むかし、むかし、言われた言葉を今でも思い出してしまう心理って?
早く忘れたいですよね。
鮮明に思い出す過去。それを繰り返している限り、
毎回毎回そのたびに傷ついている。
その犯人は、
自分。
・・・
むかし、むかし、小学校の帰り道。
なぜか親も一緒にいたので、PTAなどで来ていたのか?そこは覚えていないが、
突然親が
「〇〇ちゃん、危ないわよ。」
などと言うではないですか、
【ん?】
いつも、呼び捨てなので、【ちゃん】づけで呼ばれたことはない。
とても気持ちが悪かった。
もっと言えば嫌悪感でしかなかった。
同級生の親御さんがちゃんづけで自分の子供を呼んでいたので、
その流れでそう言ったのかもしれないが、
とにかく、気持ちが悪かったので、
思わず「うるせー」と言ってしまった。
それを後ろの方で聞いていた同級生が
「親に向かってうるせーだって、そんなこと女の子は普通言わないわよね~、、、」
などと、聞こえるか聞こえないかの声の大きさで陰口を言っていた。
前に向かって話をしていたその同級生たちから、わたしの位置は前であったため
必然的に言葉の音は前に流れてきたので、ハッキリとその声が聞こえた。
【あ~、自分のことを言われている】
頭は真っ白、顔もきっと蒼白だったに違いない。
親に思った嫌悪感。口をついて出た言葉。
時間よ巻き戻れと思いました。
それ以降の人生の中でも、自分が発した言葉により、嫌な思いをすることが多々ありました。
それ以来、自分の発する言葉に自信もなくなり、
それなら何も言わないで口をつぐんでいれば、傷つかないから、その方がよいと思っていました。
そのことが以後、いろいろとメンタルに影響を及ぼしている結果がありますが、、、
まずは、今回の幼き過去の出来事は、現在の出来事ではない。と切り分けて
あの時は傷ついたんだね。と認め。
【イメージしてみます】
大人になった私の目の前で、あの時と同じような状況が繰り返されていたら、陰口を言われている子に向かってなんて言ってあげるか。。。
陰口を言っている子に向かって、
「だから?」と言ってやれと。
自分自身のことを客観的な立ち位置で見れれば、過去を思い出して何度も傷つく必要はなくなる。
もう、自分で自分を傷つけることはなくなる。