission Accomplished.
を伝える。
先生を取り囲んでいた３人が、急に引き留めるのをやめ、
先生の手を取って教室へ。
４人と先生を、総立ち、拍手で迎える教室。
８分遅れ、ただ、異様に盛り上がり
熱気に満ちて始まった１限目の授業。
・・・だそうです
何やってんだか。
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