男子御三家の国語の解答用紙が、
●開成→「何字以内で答えよ」と、マス目が設けてある
●麻布→文字数指定なし、枠の中に行だけ作ってある
●武蔵→文字数指定なし、枠すらない
と、なかなかに個性丸出しで面白いという話の続きです。
実際の記事、解答用紙の写真はこちらをご参考に↓
各校が、解答用紙で何故こうも違うのか?
入試は学校からのラブレターというが、どういうラブが込められているのか?
について、ぼんやり長男の受験中、
勝手に以下の妄想を繰り広げておりました。
(各校の在校生、OBの方、万が一これを目にすることがあっても、
多分ないとは思いますが、
所詮は素人の妄想なので怒らないで下さい)
●開成→そもそも受験生が秀才の集団問われれば、スパコンのように、
光の速さで様々な計算を始め、様々な要素が頭に浮かぶのはデフォ。
そこから本当に重要な要素だけ取り出す能力があってこそ、
物の本質を分かっていると言えるから、文字数指定しちゃう
●麻布→個性的であることを自負・重視する受験生、
自由な校風に憧れる受験生が多い。
学校は塾の志望校対策では対応できないような、超個性的な問題を作り、
超個性的な解答を期待しているが、
枠すらないと、想定外に自由過ぎる解答が生まれてしまいそうなので、
先生方の安全のために枠と行だけ設けた
●武蔵→田中愛治・早稲田総長や、國中均・JAXA所長など、学術畑のトップに卒業生多数。
将来の日本を背負って立つ学者になるような、
とにかく面白い発想を持ち、粘り強くそれを表現できる生徒が欲しい。
受験生の言いたい事、考えている事、全て知りたいから、表現は稚拙でもいい、
いくらでも紙を使って、書いてくれ!
・・・なんて事を、各校が考えているのかなと。
(再・完全に個人の素人の妄想です)
うちのぼんやり長男は、開成「じゃない方の御三家」(のどちらか)に合格頂きましたが、
彼なりに色々考え、時になかなか面白い発想をしているのですが、
発想たれ流しな感じで、要点だけまとめるのは苦手そうでした。
(最重要ポイントが自分でも分かってない)
海城や筑駒の過去問も、頭が良くて色々な要素を思いつくのは大前提で、
その中で本当に重要な部分だけ選び出す能力を見ているような印象です。
実際、のんびり長男が、
色々あって一度だけ受けてみた筑駒模試ではコテンパンにされ(当たり前)
海城も、最後まで過去問で苦しんでいました…
こういった学校は、ある程度完成した形の天才を求めており、
麻布、武蔵は、まだ荒削りな才能の原石を探している感じでしょうか。
母は海城いい学校だなーと最後の最後まで好きだったのですが…
長男は過去問で算数も国語も相当苦しんだので、
合格は頂いたものの、学校が求めるタイプの生徒とは、違ったのかもです
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