中学受験で見てきたのが、チャレンジ校に「奇跡の合格
」と
その裏にある「まさかの残念
」。
大人びた、繊細な子ほど色々考えすぎてしまったり、
緊張したりしますし、
ある意味アホだから鈍感力がすごい、
うちの長男みたいなのが平常心で受けられたりします
まさかの残念・・・もう人生終わり・・・とこの先感じる方がいたら、
全力でお伝えしたい、スゴイ兄妹のお話があります。
（若干フェイクを入れていますが、実話です）
〇十年前に、中学受験をした私の兄。
兄と小学校・塾の同級生で、
しっかり者で勉強もできる女の子（アケミちゃん（仮））がいました。
このアケミちゃん、余裕を持って桜蔭も絶対合格
と言われながらも、本番に何があったのか…まさかの残念
入試の手応えも、ある科目がちょっと苦手分野が多く出たかも？という点はあっても、
全体の出来としては決して本人的には悪くなかったようなので、
結果を見て、本人も、お母さまも、茫然としたという。
私の母が、アケミちゃんのお母さまと仲が良かったので、
「なんで？こんな事ある？採点ミスじゃない？！」と
アケミちゃん母、かなり納得がいかない様子だったとのこと。
というのも、実はアケミちゃんには数歳上のお兄ちゃんがいるのですが、
このアケミ兄君も、賢くて小学校では有名な存在で。
開成合格間違いなし！（筑駒は受けられない地域）と言われながら、
やはり本番で、まさかの残念…という事があったのです。
ごきょうだい揃って、こんな事ある？！
と、二人の賢さを知っている地元の我々も、本当にびっくり、
お気の毒過ぎる・・・！という結果でした。
が、本当に賢い人って、すごいなあと思うのが、
アケミちゃん、第二志望の私立中に進学し、
やがて超難関国家資格を取り、いわゆるセンセイ業につかれました。
（お正月など、たまーに地元でお見掛けしますが、
とても品が良い、良い意味で上流階級な香りのする、
とても素敵なお母さんになっています）
アケミ兄さんも、
開成よりは少し偏差値的には下がる私立中に行きましたが、
こちらも、やはり超難関国家資格を取り、センセイ業につかれています。
このごきょうだい、やっぱりSUGEEEEE！！
と、私の地元では、既に生きる伝説
中学受験では、二人とも超謎の超不運に見舞われたものの、
お父様、お母さまが、それで変に責めたり、過去ばかり見たりせず、
子供たちの適性を見ながら、本来の能力が開花するように、
その後上手に育てられたのだなあと思います。
親として、ほんと、色々教えて頂きたい。
本当にこういう方達って、いますので、
中学受験で思うような結果が出なかったとしても、
高校受験、大学受験、資格試験、就職・・・と、必ず、どこかのタイミングで
才能は花開くはずですから、
「数年間の努力を、この試験日１日で出し切らないと、
全てが水の泡」とか思い込んであまり力み過ぎず、
試験に向かって頂けたら、と思います
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