大昔、いとこの家に遊びに行きました。
そこには、いとこの母親とわたしの母と、もう一人母の姉(叔母)も来ていました。
いつもどおり母たち姉妹は和やかに話をしており、わたしも大人しくその場にいました。
話しはいとこの5歳の七五三の着物の話になり、お披露目をするために、いとこが軽く着物を羽織っていました。
「あら~素敵ね~」
「いいお着物ね~」
などと母姉妹は盛り上がっていました。
わたしは何気なく、かるくその着物に触れてみたんです。
そうしたら
「汚い手でさわらないで!」と叔母(母の姉)から突然言われました。
母ではなく、いとこの叔母でもなく、一番関係ない母の姉からそんなことを言われて
とてもビックリしました。
今まで、穏やかで優しい叔母だと思っていた人から、
【汚い手で、、、って】
例えば、外で遊んでいて泥がついていたとか、
お菓子を食べていてよごれていたとか、、
理由があるならいたしかたないが、
なぜ、汚い手?
とても傷つきました。
帰りに母に「汚い手って言われたけど、どこもよごれていないけど」と言ってみたが、母からも欲しい答えはかえって来なかったため、当時とても深い傷を負った記憶があります。
そして、押し殺した気持ちと悔しさと怒りがまた、蓄積されてしまいました。
その後、その叔母の家にも寄り付かなくなり、距離をとるようにしました。
心が疲弊するような人からは、逃げるが勝ち。