文化祭シーズンを迎え、
小学校やサピックスで一緒だった友達の中学に行く…
という長男の話を聞く度に、
友達が行った学校を知らない、
どうも一般的な偏差値表みたいなのも頭に入っていない、
というか自分が受けた学校も（大体の難度は分かっていたが）
偏差値知らない、
という事が判明した、我が家のぼんやり長男。
まじか。
親は、小６になってからサピックスの保護者面談の度に
「お手元に偏差値表をご用意下さい」と言われましたが、
そう言えば長男、偏差値表を見たことがないかも・・・
入試本番でも、熱望御三家以外は緊張しないという
鈍感力を見せた長男でしたが、
熱望御三家の偏差値以外は気にしていなかったという
スーパー鈍感力の持ち主でした。
子育てをしていて、
我が子の事は全くわからなくなる瞬間
（特に男子！）
ってあると思うんですが・・・
うちのは、明らかに、東大で数学研究するってタイプでないし、
物理オリンピックで金メダルってタイプでもないし、
鋭さとか、圧倒的にぬきんでた能力があるってタイプでは全然ないのですが、
時々、
周りを全く気にしない超マイペースでい続ける力、
圧倒的な鈍感力って
この子の才能なのかも知れない・・・
と思うことがあります
例えば、私自身が〇十年前に中学受験をしていた時、
自分自身の立ち位置が不安だったり、
周りはどのレベルの学校を受けるのかが気になったりして、
偏差値表って何度か見ていました。
でも振り返れば、長男に「偏差値表見せて」って言われたことないし、
本人が見ている姿も記憶にありません。
「自分が行きたいのは熱望御三家。
みんながどんな難しい学校受けようが、入りやすい学校受けようが、
関係ない、興味ない」
ということなんだと思います。
中学に入って、友達の影響で、
これまでむしろ苦手と思っていたことに挑戦を始めた、と何度か書いていますが、
それだって、親からみたらすごい鈍感力だなと思っています。
例えて言うなら、
サッカーの強豪校チームが近所で練習しているから、
「おまえ近所なんだし、来なよウェルカムだから」って言われて、
小学校のサッカー部さえ入ったことのない長男が混ざっている、みたいな感じです。
周りがうますぎる、
長男だけ一人レベルが違う、
そんな中で、「みんな上手過ぎてすごい
」と感動しながら
楽しくやっている感じです。。。
最初は、泣いて帰ってくるんじゃないかなーと思っていたら・・・
周りに基本から教えてもらって、彼なりに成長し楽しく過ごしています。
あまりにレベチな世界に飛び込む鈍感力、普通はないですよね
「子供の個性を大事に」と言いますが、
うちの長男の個性は、圧倒的な鈍感力なのかな、と
最近では半ば本気で思い始めています。
入試など、普通は緊張する場でも、いつも通りボーッとしているから実力が出せたし、
鈍感過ぎて、自分は場違いとか不釣り合いとか思わず、
やりたい事に遠慮無く挑戦しちゃっています。。。
また、こんな桁違いのヘタッピを上手に受け入れてくれている、
熱望御三家の先生や先輩、友達の存在も大きいと思います。
同じ事を普通の学校でやったら、絶対、
「おまえ、みんなに迷惑かけてるって気付かないの？
足引っ張ってるから、出てけよ」って言う子が一人はいそうです。
こんなところも、
うちのぼんやり長男が本能と運でご縁を掴み取った熱望御三家こそが、
彼の運命の学校なんだなーと感じたり、しています。
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