テレビ三昧の日々・・今日のツッコミどころ

テレビ三昧の日々・・今日のツッコミどころ

~~~メガネおやじのテレビ視聴日記~~~

Amebaでブログを始めよう!

どーも、メガネおやじです。

その前にポチッとしていただければ
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ 


今期のドラマ、新作はもうすでに続けて観てるもんは

少なくなってしまった。

中には惰性で観てるもんもあります。


しかししかし、ここにきて今期最高のドラマが出てきました!


最初は、もう何の期待もしていなかった、というか

ほんのお子様向けだろう、あーアイドルのファン向けね・・

なんぞとバカにしてましたが・・・


あー、私は何と見る目がない(笑)

こんなに面白いとは!

もう、毎週のこの時間が楽しみでしょうがない。


今回なんて、もう見どころのてんこ盛り状態。

この一時間に何と贅沢な!(笑)と呻ってしまった(笑)

今では顔も名前も知らんかった主演の男の子までが可愛くって仕方ない(笑)


「信長のシェフ」第6話

出演:玉森裕太/及川光博/志田未来/香椎由宇/ゴリ/芦名星
   宇梶剛士/大和田獏/市川猿之助ほか
ナレーション:来宮良子

原作:西村ミツル、作画:梶原卓郎「信長のシェフ」(芳文社)
脚本:深沢正樹、倉持裕
監督:兼崎涼介、田村直己、藤岡浩二郎
主題歌:Kis-My-Ft2「My Resistance -タシカナモノ-/運命Girl」


浅井長政(河相我聞)の元から逃げ出したケン(玉森裕太)は、危ないところを楓(芦名星)に助けられる。同じころ、姉川では徳川軍と朝倉軍に続き、ついに浅井軍が攻撃を開始。浅井軍の勢いは織田本陣に迫るほどに。そんな中、楓のために料理を作ったケンは、ときおり脳裏をよぎる、コックコートを着た女性のことを思い出す。その後、織田軍本陣に戻ったケンに、信長(及川光博)は浅井・朝倉の兵に食わせる料理を作れと命じる。


 


いやー、もうねー良く出来てるわ。


「そうかー?しょせん深夜枠の安上がりなアイドル向けの話だろ」

と言う方もいるでしょう。

そう、その通りです(笑)

深夜枠だし(笑)まことに金掛けてないし(笑)アイドルが主役だし(笑)


でもねー、面白い話を脚本、演出、役者それぞれが

同じ方向性を向いて本気で取り組めば、

深夜であろうが、安上がりだろうが、アイドル向けであろうが

面白いドラマが出来るんですよね。



これはその最たるもんだと思いますよ。


私は原作のコミックは全く知りませんでした。

しかし、目の付け所は良いですね。

戦国時代にタイムスリップした現代のフレンチシェフが、織田信長の料理人として

その天下取りを料理で支えていく・・

タイムスリップものとしたら「JINー仁」の2番煎じだろうが

戦国時代・織田信長としたのが勝因でしょうね。

だってねー、あの信長ですから(笑)そんでもって戦国時代で戦だらけですよ

どうしたら料理が関係するんだーと思いますよそりゃあ(笑)


でも、料理が関係するんですねーものの見事に(笑)

というより、もう料理で戦に勝っちゃうんですから(笑)



今回なんて、焼肉の匂いで敵の戦意を消失させちゃう(笑)

こりゃあ信長でも大笑いだよな(笑)

しかも今回はそれだけに終わらず、堺の鉄砲商人達相手に

パオン(ポルトガル語でパンのことらしい(笑))まで作っちゃう(笑)

なんと古いバナナを発酵させて酵母菌まで作るんだから(笑)

(ちなみに日本で最初にバナナを食ったのは信長らしい(笑))

で、それをあの千利休(大和田獏)が食べるんだからシュールでしょ(笑)


あー、まだ言い足りない(笑)

毎回こんなのばっかですよ、そりゃあ面白いだろう。


脚本が又良く出来てます。

もう見せ場をてんこ盛りにして飽きさせません。

さすがは深沢正樹です。


 

で、肝心の主演の玉森裕太君、ジャニーズのKis-My-Ft2という

ややこしいグループのメンバーだそうですが(笑)

そんなのこのオッサンが知ってるわきゃあない(笑)

でも、かえってそんな偏見抜きで観たらこの主演は当たりですよ。


経験不足で、確かにセリフはたどたどしいけれど

その初々しさが却って、このドラマに嵌ってます。

最初は、なんだこの弱々しい兄ちゃんは(笑)でしたが

おかしなもんで、回を重ねるごとに応援したくなる(笑)


変に感情的にならず、いつも淡々と料理をしていくんですよね。

しかもいちいち解説までしてくれる(笑)

で、きめのセリフ「いざ!戦国のキュイジーヌ!」

まあ最初は、なんだこれー(笑)と思いましたが

今じゃあ、おー!待ってました!ですな(笑)


ほとんど金田一少年の「じっちゃんの名に懸けて!」ですが(笑)

 
 

で、それに輪をかけて嵌ってるのが、及川光博の織田信長です。

あの彼独特の見栄が、このドラマの信長にピッタリくる。

もういちいちポーズを決めてるんですから(笑


他の時代劇でこんな信長をやれば浮いちゃうでしょうが

全編がコミック風に統一してるんで、これでないとダメでしょう。

もう、今じゃあこの信長でないとしっくりこないほどで(笑)


女優陣もあの志田未来が相変わらず達者にこなしてるし

くノ一役の芦名星が存外に良い。

で、これまで回想シーンでしか出てなかった香椎由宇が

なんと同じようにタイムスリップしてた。

あー、又見どころが増えたじゃあないかー(笑)

 


 

しかも毎回意外な役者が登場するのも見どころで

今回なんて本願寺顕如役に市川猿之助が登場したが

まあ、あの芝居がかかった演技が、殊の外ここではハマる(笑)


で、来週はいよいよ明智光秀が登場

演じるはあのSMAPの稲垣五郎

うーん、あのエキセントリックな演技は、又このドラマには合うよ。

もう、どんだけ期待させるんだ!ちゅう感じですね。


この配役見ても、このスタッフがこのドラマをどういう風に

見せたいかが分かりますよね。

全体が統一されてるんですよ


ここが今のドラマに欠けてるところじゃあないですか。


まあ深夜枠で時代劇、しかも戦国物なんで合戦シーンはチープですよ、

とても大河ドラマのようにはいかんよ。

ありもののセットで撮ったのバレバレだし(笑)広めのショットなんて

全く無いし(笑)

でも、それを逆手にとって、いろいろ工夫してるのが分かるし

制約があるからこそのアイデア勝負が生きてきてるんですよね。



これの成功は、今のドラマ界には刺激になりますよ。

ゴールデンで金掛けてキャスト揃えて、局を挙げてのごり押しをしても

散々なのはもうすでに分かってるでしょうに。


 


最後に、このドラマの影の功労者はナレーションの来宮良子だと

主張したい(笑)


名前だけだとピンとこないでしょうが、声聞けば誰でも分かる。

なんと御年81歳!いまだ健在!凄いです。

私の様なオッサンだと、かの銀河鉄道999、スケ番刑事シリーズ、大映ドラマなんかが

思い出されます。

この人のナレーションで歴史なんかが紹介されるだけで漂う独特の世界。

これこそこのドラマの独特の匂いなんですよね。



あー、もう書き足らない!


とりあえず来週も観るぞ!





どーも、メガネおやじです。

その前にポチッとしていただければ
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ 


かなり更新期間が開いてしまいました。

連ドラも回を重ねて、面白くないものがどんどん出てまして

まあ、はっきり言って書く気にならんのです。


うーん、どうしたもんかねーこりゃあ。


もうテレビもほとんど観てないし。


このブログやる意味無くなってきた(笑)


でも、ひさびさに観ようと思うドラマが来ました。

ここを逃せば、又いつ書けるか分からんので(笑)取り上げます。


昨今のドラマは、過去の名作のリバイバルが多いですね。

まあ、それだけオリジナルを作るだけの力がないんでしょうが

それにしては多すぎる。


で、今回はなんでまたこれを?と思わせる作品でして。

かの名監督小林正樹が三船敏郎主演で撮った、名作のリバイバルです。


これは、名作ですがはっきりいって一般受けするもんじゃあないです。

ましてやテレビドラマにするのは強烈過ぎる気がするんですが、どうなんですかね・・



上意討ち~拝領妻始末



 


出演:田村正和、仲間由紀恵、緒形直人 北村有起哉、田畑智子、石黒英雄
   橋爪功 大杉漣、藤真利子、笹野高史 津川雅彦、梶芽衣子、松平健 ほか

脚本:橋本忍 監督:藤田明二

原作:滝口康彦『拝領妻始末』


江戸時代“上意”から家族を守った剣豪と家族の絆を、「七人の侍」(’54年)などを手掛けた日本映画界の巨匠・橋本忍の脚本で描く。伊三郎(田村正和)の長男・与五郎(緒形直人)に、藩命により藩主の側室であったいち(仲間由紀恵)が拝領されることに。いちの悪評を知った伊三郎は辞退するが、与五郎は引き受ける。しかし、嫁に来たいちは心優しい良妻だった。幸せな日々を送る中、藩からいちを戻せと命令が…。


 


うーん、久々に時代劇を堪能しましたが、

やっぱりテレビで放送する時代劇じゃあないね(笑)


だって一つも救いのない話なんですから。

今の時代に、何でこんな救いようのない暗い話をやるかね(笑)



考えたらメチャメチャな話ですよ(笑)

早い話が、お殿様の側室を息子の嫁にせい!と押し付けられたが

案外いい嫁で、夫婦仲も良く子供も授かりヨカッタヨカッタと思っているところに

今度は返せと理不尽なことを言われて、ついに息子共々ブチ切れちゃって

お家断絶、一族親戚の迷惑なんのそので、殿様に逆らって挙句の果ては・・・

でしょ(笑)


いやー、武士社会では到底ありえんわ(笑)

現代でも上司に無理難題言われても、ぐっと我慢ですよ(笑)

ブチ切れちゃあいかんよ、分別ある大人が(笑)


まあ、社会の理不尽さに対するアンチテーゼなんでしょうけど

この作品は、時代を選びますよね。


原作が出たり、映画化されたりの60年代後半は、

こういうのが社会の感覚として受け入れられやすかったんでしょうかね。

70年安保の前ですし。

 

私、この映画は以前に観ておりまして

徹底したリアリズムと様式美を融合させた映像で

この話の一種の荒唐無稽さと、救いようのなさも

何か強引に納得させられたんですが(笑)


まあ、それまでの時代劇、東映のおなじみのものか、黒澤映画とは

全く違う新しい時代劇という印象がありましたね。


小林正樹のモノクロ画面での画面構成、演出、

橋下忍の脚本、そして三船敏郎、仲代達也、岩下志摩、加藤剛ら

の演技、どれもが素晴らしかった。



ただ翻って、この現代において、

こういう理不尽な話や、その周りも巻き込むほどの親子のブチ切れ具合

そして救いようのない結末。


かなりドン引きする人もいるでしょうね。


ただですねー、私は最後まで気にしないで観れちゃいました。


それはなんでかというと

監督の演出でも、脚本でも、話の内容その他でもなく

ただ、ただ田村正和の存在、これに尽きます。



 


もうねー、そのセリフ回し、その佇まい、

場面が家の中でも、城内でも、荒れ野でも

もう、そこには田村正和という様式美が存在してまして。



ですからどんな役者と絡もうが、平和な場面であろうが、

緊迫した立ち回りであろうが、情けない演技であろうが、

どすの利いた演技であろうが、もう一貫して田村正和であり、

観るものを納得させる様式美が存在してます。


ですから話のムチャクチャさや理不尽さ、結末の救いようの無さまでが

お約束のように思えてくる。


こうなってくると歌舞伎を観てるようなもんです。


こりゃあ、凄いことです(笑)ありえない。

 


まあ、仲間由紀恵も緒方直人も良かったし、松平健もさすがでしたし

とりわけ梶芽衣子の鬼のような姑なんか最高でした。


でも、田村正和につきる。

あえてこの話をドラマ化したのは、もう田村正和ありきでしかないのが

はっきりしましたね。


他の役者じゃあ、話の展開の理不尽さと救いようの無さで

埋もれちゃうでしょう。


うーん、ただいかんせん年取ったよねー(笑)

もうおじいちゃんだもんね。

それが少々観ていて辛かった。

もう十年ほど若かったらもっと良かったでしょうに




【送料無料】上意討ちー拝領妻始末ー

【送料無料】上意討ちー拝領妻始末ー
価格:4,253円(税込、送料込)

 


 

どーも、メガネおやじです。

その前にポチッとしていただければ
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ 


竹内結子が主演の刑事ドラマ「ストロベリーナイト」


昨年に連続ドラマとして放送されましたが

まー、良く出来てたし面白かった。


主演の竹内結子演ずる女刑事姫川礼子とその部下である

西島秀俊歩らの姫川班の面々、そして対立する刑事たち

その描き方が秀逸で、

しかも誉田哲也の原作を膨らませ、よりドラマ的に見せた手法には

正直驚いたくらいです。


私の中では、ここ何年かの刑事ドラマではまずNO1です。



その「ストロベリーナイト」が映画化され

1月26日より「ストロベリーナイト・インビジブルレイン」として公開されています。


それに関連しての、今回のドラマ放送らしいですが、

この手の映画宣伝用のドラマはえてして

宣伝色があからさまで、あまり出来もよろしくないんですが、

さすがに、ここのスタッフは一味違いましたね。


ストロベリーナイト  アフター・ザ・インビジブル・レイン

出演:竹内結子 西島秀俊 小出恵介 遠藤憲一 生瀬勝久 武田鉄矢
   國村隼 杉本哲太 光石研 竜雷太 山本圭 岡田義徳
   平岡祐太 入江雅人 大高洋夫 阿南健治 大野いと 丸山隆平

監督: 佐藤祐市 脚本: 龍居由佳里 黒岩勉

原作: 誉田哲也 音楽: 林ゆうき

姫川玲子(竹内結子)、姫川が強い信頼を抱いている捜査十係(=姫川班)刑事の菊田和男(西島秀俊)、姫川の部下・葉山則之(小出恵介)、姫川のライバルである日下班を率いる日下守(遠藤憲一)と井岡博満(生瀬勝久)、姫川の「天敵」である五係主任・通称「ガンテツ」こと勝俣健作(武田鉄矢)がそれぞれ主人公となり、それぞれの人物にフォーカスを当てたオムニバス形式のドラマ。互いに絡まり合う人間関係、事件から目が離せない。

◆「アンダーカヴァー」
(出演:竹内結子 岡田義徳 光石研 他)
ド派手な格好の女ブローカーが怪しい関西弁を振りかざす…。姫川玲子(竹内)は、関西のバイヤーに変装し、ブローカー仲間を渡り歩いて、詐欺集団の情報を集めていた。冷徹に獲物を定めると容赦なくだまし、大金をむさぼり取る詐欺集団。だが、殺人でもないのに刑事課である姫川がなぜ詐欺事件を追っているのか?

◆「東京」
(出演:西島秀俊 國村隼 大野いと 他)
菊田和男(西島)は先輩刑事であった木暮利充(國村)の墓参りに来ていた。菊田はそこで多田美代子(大野)が先にお参りを済ませている姿を見かけ…。

◆「沈黙怨嗟/サイレントマ―ダー」
(出演:小出恵介 竜雷太 山本圭 他)
◆「左だけ見た場合」
(出演:生瀬勝久 遠藤憲一 大高洋夫 阿南健治 他)
◆「推定有罪/プロバブリィギルティ」
(出演:武田鉄矢 杉本哲太 平岡祐太 入江雅人 他)


 
 


いやー、こりゃあまいったね、こうきますかーという感じです。


元の原作も、誉田哲也の姫川礼子シリーズの短編ですが

ほとんどが姫川礼子が主人公なのを、他の刑事に割り振ってますが(笑)

何の違和感もない。


それどころか、これらのほうがピッタリくるほどです。


しかも、原作の短編に合わせての短編ドラマ5本のオムニバスときたもんだ。

まあー、なんと贅沢な(笑)


一本一本、膨らませたらいくらでも一時間のドラマになっちゃうほどの内容で

それをギュッと濃縮してますから、見飽きることがない。

というか、えっ、もう終わっちゃうの・・とおもったらすぐに次の短編ドラマが来る、

という具合で、

アッという間に終わってしまった。


  


うーん、こんなの作れるんですねー、今のドラマ界でも(笑)

まあ、だれしもがこんな手法、やってみたいだろうに。


ここに、このドラマの作り手側の、妥協しない一種の覚悟が見えます。

なんか、組織に逆らうこのドラマの姫川班そのものみたいだ(笑)

そりゃー、観る側にも伝わりますよ。


いわゆるスピンオフものなんでしょうが、

それには止まらないものがありましたね。


もう、どの作品も「ストロベリーナイト」の世界として成立しちゃってます。


いかに、それぞれの刑事が、これまでのドラマの中できっちりと描かれているか

ということでしょうね。

それでなきゃあ、主演の竹内結子なしで、これほど持ちませんよ。


特に私のお気に入りは、原作も気に入っていた「東京」と「左だけ見た場合」。

  


 


もう、もろに原作に忠実にドラマ化してます。

ただ主人公だけが違うんですが、これがどういう訳かドラマの方が良い(笑)


前者は、あの西島秀俊の純朴さがピッタリ合ってるし、

「後者」なんかは、遠藤憲一のクールさと、生瀬勝久のふざけたボケっぷり

そのコンビがなんともいい味を出してます。


まあ、このキャスティングと物語を当てはめたのが大成功でしょう。


で、最後の武田鉄矢の「推定有罪/プロバブリィギルティ」にいたっては

脚本の膨らまし方によっては2時間ドラマにもなりうる題材ですよ。


まあーこれで終わるのはもったいないね(笑)


 


しかもスピンオフらしく、今までに登場した人物が顔を出してました。

連ドラで、息子が殺人を犯した刑事役として登場した杉本哲太がそのまま出てたり

初めてのスペシャルドラマ版の「ストロベリーナイト」でチョイ役で出てた

情報屋が出てきたり。


あー、こういうの見たら、またドラマで復活しないかなーと思いますよ。


というか、今回やった作品に後何話か加えたら、連ドラ十分できただろうに(笑)

あー、やっぱりもったいないよ!



最後にこれはスタッフの遊びだろうけど、

「推定有罪/プロバブリィギルティ」の中で、殺された元厚生省事務次官の顔が

街のオーロラビジョンに映ったんですが、

それが「沈黙怨嗟/サイレントマ―ダー」の元厚生省事務次官役の竜雷太だった。


一瞬のことでしたが、おもわずニヤリとしてしまった。


ここのスタッフ、やっぱり分かってるなー(笑)






 

どーも、メガネおやじです。

その前にポチッとしていただければ
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ 



新しい連ドラが、どんどん放送されてるのに

全然観れてない・・

録画ばっかりが増える一方で(笑)


で、気合を入れて本日

「ラストホープ」を第1話・第2話と続けて観てみました。


「嵐」の相葉雅紀主演ということですが、

オッサンなんで、さほど興味はありません(笑)


ただ、共演者が好きな俳優ばかりなことと、

この火曜の9時台というのが、私の好きなドラマを

結構放送するんで、それもあって観てみたんですが・・


「ラストホープ」

出演: 相葉雅紀 多部未華子 田辺誠一 小池栄子 北村有起哉
   桜庭ななみ 平田満 高嶋政宏 小日向文世 他

脚本:浜田秀哉/演出:葉山裕記
プロデュース:成河広明/プロデュース:古屋建自
主題歌:嵐「Calling」

(第2話あらすじ)
卓巳(相葉雅紀)は、17歳の菜穂(小島藤子)を診察。菜穂は1年前に別の病院で受けた手術が原因で脳動脈瘤(りゅう)が悪化、2つある病変の片方が異状に巨大化し、専門医もさじを投げた患者だった。歩美(多部未華子)は高木(田辺誠一)の反対を無視し、自分が手術をすると菜穂に約束。そんな中、雑誌記者の朋子(前田亜季)が歩美につきまとう。医療ミスで告訴されている歩美の裁判を取材する朋子は、歩美の過去の名前を知っていた。


 


えー、この頃は、どこかで必ず医療モノを放送してますね。


何故かは分かりませんが、まあドラマにはなりやすいし

大外れもあまりないんで、その分では良いのかもしれません。


ただ、これだけ医療ドラマが乱発すると

もう題材に困るんじゃあないだろうかと思っていましたら

最先端医療に目をつけましたか。


先ごろのips細胞の山中教授のノーベル賞受賞で

何かやるだろうなーとは思っていましたが(笑)


で、主役は相葉雅紀ということなんで

彼のキャラを考えると、もう当然のように

ヒューマン医療ドラマに近いか・・と思って油断していたら

全然違った(笑)


多分、ありきたりの医療モノなら

第1話の途中で観るのをやめていたでしょうね。


 


まずは、それぞれの専門のスペシャリストが集まった

チームが良い。

多部未華子、田辺誠一、小池栄子、北村有起哉、小日向文世

誰がキャスティングしたか、私の好きな俳優ばっかだ(笑)


しかも、そのそれぞれのキャラが一癖あって

それを見てるだけで面白い。


ただねー、多部ちゃんは好きなんですけど

こういう役は、彼女向きじゃあない気がするんだけどねー

どこか無理をしてるよなー

もしかしてそれが狙いなのかもしれんですが。


 


そんな医療チームが集合してのカンファレンスシーンが

このドラマの最大の見ものなのかもしれません。


手術シーンもかなりなもんですが、今までも散々ドラマの中で

こんなの見てきたんで、もう見慣れてしまった(笑)


ただ、このカンファレンスシーンは、あまり前例がない。

専門用語、医療用語が、バンバンそれこそ速射砲のように

それぞれの医者たちから飛び出す。

全然内容は分からんが(笑)それでいいんです(笑)

ようは、何かスゲーと思わせればいいんで(笑)

で、結構な長廻しで撮られてるんで、まるで俳優たちの動きや演技が

舞台劇のように感じられる。


いやー、こんなの私大好きなんで結構見入っちゃいました。


こういうチームを描くには、一人が浮いちゃうとどうしょうもないんで

その伝でいくと、相葉雅紀は合ってるのかもしれんね。

もっと個性的なスターだと、その人だけがヒーローになっちゃうんで。


 


で、そんなチームが、他の医療機関がさじを投げた症例に

立ち向かっていくんですが、

こういうのも、どっかで見慣れたんでさほど新鮮ではない。


ただ、このドラマはそれだけではないようで・・


そういう日常と並行して、度々挿入されるのが

医師たちの意味深な過去の出来事。


それぞれが、なんらかの過去を抱えていて

しかもどうやら何らかのつながりがありそうで

それを結びつけるのが、センター長の高嶋政宏のようで・・


この高嶋政宏が又なんか胡散臭くて良い(笑)



ということで、ただの医療ドラマと一線を画す

カンファレンスシーンと、それぞれの過去を結び付けるもの

この二つに惹かれましたんで

今後の視聴決定です(笑)


しかし、第2話に登場した手術ロボット

本当にこんなのあるんんだろうか。

だとしたら、ほとんどSFに近くなってきたな・・・



 

 

【送料無料】デカワンコ DVD-BOX [ 多部未華子 ]
価格:16,254円(税込、送料別)




 

どーも、メガネおやじです。

その前にポチッとしていただければ
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ 



えー、またしても黒澤明の名作のリメイクです。


過去には「天国と地獄」「生きる」と放送されましたが

がっかりした覚えがある。


まあ、その物語自体に力があるんで

普通にドラマとして観たら、良く出来てはいたんですが

なんせ、元があの黒澤の大名作ですからね。


どうしても比べちゃいますよ。

そりゃあ、どんなに頑張っても無理です。


元々が無茶な企画なんですが、やっちゃうんだなーどういうわけか(笑)


で、今回はというと

もうこれも名作で、大好きな作品である「野良犬」だとー

又無茶なことを・・・

と思いながらも、なんとなく観たんですが・・・


「野良犬」

出演:江口洋介、永瀬正敏、広末涼子、中村獅童、柄本佑、
   ミムラ、大杉漣、嶋田久作、でんでん ほか
 
原作:黒澤明監督作品 映画「野良犬」 脚本:黒澤明、菊島隆三

脚色:池端俊策  音楽:仲西匡

監督:鶴橋康夫


刑事・村上翔一(江口)はバスの車内でうたた寝をし、拳銃をすられてしまう。それをきっかけに、中学時代の同級生の柳下銀次(柄本)、重山浩介(獅童)と再会。裏社会とも通じている重山は、拳銃を回収する代わりに、村上のかつての親友・遊佐英(永瀬)を捜してほしいと持ちかける。手がかりを求め、村上は遊佐の妹・アキ(広末)を訪ねるのだが…。


 


始まってすぐに、こりゃあ黒澤の「野良犬」じゃあないな、

とすぐに感じた。


まず主人公は新人刑事だったはずなのに、江口洋介って・・

この時点で、もう話の大元が崩れてきちゃう。


で、思った通り、映画と同じなのは

「刑事がバスの中で拳銃を盗まれる」

この設定だけで、他は全く別物でした。


おいおい、いくらなんでもこれはリメイクとは言わんだろう。

黒澤明ドラマスペシャルってあるのに、そりゃあないだろう。



黒澤の「野良犬」といえば、戦後間もなく復員してきたばかりの

新人刑事・三船敏郎が、ベテラン刑事の志村喬と盗まれた拳銃の捜査をしていく過程で

同じく復員兵の犯人と新人刑事を対比さることで、

戦後の世相そのものをあぶり出し、善と悪の構図を見事に描いた不滅の名作であります。

 

その捜査過程や警察の描き方、あるいは二人組の刑事というバディ形式など

後の刑事ドラマの基礎となってますよね。


特にラストの犯人と三船の対決シーンでは

近くの主婦が弾くピアノ、幼稚園児などが挿入され

美しいピアノのメロディーをバックに行われる格闘シーンは

今でも忘れられません。


で、今回のドラマ、そんな映画の要素は微塵もない。

マルっきりの新作脚本のドラマでした。


何なんだ,黒澤明ドラマスペシャルって(笑)



 


ただですね、私、最後まで非常に面白く観ました(笑)

ずっと観入っちゃいました。


単純に、すごく良く出来た一級のハードボイルドドラマです。


これって、例えば大沢在昌、志水辰夫、香納諒一当たりの作品が

原作っていわれても全然違和感がない。


拳銃を盗まれた江口洋介が、

少年時代の友人達との過去を思いながら

悩み、苦しみ、戦う様は、まさしくハードボイルド小説の主人公でした。


そしてそれに絡む、大杉連たち刑事。

まさに悪役の中村獅童。

華を添える幼馴染のジャズシンガー広末涼子。

そして、犯人役の永瀬正敏。


どれもが、見応え十分でした。

ただ、難をいえば、同じく幼馴染のスリ役の柄本佑

うまい芝居でしたが、まあ若すぎるだろう。

子供ほどの差がある江口洋介と友達といわれてもね(笑)


まあ、気になるのはこれぐらいで、

久々の重厚な大人のドラマを観ましたね。


 


特に中学時代の関係性が、中年になっても生きているというのは

オッサンが観れば、感情入っちゃうよね(笑)

こりゃあオッサン泣かせのドラマだわ。


別に、特別なストリー仕立てでもなけりゃあ

サスペンス色が強いわけでも、アクションシーンが多いわけでもないのに

これほど良いのは、まさしく丁寧にじっくりと作っているからでしょうね。


見ていて、役者の演技も演出も、あー手抜きだなーと思うところがない。

しかも脚色の池端俊策が、もうベテランの上手さで

登場人物たちの内面まで、じっくりとそれでいて飽きさせないように

描いてあるんで、少しもダレたところがない。

 


ベテランの鶴橋康夫監督、池端俊作脚色、そして達者な役者たち

作り手側が、本気でドラマ作りをしたら

こういうドラマを、今だって作れちゃうんですよね。



それを大人の事情でしてないだけで(笑)


うーん、こりゃあまさに、今はドラマのテレビ朝日だなー(笑)


ただ、黒澤明ドラマスペシャルとしてする必要は絶対ないよね。

映画をリスペクトした新作です、で十分でしょう。






 

どーも、メガネおやじです。

その前にポチッとしていただければ
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ 



新年に入って、このところ新しい連ドラが

次々に始まってますが、ほとんど観れてない。


まあ、一応録画してるのもあるんですが、

どーも触手が動かないんですよね。


何か一風変わったのがないもんか、と思います。


今のドラマの現状は、もう身に沁みてますんで

多くは期待しませんから。


で、久々に時間があったんで、新しいドラマ観てみました。


ほとんど期待もしないで、まあ惰性です(笑)


ただ、これが何やら私の望む、一風変わったドラマの予感がするんですがね・・・


「おトメさん」第1話

出演:黒木瞳/相武紗季/石田純一/郭智博/大地康雄/鈴木砂羽 ほか

脚本:井上由美子/演出:本橋圭太/演出:星野和成
プロデュース:黒田徹也/プロデュース:山田兼司/プロデュース:清水真由美
主題歌:竹内まりや「たそがれダイアリー」


今は亡き姑との同居生活に耐えてきた麻子(黒木瞳)は、今度は自分が姑として一人息子・優太(郭智博)と嫁・李里香(相武紗季)と暮らすことに。同居初日、新婚旅行から帰った2人を迎えた麻子は対応に頭を悩ませるが、李里香と酒を飲み始めるとすっかり意気投合。だが翌朝‘完璧な嫁’ぶりを見せる李里香に麻子は妙なたくらみを感じる。さらに偶然、新妻にはあるまじき会話を聞いてしまい、李里香への不信感はさらに強まる。


 


おトメさん・・・もう何の先入観も持たずに観たんですが

このタイトルなんとかならんか(笑)


私なんか、まず連想したのが、同じテレ朝で放送した「お宮さん」

あの、渡瀬恒彦の刑事ドラマです。

でも全然違った(笑)


なんでも、今は姑のことを「おトメさん」というらしい。

なんじゃそら?という感じですが(笑)オッサンは全く知らなんだ(笑)


なんだー、嫁姑を扱ったドラマかー、

で、黒木瞳かー

じゃあ、今回はパスね・・・

と今まででは、絶対そうなったました(笑)

だってねー、これまでも散々みてきた題材だし、それになんたって

男にはどっちにしても辛すぎて見てられん(笑)


じゃあ、なんで観てしまったのかというと

相武紗季
が出てるから・・としかいいようがない(笑)

いいよねー最近の相武紗季。


昔は単なるそこらの若いオネエチャンでしたが、このところ急にいい女優になってきた。


しかも、あの黒木瞳と共演するんですから

もう新旧女優対決が観れる(笑)

まあ、当然嫁が相武紗季なんですが、なんか複雑ですね。

だってねー、ほんの少し前だったら、間違いなく嫁が黒木瞳で

姑のいびりに耐えていたはずなんですがね(笑)

それがねー、黒木瞳が姑ですかー、

あー、俺も年取ったなー(笑)と改めて実感しますな(笑)

 


ただ、今回のドラマは従来とは逆で、嫁に翻弄される姑のようです。

どっちにしろ黒木瞳はやられる側なんですね(笑)

しょっぱなから何か胡散臭げな嫁を、相武紗季がいい感じで演じてます。

あの、感情の無い作り笑顔は、まあ胡散臭い(笑)

台所なんかでの黒木瞳との、ちょっとしたやりとりでも

まあ、火花ビシビシ飛んでます。

これ女性には面白いかもしれんが、男、とくにオッサンにとっては

苦手この上ないんで(笑)

まあ、いつもならこの時点でパスですな(笑)


ただ、このドラマ、さらに追い打ちをかけてきまして

なんとあの大地康雄が登場した。

しかも刑事役。しかも失踪人の捜索で。

えー、なんで嫁姑ドラマに刑事?しかも失踪事件?


もう、突然異分子をブッコんできた(笑)

だって、黒木瞳と相武紗季の嫁姑の間に、あの2時間ドラマの刑事役を思わせる

大地康雄のいかつい顔(笑)

何ちゅう取り合わせだ(笑)


はい、この時点で見るの確定です。

なんたって私はミステリー好きですから(笑)


 


もう、後半は、単なる嫁姑のコメディードラマとは一線を画す展開です。

でもあくまで、ホームコメディーの形は崩してないんですよね。


うーん、何とも言い難いドラマが始まったという印象です。

でも、脚本があの井上由美子と知ってなんか納得した。


また、一風変わったドラマを見せてくれそうですね。


いやーさすが今やドラマのテレビ朝日(笑)

オリジナル脚本で又しても勝負ですな。


ただねー、男優陣がまあー薄い(笑)石田純一って・・薄い(笑)

で、息子役、誰?、しかも同じく薄い(笑)


いくら嫁姑がメインで男性は蚊帳の外といっても、これじゃあね・・

もう少し男優のキャスティングが良けりゃあイイ線行きそうですが

視聴率はどうだろうか・・・


まあ、次回からも私は観ますがね。

あの大地康雄の異分子感は嵌りそうです。



【送料無料】私の場合 [ 黒木瞳 ]
価格:1,890円(税込、送料別)

 




 

どーも、メガネおやじです。

その前にポチッとしていただければ
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ 


えー、遅まきながら大河ドラマです。


もう先週には第1話が放送されたんですが、あいにく見逃してしまいまして、

録画も取り損ねてしまいました。


なもんで、土曜の再放送を録画し、第1話、第2話と続けて観ました。


正直いって、もう大河ドラマには大した期待はしないんですよね。


なんせ、「江」「清盛」と大外れが連発しましたんで、

しかも、あの「平清盛」の惨状がまだ記憶に残っているし(笑)


ただ、舞台は幕末、私の最も好きな時代です。

したがって去年の様な、この人物は誰?状態はなくなるでしょう(笑)


うーん、戦国、平安、幕末とはずれが続くと、大河存続の危機ですよ。

こりゃあ、相当な重圧が今回にかかって来ますねー


などと余計な心配をしながら観たんですが・・・


「八重の桜」第1話・第2話

出演: 綾瀬はるか 西島秀俊 長谷川博己 綾野剛 奥田瑛二 生瀬勝久
   小栗旬 稲森いずみ 松重豊 風吹ジュン 西田敏行 吉川晃司 他

語り:草笛光子

脚本:山本むつみ 演出:加藤拓
音楽:中島ノブユキ テーマ:坂本龍一
題字:赤松陽構造  制作統括:内藤愼介

「第2話あらすじ」
八重(鈴木梨央)は、両親から砲術への思いを断つよう厳しく諭されていた。
江戸では、兄・覚馬(西島秀俊)が、黒船に対する好奇心を募らせていた。
しかし、師事する象山(奥田瑛二)が、松陰(小栗旬)の密航をそそのかしたとして捕縛。
塾を失って仕方なく会津へ戻った覚馬は、大きな米俵を持ち上げて男と競争に興じる八重
(綾瀬はるか)の姿を見て驚く。
そして、さらに驚いたのは八重が砲術の知識を深く習得していたことだった。



 


初回の冒頭から、なんか引き込まれた


アメリカの南北戦争の戦闘シーンから幕末の戊辰戦争での会津城の籠城戦へと

続く冒頭の十数分は、圧巻でした。

しかも、主人公の綾瀬はるか・八重が銃をぶっ放してまして

完全に、この話のメインイベントです。


いやー、もう気合いが入っちゃってますね(笑)


何が何でも視聴者取り込むぞーという意気込みが伝わってきます。

で、多分それは成功したでしょう。


この主人公、新島八重を知らない人でも、どういう女性かすぐに分かる。

だって、戦場で銃をぶっ放す女性があの時代にいた。

あのシーンだけで、興味を引きますよね。


初回、2回目というのは、どの大河ドラマでも共通するのは

主人公の子供時代から始まることで、今回も例外ではなくそうでした。


でも、ここが非常に重要なんですよね。


ここで、この物語が、どういう時代背景で、その主な登場人物や

その関係、あるいは主人公が置かれた環境に至るまで

ある程度、見せとかなきゃあいけない。

 


で、初回、第2回を観た限り、良く出来てましたね。

話のテンポも良いし、押さえるところは押さえてるし。


初回では、主人公の少女時代を通して

会津の士族の根底にある精神が描かれたし、

次々と登場する出演者の顔見世も、違和感なく自然でした。


又、初回、2回を通して、その時代背景や砲術の厳しさということまで

スッキリと描いてました。


脚本が、結構うまいなーと思って、よくみれば

山本むつみ
・・・どっかで見たことあると思ったら

私の好きな、あの「ゲゲゲの女房」の脚本家でした。

この人、NHKの時代劇もこなしてるんで、さすがです。



で、キャストが又、イイですね。

まずは主人公八重の綾瀬はるか

もう、今一番の若手女優でしょう。

こりゃあ、言っちゃあ悪いが前回の松山ケンイチなんかよりは

数字持ってますよね(笑)

登場は、初回の冒頭と、2回の終盤だけでしたが、やっぱり華がありますね。

今後に期待しましょう。


で、今回の実質上の主役は、八重の兄役の西島秀俊でしょう。

この人も好きなんですよねー、いい役者です。

特に、こういう芋臭い愚直な役はピッタリです。

もう全編、この人が引っ張ったといっても過言ではないほどでした。



 


で、その他にも

長谷川博己、綾野剛、奥田瑛二、生瀬勝久、小栗旬、稲森いずみ、

松重豊、風吹ジュン、西田敏行、吉川晃司 等々

まだまだ書ききれません(笑)

いやー、豪華な顔ぶれです(笑)

というか、好きな役者ばかりです(笑)


特に奥田英二の佐久間象山、こりゃあハマり過ぎだ(笑)



うーん、ここでも力を入れてきましたねNHKさん!


「清盛」での、出てくる俳優見ちゃあ、誰これ?状態とは

雲泥の差だ(笑)

やっぱり大河ドラマってこうじゃあなきゃあいけませんよね。

変にプロデューサーが独りよがりでキャスティングするより

この辺りは、視聴者の事も考えないと(笑)

だって西田敏行なんか出てるだけで安心するじゃあないですか(笑)



でも、今回西島秀俊と並んで、というか視聴者の心を

持ってっちゃったのは、なんといっても八重の少女時代を

演じた、子役の女の子・鈴木梨央ちゃんですね。


良かったですねー、あのキラキラした好奇心満点の瞳、

ハキハキとしたセリフ。

この子によって、主人公のこの先が決まっちゃったぐらいです。


又、マスコミが騒ぐんだろうなー。

ただ、本当に最近の子役はうまいよねー。

しかも次から次に出てくるもんで、おじさんは覚えられんよ(笑)


 


こうやって考えると、何か凄い期待が持てそうな今回の大河です。

主人公の知名度がどうかなーと思いますが、これも解消しそうです。


まず、私が浮かんだのが「篤姫」なんですよね。


さほどメジャーではない篤姫があれほど支持されたのは

何よりも、そのドラマの描き方が秀逸だったからです。

「篤姫」で私が感じたのは

大河ドラマと朝の連続テレビ小説が融合したドラマだということ。


それにより、主人公の知名度が低くても、ある女性の一代記という

テレビ小説の大河版として観れば、十分面白い。



今回の「八重の桜」も主人公はメジャーではないものの

このテレビ小説の大河版の手法を使えば、

女性層にはアピールできます。

野郎どもは、綾瀬はるか目当てで見ますしね(笑)


それゆえの、「ゲゲゲの女房」の山本むつみの脚本起用なんじゃあないでしょうかね。


うーん、何か良いことばかり書いてますが

少し不安もありまして・・・

これは、幕末ものですが、多分後半は明治時代に入って

しかも同志社の創設者の新島襄、八重はその妻になるわけで

どうみたって、幕末の動乱よりは事件性に乏しい。

その辺りを、どう描いていけるのか・・・ぐらいでしょうか(笑)


さあ、半年後、或いは年末、どう評価が変わってしまうか(笑)

それとも、この高評価のままなのか・・・

どっちなんでしょうかね(笑)




【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]
価格:1,100円(税込、送料別)


 

どーも、メガネおやじです。

その前にポチッとしていただければ
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ 


えー、今さらですが私は中年のオッサンでありまして

当然のごとく、今の漫画やアニメは詳しくはないです。


しかし、いくらなんでも「金田一少年の事件簿」ぐらいは知っている。


というより、以前の漫画も

堂本剛が主演のドラマも結構好きで見てました。


まあ、元々ミステリー好きなもんで

そういうところにも、喰いついてみたという感じですが(笑)


漫画の方は、トリック等はチープでパクリもあるんですが

少年漫画なんでね(笑)


で、それよりもドラマの方が印象深い。

基本は原作漫画に忠実なのに、漫画よりも良い、という

まあ今じゃあ考えられんような(笑)ドラマだったね(笑)


そういうこともあって、今回、8年ぶりにドラマ化されたというんで

観てみました。

ほとんど、こりゃあオッサンが観るもんじゃあないんだろうな・・

という予感はあったんですがね(笑)


金田一少年の事件簿
「香港九龍財宝殺人事件」


出演:山田涼介 川口春奈 有岡大貴 ウーズン V.I 桐谷健太 
   矢野浩二 小松拓也 福本幸子 畠山彩奈 水田航生
   ビビアン・スー(特別出演) エリック・ツァン

原作:天樹征丸  漫画:さとうふみや(講談社)
脚本:天樹征丸  主題歌:「ミステリー ヴァージン」山田涼介(ジェイ・ストーム)
チーフプロデューサー:神蔵 克 大平 太
プロデューサー:櫨山裕子 内山雅博(オフィス・クレッシェンド)
演出:木村ひさし

香港で開催される世界的なファッションショー「東京ガーリーモード」のメインモデルが行方不明になり、モデルと瓜二つの美雪(川口春奈)に代役の依頼が舞い込むことから物語は始まる。
香港に降り立った金田一一(山田涼介)、佐木竜二(有岡大貴)らはショーまでの間に香港での観光を楽しむが、その最中に美雪が誘拐されてしまい、直後、携帯に「けいさつにいえばおんなのいのちはない」とメッセージが届く。メールには美雪の写真が添付され、しばらくすると血まみれの死体の写真に変わった。そして画面には「毒龍」という文字が…。その後、一同は凄惨な連続殺人事件に巻き込まれていく…。
事件の裏には20年前に消えた“九龍財宝”が関わっているのか? 果たして事件の真相は? 一は無事、美雪を助け出すことが出来るのか?



 


うーん、やっぱりオッサンが観るもんじゃあなかった(笑)


まあ、アイドルや漫画が好きな中高生や、ライトコミック何かが好きな子達

が週末に楽しむのには、お手頃なドラマですね。


じゃあ、何で最後まで観たんだ?ですが

あまりの荒唐無稽さについ、ツッコみながら観てしまったのと(笑)

もう一つの要因が・・これは後で書きます。


まず言いたいのは、

なんで、この内容のものを大げさに「日本テレビ開局60周年記念ドラマ」

などとしたのか・・・

普通に2時間ドラマとしてやりゃあいいもんを(笑)


しかもオッサンには苦痛だったのが

知ってる俳優が4人しか出てない(笑)

後は、誰だ?これ~状態で(笑)


主演の山田涼介、この子は何か見たことある(笑)


確か、以前にマザコンのドラマでも主演をやっていたような・・

ただジャニーズの「Hey!Say!JUMP」って、オッサンが知ってるわけない(笑)


ただねー、よく健闘してましたよ。

少々美少年ぽくて、原作のイメージや、あの堂本剛に比べられるのは

可哀想ではあります。

原作や、堂本剛の様なコミカルなとぼけた感じを出すのは無理がありますね。

もっと彼にあった新しい金田一をやらしてやりゃあいいのに・・と思ってしまった。

まあ、オッサンなんでつい父親目線で若い子には甘くなるな(笑)


 


後は知ってるのは、桐谷健太、ビビアン・スー、そして

なんとあの「インファナル・アフェア」のエリック・ツァンが

出てたのは、びっくりした・・・勿体ねーなこんな役じゃあ(笑)



で、他の台湾の役者やその他は、みーんな知らん(笑)

しかも台湾の役者だけ吹き替えって(笑)違和感バリバリだろー


で、肝心の美雪役の女の子もなー、歴代の美雪役の女優と比べては

あまりにも知らなさすぎる(笑)

それともオッサンが知らんだけか?それならしゃーないが(笑)


 


で、肝心の話が、もうツッコミどころだらけで(笑)

これはこれで楽しんだんですがね。

ネタバレになるんで詳しくは言いませんが

それにしても、九龍の財宝の本当の正体がアレで(笑)

それを、何故か台湾の刑事だけで探してる?そんなバカな-

で、なんで台湾の刑事が香港警察を指揮できるんだ?(笑)

大笑いです(笑)楽しんだ-(笑)

もう、こんなツッコミどころばっかりでした。



肝心のトリックに至っては、もうお粗末も良い所で

大ネタのトリックなんて、完全に島田荘司の影響丸解りでしたね。


まあ、原作者で今回脚本まで書いてしまった天樹征丸は

漫画のトリックで、島田荘司の「占星術殺人事件」のトリックを

丸ごとパクルという情けない奴なんで、しょうがないですが(笑)


古今東西、ミステリーのトリックなんて、以前の焼き直しがほとんどですが

どこか工夫してるもんですが、この人はそのまんまなんでね(笑)

少年漫画の原作だから許されてるようなもんで・・


ですから、今回もあー又かーてなもんですな(笑)


 


でも、私は最後まで観ちゃったんですよねーこれが。

その最大の理由は、きわめて個人的な趣味でして、


ビビアン・スーがいい女になってた!これだけです!



いやー、今37歳ですか・・・

私の大好きなアラフォーじゃあないですか(笑)

やっぱり女はこれぐらいの年齢からが一番いい(笑)


後は、オッサンにはしんどいけど、ツッコみながら観ちゃったドラマでした。



うーん、やっぱり「金田一」は

堂本剛主演、堤幸彦監督のあの雰囲気で、連ドラ1時間枠。

これが最もピッタリ合うなー、と再認識しました。



主演の山田君、頑張ってたんですけどねー、惜しいなーという所です。


ただ、これをアジア各地で同時放送したそうですが・・・

無茶なことをするなー

せめて、アジア各地のお子様向けとして放送してほしいもんだ






どーも、メガネおやじです。

その前にポチッとしていただければ
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ 



皆さん、明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。


さて、今年最初に取り上げるのは

毎年恒例となりました、ドラマ「相棒」の正月スペシャルです。


まあ、作品のクオリティについては

いつも高い水準を維持しているこのシリーズなんで

どのドラマを観るよりも期待してしまいますね。


で、今年はというと

例年とは違うテイストの、まあ異色と言っていい作品となってました。



相棒11「アリス」



出演:水谷豊 成宮寛貴 鈴木杏樹 真飛聖 石坂浩二 川原和久 
   大谷亮介 山中崇史 山西惇 六角精児 小野了 片桐竜次
   波瑠 滝藤賢一 藤田弓子 中原丈雄 酒井和歌子


演出: 和泉聖治  脚本: 太田愛


右京(水谷豊)は、ロンドン在住時代に知り合った古い友人・朋子(酒井和歌子)が亡くなったと連絡を受ける。彼女が死に際に残した「ヒナギクじゃなかった…。茜が危ない」という言葉の真相を調べるため、朋子の親族である茜(波瑠)の元へ向かう。そこで右京は57年前に起きた朋子の曽祖父が経営するホテルの火災事故と、高校時代の朋子の友人・瑠璃子(広瀬アリス)の失踪事件までさかのぼって調査することに。さらに警察が抱える闇の組織など、数々の困難に立ち向かっていく右京。現在と過去に起こる事件の解決に奔走する右京と享(成宮寛貴)は、無事事件を解決することができるのか…!?


 
 
 
う~ん、このシリーズには、刑事ドラマとしては

異色な話が度々登場しますが、今回もその一つでした。


なにか、海外のゴシックミステリー

例えばイギリスの作家、ロバート・ゴダードのような色合いを

感じましたね。


杉下右京や甲斐享ではなく、その家に関係する青年なんかが主人公で

過去の事件を調べるうちに、現在の事件に巻き込まれていく。

で、その裏には歴史の闇が関係している・・・

あー、まさしくゴダードの世界だ。

しかも結構昔ながらの正統派ミステリーの手法が

随所にみられる。


そう、これはドラマというよりは、小説にした方が

より面白そうな話なんですよ。



なもんで、例年の「相棒」の正月特番にみられる

テロや誘拐といった事件の派手さとは無縁です。

したがって、好き嫌いがはっきり分かれる話ですね。


 


この手のミステリー好きには面白くても、

刑事ドラマの相棒が好きな人には、今一つでしょう。


私ですか?もちろん前者です。

古典的ミステリー小説何か大好きですし、ゴダードも好きですし。

というよりこういった作風のミステリーをドラマにした。

このことにまず、賛辞を送りたい。

「相棒」にしか、こんなのを正月特番ではできないですよね。


ただ、えてしてこういう作品に共通するのは

中盤がどうしてもだれてしまうことです。

事件絡みの過去をどうしても追いかけるんで

サスペンス要素や派手なアクションがない分、間延びしてしまうのは

しかたないんですよね。


しかも肝心のヒロイン役。

私は全然知りませんで(笑)誰?この女優ってもんで(笑)

で、あまり個性的でもなく、魅力もあまり感じなかった。

そのせいもあって、中盤がより間延びした感は否めない



普通は、有名どころを持ってくるんでしょうけどね。

まあ、こういう配役が成立しちゃうのも相棒だけでして

他のドラマじゃあ、まあ考えられない。

それでも、もう少しキャスティングを考えてほしかったね。

 


それでも、57年前の少女の失踪とホテルの火災の裏にある

華族の隠し財産、そして警察庁誕生の係る秘密文書など

「相棒」らしいケレンミも入っていて、私は楽しめました。


ラストで杉下右京・水谷豊によって明らかになる

真相によって、アリスー永遠のお茶会ー時間が止まったままの世界

とつながるのは、

この脚本家・太田愛の女性ならではの感性でしょう。

そういえば、この脚本家は、小説も書いてますんで

この話も小説的なのも納得がいきますね。



57年前の少女たちの描写も、セピアがかった画面が効いていてよかった。

特に失踪した少女役の女優のラストの演技に惹かれました。

なんていう女優なんだろう、と調べたらなんと

広瀬アリスという女優でした。

名前がアリス・・偶然かそれとも名前で選んだかは知りませんが(笑)


 


後気になったのが、今回登場した

甲斐亨・成宮寛貴の同期の婦警。

名前はど忘れしましたが(笑)途中で柔道3段の腕前でアクションを披露してくれました。


今後、準レギュラーとして度々登場してくる予感がします。

というより、恋人役の真飛聖はいらないから(笑)

最初から彼女を絡ませれば、もっと甲斐亨・成宮寛貴のキャラが

活きたのになーと思ってしまった。


まあ、いろいろ書きましたが、「相棒」は別格ですね。

もう、正月のドラマはこれだけでいいや(笑)



 


 

どーも、メガネおやじです。

その前にポチッとしていただければ
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ 


えー、昨日東京より戻ってまいりました。


前回でも触れたとおり、聖子ちゃんが舞浜アンフィシアターで行った

初のバラードコンサートSEIKO”Ballad”の2日目の夜の部に

私、メガネおやじ参戦してまいりました!


一列目、すなわち最前列です!

目の前に、あの松田聖子です。


最初の曲が「瑠璃色の地球」だったんですが

ステージの中央にせリ上がってきたその姿を観た瞬間から

歌は聴こえてくるんだけれど、

もう心ここにあらずで、ボーっと舞い上がってしまいまして(笑)


何故、女神さまがここにいるんだ?

という状態でして(笑)


恥ずかしながら、じっくり歌を聴けるまでに

かなりの時間を要してしまいました、アー我ながら情けない(笑)


でもね、ステージの聖子ちゃんは、めちゃめちゃ綺麗なんすよ、これが(笑)

で、透き通るように白いんすよ。

ドレスから見える背中のラインなんか、芸術なんすから(笑)

そりゃあ、オッサンが夢心地になってもしょうがないでしょう(笑)
 
 


 

 


えー、オッサンが舞いあがった話はどうでもいいんで(笑)

コンサート自体は、もう最高でした。

初の試みとはいえ、聖子ちゃんにはバラードの名曲が

それこそごまんとあるんで、その名曲を生で聴けるだけでも

いいのは当たり前なんですが、それだけじゃあない。


それこそ、ファンなら垂涎のあの80年代のレア曲を

思った以上に歌ってくれたんですから堪らんです。


で、これが一番なんですが

聖子ちゃんの歌が、もう抜群でした。


曲によって歌い方、声の出し方まで違ってます。

あの80年代の懐かしいレア曲なんて

アイドル時代とそん色ない歌声です。

私は、耳を疑いましたもん。

えー、こんな声、今も出せるんだーと驚嘆しました。


うーん、もうねーこれは聖子ちゃんがいかに日頃から

努力して摂生と訓練をしているかが証明されましたね。



失礼ながら、御年50の中年女性がおいそれと

30年前の曲を、その当時の歌声では歌えませんよ。


改めて松田聖子という歌手が、いかに奇跡的な存在か思い知りました。



 


だってねー、歌うますぎるんだもん。

ここまで歌える歌手、そうそういないですよ。

あー、松田聖子のファンで良かったー!


この聖子ちゃんを、大多数の国民が知らないんだぜ

勿体ないッたらありゃあしない(笑)


以上、目の前で生聖子を観て、いまだに夢心地な

中年のオッサンがお送りしました(笑)

聖子ファン以外は、なんのこっちゃでしょうが、どうかご勘弁を。

なんせ、いまだに舞い上がっちゃってるんですから(笑)



※えー、このコンサートの詳しいレポートは、

夏のコンサート同様、私の聖子ちゃんブログにて近日公開しますんで

よろしければ、ご覧ください。



今回の記事で、今年のこのブログは終了です。

今年一年、アホなオッサンの自分勝手な記事におつきあいくださり

本当にありがとうございました。

来年も、ひきつづきよろしくお願いします。


では、皆さん良いお年をお迎えくださいませ。



Seiko Ballads: Sweet Memories 【CD】
価格:2,363円(税込、送料別)